さて、問題は車両です。
乗用庭園鉄道をイメージしたのですから、人形を乗せて走る車両をつくらなければなりません。
最初はHOn30の機関車に人形を乗せたトレーラーを牽かせようと考えたのですが、この急カーブではとても無理。
人形が乗せられる動力車を誂えることにして、ジャンクボックスを物色したら、その昔に作りかけてほったらかしてあったNゲージ動力ユニット改造の下回りが出てきました。
これ幸いと、この上にそれらしい座席を持った車体を作ってかぶせることにしました。
設計図もラフスケッチさえも無い、まるで子供の粘土細工のような工作です。ゆがみやずれもご愛敬のうち、と考えてひたすら工作を進めます。
できあがったのは、真鍮板と角線で適当に椅子をつくり、前後に手すりをくっつけただけでモーターも丸見えの何ともいい加減なシロモノですが、素人工作の自家製乗用車両なんだからそういうデザインなのだと強引に納得することにしました。
塗装は一旦白を吹いてからマルーンを重ね吹きしています。ダークグレーに塗った下回りは、せっかくですからと、銀色でドライブラシしてディテールを強調しました。
最後に人形を乗せて、なにやら怪しげな自家製乗用動力車が完成。走りは結構スムーズです。
あまり走りが安定しているので、どうせなら、とトレーラーをつくってみました。乗客は黒猫くんです。
Nゲージ用の台車にプラ板でつくったフラットカータイプの上回りを乗せただけの簡単な工作です。
動力車との連結には女性アクセサリー用のチェーンをつかいました。

ところで、ゲージは1/22.5で軌間9mmですから、実物では202.5mm。約20センチ=8インチゲージということになりますね。