雑感

2009年10月18日 (日)

Voie Libre

Numero 56 Septembre et Octobre 2009 が届きました。

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いつものようにプラスチックの封筒を開いて冊子を取り出したのですが、まだなにか封筒の中にのこっています。

あれ?とおもって覗き込むと、DVDが入っていました。Le complement video おまけのビデオです。軽便マレーが牽く列車の記録フィルムとジャワ島のサトウキビ畑の蒸気のフィルムのようです。見るのがたのしみ。

今回のVoie Libreは、フライシュマンのマジックトレインをベースにした車輛が活躍する好ましいレイアウトが紹介されていて、なかなか見応え(フランス語なんでよく内容がわからない…苦笑)がありました。

アメリカ型のウェザリングがきいたガゼット風もいいけれど、最近はカラフルなヨーロッパ型が好もしく思うようになってきています。

2009年10月 4日 (日)

軽便祭に行ってきました

前日まで仕事がつまっていたので、どうなる事かと思っていたのですが、なんとかセーフ。

ほんとによれよれで会場にたどりついたものの、NGJやクリッターズクラブの面々、杉山さんご夫妻らともお話しできて、楽しい時を過ごすことが出来ました。

今回のハイライトは、やっぱり杉山製品コレクションですね。なかでもこれ、皆さんいじり倒しています(^^;;;

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まともなレポートは真面目なファンにお願いするとして、今回眼を引かれたのは真崎さんの「運材者」。一発芸全開ですな〜。希望としてはザクのように、光る眼を入れてほしい(^^;;;

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その他、あららぎさんの特別コレクションとして、この郵便ポストマグカップ! いい味出してます。これ、日本郵政グループのオリジナル商品なんだそうです。なかなかのもんです(^^;;;

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でもって、恒例のお買い物は、もちろん杉山のブースで・・・

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ガラットはとうの昔に売り切れ。今回も異様に安くついた大散財ではありました。


2009年8月25日 (火)

「建物模型工作 - Nゲージ建築施工入門」

2009年8月1日に「鉄道模型レイアウト作成入門解説本」というエントリで、

>最近は、トミーテックからの街並情景シリーズがものすごく充実してきましたし、これらの加工、切り接ぎテクニックなどをまとめた本なども需要があるのでは・・・

と書いたのですが、やっぱり出版されましたね(^^;;;

「江頭剛の建物模型工作 - Nゲージ建築施工入門」

という名前で、諸星氏の

「鉄道模型インテリア - リビングルームにフィットする、ちょっとお洒落な鉄道模型提案」

といっしょに、単身赴任先地方都市書店の趣味コーナーの棚の一番前に、平置き状態で並んでいました。

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「建物模型工作ーNゲージ建築施工入門」は、RM-MODELSに連載されていた記事をまとめたムックです。グリーンマックスはじめKATO、TOMY、トミーテックジオコレ、街コレシリーズの組み立てやキットバッシングテクニックの詳細な解説記事は、買ってきてそのまま並べるだけからもう一歩先に進みたいレイアウト製作初心者だけでなく、うまくキットを利用したいと考えているベテランにとっても参考になる技法がたくさん紹介されていて、とても役に立つ本ではないかと思います。

「鉄道模型インテリア」のほうは、インテリアとの融合という切り口からのミニレイアウト、パイク作成のテキスト本で、家具とのマッチングという発想の点で参考になります。ただ、紹介されているテクニックはこれまでの諸星本の繰り返しに近く、これはと思うような新しい技法が紹介されているわけでもないのがちょっと物足りないのですが、この本で初めて鉄道模型レイアウト工作の世界に触れる人もいるわけですから企画としては正解でしょうし、諸星氏の作例記事としてベテランの方にも参考になる点は多いかと思います。

いやほんと、こういう本がもっと系統的にいつでも手にはいるように書店に並んでいると、鉄道模型ファンの層も厚くなって喜ばしいと思うのですが(^^;;;

2009年8月24日 (月)

国際鉄道模型コンベンション(JAM)を観てきました

もうあちこちのブログで詳細にレポートされている(軽便鉄模アンテナ参照)のでいまさらなんですが、まあ、自分の興味を引いた物件をということで、

会場の入り口の混雑具合はこんな感じ。なんてったって、ガンダムエキスポとハム(アマチュア無線)フェアがありますから・・・よくまあ、こんだけ人がいるものだ。なかにはなぜか風力発電おじさん?みたいな方もおられまして、何の為にいるのかもう一つ不明?

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で、まあ、中に入って、目を引かれたのは、これ。まともな鉄道模型じゃなくてこういうオモチャに目がいってしまうのはどういうわけなんでしょうか?

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ふらふらとブースを回って行くと、なんか、盆景みたいな作品も。女性の作品ですね。こういうジャンルにも鉄道模型の世界が展開し始めているのかな、と妙な感慨を覚えました。

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NGJブースで目がとまったのは、これ。ちいさな食玩のトランクでしょうか?その中に作られた6.5mmゲージのパイクです。走っている車輛といい、雰囲気がとてもいいですね。

ブースの片隅では、キャラメルナインの車輛のウィリー走行なんてものまでやってました。お尻でレールクリーニングできるんじゃとか、ウィリーバーをつけてそこから集電すべきだ、だとか勝手な事を言って大笑い。この不真面目さがまたいいところだったりして(^^;;;

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そのほかの注目は、これ。電池式血圧計ダイヤフラムポンプで駆動するオシレーチングエンジンライブスチーム?もうちょっと実物にありそうな風なデザインにかっこつけたら、おもしろいものが出来そうです。

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今回もライブスチームのクリニックに参加して、機関車を運転させてもらって、それはそれなりにたのしくはありましたが、今回のクリニック本体はクラブのライブスチーマー2人を交えての座談会という感じで、お話を聞いていると、注意深くカムフラージュして話されてはいたものの、ことばの端々から、結局のところは、この趣味のコミュニティーに参加できるのは、もともとライブスチームの為に別宅を構えられるくらいの資産家か、大会社の役員クラスのエライさんや会社社長、医師弁護士等の高所得者であることが前提らしいことが透けて見えてきて、まあ、なんにしろ、まずは本業で頑張って成功することが自由に楽しく気持ちよく趣味を楽しめる大前提であるのは自明のことだと承知はしていますが、各人それぞれ分相応の程度というものもあることですし、フツーの薄給会社員フゼイが乗用ライブを楽しむハイソなサークルに参加するなんて、資金の面からも人間関係の面からも無理のありすぎる世界だということを思い知らされ、興ざめ・・・乗用ライブはときたま観客として触らせてもらう以外には現実味の無いものとして、ほぼ興味が失せてしまいました(^^;;;

が、その一方で、八木軽便鉄道さんは、とうとう380mmの本物の乗用鉄道の世界へ・・・お話を聞くと、専用部品は車輪と軸受けとモータだけ。あとはホームセンターで定尺ものの素材やルーバー等の建築部品を出来るだけそのまま使って作り上げたものとの事。その工夫の話を聞いているだけで、楽しくなりました。

乗ってみますか?と言われて、喜び勇んで試乗させていただきましたが、ごろごろと車輪がレールを転がって行く感覚が感じられるのがとっても気分よくて、これを庭に常設するとの話、なんだかとても羨ましくなりました。

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あと、目にとまったのは、富山ポートラムLRTのNスケール。KATOとトミーテックの両方から発売される様ですが、トミーテックの方は値段も手頃だし、7色すべて発売のようだし、これでDCCを組み込んだらちょっとおもしろいかな、と食指が伸びそうになっています。

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そのほか、手が届きそうな45mmGスケールライブとしては、アスターホビーからリニューアルした木曽ボールドウィンが発売予定。アルコール焚き、スリップエキセントリックですが軸動ポンプも装備しているし、全く新しく設計したものとの事。スチブンスンバルブギヤオプションもあるのでラジコン化も可能のようです。お値段は20万円・・・うーむ

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で、さて、今回の散財は・・・杉山模型のガーラットは完売済み。ということで、カプラーのみのお買い上げ。例年になく安くついたJAMの散財でした(^^;;;

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2009年8月16日 (日)

ひまなんで・・・

最近、カラフルなヨーロッパ型の模型が好ましくなって、そちらに食指がうつり始めているのですが、雑誌やウェブを見かえしていると、ヨーロッパの国名や有名な観光地などの地名をそのまま使ったレイアウトの作例がたくさん発表されているのに気づきました。

一種のあこがれの地の風景を模型で再現して楽しむという視点からは、とても自然な名前の付け方ですし、なるほど雰囲気もよくでていて、なかなか好いなーと思って眺めていたりするのですが、自分がこれをやったら、実際に訪れてその雰囲気を知っているわけでなし、有り合わせの輸入品キットを並べた珍妙なものになってしまいそうで、ちょっとこわいジャンルの世界です。

で、思いついたのですが、私と同じように現地をよく知らないでイメージばかりが先行した外国人が、日本風レイアウトの鉄道名を考えたら、どういうことになるんだろうか、とおもしろ半分、東京周辺の地名をダシに遊んでみました。

* トーキョーフジヤマ鉄道
* ヨコハマカルイザワ鉄道
* カントーコーシンエツ鉄道
* ニッポン地方鉄道
* ニッコートーショーグー保存鉄道
* エドトクガワショーグン王国鉄道
* イズハコネフジヤマ急行高速軽便登山鉄道
* ハラジュクロッポンギカブキチョースーパーエクスプレスライン

実際に外国人がこういう鉄道名で、日本製のストラクチャーキットや人形などを駆使してレイアウト作ったら、ジョークなのか真面目なのかよくわからないところで、それなりにシュールで面白い作品ができそうな気がします。

なんか、ちょっと、やってみたくなってきたなー(^^;;;

2009年8月 1日 (土)

鉄道模型レイアウト作成入門解説本

「かんたん!30日でつくる Nゲージ鉄道模型ミニレイアウト」が、単身赴任先の小都市の一般書店にも平積みされておりました。

諸星さんのテクニックの集大成ですね。ていねいに写真入りで解説された記事は、手元に置いておく価値有りですが、これを持ってたら、

「テーブルサイズのNゲージレイアウト―鉄道模型のコツのコツ (生活実用シリーズ)」などこれまでの諸星本や、

「鉄道模型でつくる思い出の風景―Nゲージ・レイアウト制作入門 (NHK趣味悠々)」などのNHK趣味悠々テキスト
が必要ない、というわけでもないのがミソかも。

地形や自然風景のシーナリィテクニックは、これまでの諸星本やNHK趣味悠々テキストなどの方が参考にしやすいかもしれません。

今回の本の特徴は、オリジナルのフリーランス車輛の作り方や建物の作り方、塗装、ウェザリングなど、こまかなテクニックを丁寧にみせているところでしょうね。いろいろと勉強になります・・・って、単身赴任先で、バーチャル模型工作を楽しんでいるばかりの私には、かえって欲求不満がたまったりもして・・・

最近は、トミーテックからの街並情景シリーズがものすごく充実してきましたし、これらの加工、切り接ぎテクニックなどをまとめた本なども需要があるのでは・・・

2009年7月18日 (土)

フォルクスワーゲンの軽自動車

まちかどに黄色いフォルクスワーゲンの軽自動車が駐車しているのを見つけました。

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そのままかわいいナローのレールカーになりそうです。そういやこういうのを作ったことがあったんですが、あんまりナローっぽくなかったしなあ。

ところで、フォルクスワーゲンってVolkswagenと書くんですよね。「それってほんとはフォルクスバーゲンって発音するんじゃないの?」と嫁さんから茶々が入りました。「だって、ベーエムベーっていうじゃない?」とのこと。確かにそうかも・・・ドイツ語、第二外国語のはずでしたが、もう、ようわからん・・・

で、わたしがひろげてほったらかしにしていた雑誌からMODELLWAGENの文字をめざとく見つけて、
「あ、モデルバーゲンだって♪ これって、ドイツのでんしゃ(嫁さんにとってはSLもDLもレイルカーもすべて「でんしゃ」です!)の模型のバーゲン品専門店なのお? このあいだから欲しいとかいってたヨーロッパのでんしゃの模型、ここで買ったら〜♪」

あのねえ・・・バーゲン違いでしょ? わかっててなんでそういうふうに強引に話を持って行くの?・・・これはもう、なんかいいたいことがあるんじゃないかとしか思えないような・・・なんだか不穏な雲行きです・・・

2009年6月20日 (土)

モデルアイゼンバーンクラブ運転会

今週は運良く単身赴任先から帰る事が出来たので、先日、静岡グランシップで行われたトレインフェスタに参加されていたモデルアイゼンバーンクラブの運転会にお邪魔してきました。

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あちこちで展示運転会を行っている組み立て式レイアウトは、メルクリンとロコの道床付き組み立て線路をシーナリィつきのモジュールに置くという構成で、線路にかなり浮き沈みがありますが、ヨーロッパ製の模型は全く脱線もせずスムーズに走り抜けて行きます。組み立てた車輛がなんとか走るだけで大成功というナローの世界とは全く別物の世界です。模型製品自体が運転を楽しくというコンセプトに徹した設計なんですね。

最近の鉄道模型というと、ジオラマばやりで、いろいろ御託を並べて精密でリアルなモジュールを目指すのが王道のようなところがなきにしもあらずですが、こういう適度に作り込まれたシーナリーの中を走らせるモジュールレイアウトは見ていて肩が凝らず楽しいです。

ところで、うちにも鴨居運転盤がある事はあってアメリカ型の列車を走らせていますが、ヨーロッパ型モデルの方がどうも走行がスムーズなように思えるのはどうしてでしょうか?こんどじっくり走らせ比べてみたいと思っています(^^;;;


2009年6月 4日 (木)

東京インターナショナルミニチュアショウ

2009年 第11回 東京インターナショナルミニチュアショウなんてのがあるのを初めて知りました。

「日本ドールハウス協会」主催のイベントのようですが、公式ウェブページを見る限り、なんか、妙に迫力あります。

有料のワークショップもたくさん開かれるようですし、ウェルカムパーティーも開催されるとのこと。

女性は元気が良いですねえ(^^;;;

場所は、浜松町 都立産業貿易センター、というから、鉄道模型ファンにもなじみのある場所のようで・・・期日:6月20日(土)~21日(日)、入場料:当日券(税込):1日券¥1,500だそうです。

かなりのお客さんを見込んでいるのでしょうか?

女性の間では、手芸の流れでかなり愛好者がいるのでしょうか?

鉄道模型みたいにメディアに騒がれたりはしていませんが、それだけにこなれた趣味手芸の世界なのかも知れません。

しかし、「ねんドル 岡田ひとみ さん」って・・・なにものだ???

だれか、見に行ってレポートしてくれませんかねえ(^^;;;

2009年5月30日 (土)

鉄道模型界での50歳を境にした世代間の断絶について?

軽便鉄模アンテナ雑記帳に、「50代以上は信じるな」というお題で話が展開されていました。

曰く、この年齢を境に、鉄道模型の原体験がブラス(金属)製かプラ大量生産品かに分かれるので、模型界での世代間断絶が問題になるだろう、とのこと。

安価なプラスチック製の大量生産品に対して、高価で精密な金属製、特にブラス製の製品をスタンダード、高級品と感じるセンスのことを問題にしているのでしょうか。それとも工作するかしないかという工作的指向のことでしょうか。

精密さに関して言えば、40〜50年前、現在50歳前後以上の世代が子供時代、初めて鉄道模型に触れた時代には、一部の超精密モデルや高級品を除けば、入門レベルのブラスモデルの精密さなんて、そのころのNゲージのプラモールドと比較しても、決して自慢できるようなものではなかったはずです。

その一方で、当時、精密なディテールを持つ大量生産品スケールモデルとして、メルクリン製品などに代表されるダイカスト一体成形、一部部品や客貨車などプラスチック成形の完成品が高級デパートの鉄道模型売り場を中心に、たくさん流通していたことにも注意を払う必要があります。

つまり、金属製を高級と感じる感覚について言えば、製品の精密度や、工作材料としての技術的素材的適性などではなく、製品、完成品を所有したときにどういう素材、つまり高級なとか価値があるとか感じられる素材で出来ているか、というきわめて感覚的な、スノッブな要素の影響が強いのではと思えるふしがないでもありません(注*)。

工作好きには材料の違いによる高級感の差なんて、ほとんど意味をなしません。材料の違いに関して、あえて言えば、プラや木や紙は金属に比べて工作も取り扱いも楽ですが、強度がなく経年変化に弱い。一方ブラスなどの金属は、ハンダというやり直しの効く瞬間接着剤が利用でき、強度も高いけれど、工作に時間と専用の工具とテクニックが必要、というくらいのもので、要求する性質、機能や強度によって、適材適所で材料を使いわけるというだけの話です。

よく、しっかりした金属製の模型は100年経っても大丈夫、なんていいますが、模型工作が好きな方には、模型なんて所詮は作ることが楽しみで、所有すること、もしくは、既に完成し調整が終わった作品や市販の製品を走らせることは、その付属的意味合いしかありませんから、保存性などという要素はかなり以上にその優先順位が低くなります(注**)。

しかし、工芸品や骨董的意味合いでのコレクションや投機が目的ということなら話は別です。この場合は保存性が一番大事なポイントになるでしょう。

ということは、50歳を境にした断絶というのは、工作趣味を持つ人の感覚によるものではなくて、完成品コレクターの間での感覚によるものなのでは、と思えます。

また、だいたいにおいて、現在の50歳以上、特に50代後半から上の世代の方々というのは、戦後高度成長期とバブルの恩恵で、特に秀でた才能や能力を持たずとも十分以上の金と地位と安定した生活を手に入れることが出来、底の浅い成功体験による的外れなプライドをもてあましている非常に身勝手で攻撃的な、つまりよくも悪くも積極的かつ活動的な世代でもあるわけで、そういうひとたちの強烈な承認願望、差別化願望が、すべからく、自らの原体験に基づいた「鉄道模型」というものに対する常識や定義を強調し、後に続く世代に対して優位に立とうとしている、というのが「断絶」が問題となる本当の理由なのでは、と感じます。

ま、それにくわえて、かどうかわかりませんが、軽便アンテナ雑記帳にコメントしたように、今年はプラレール誕生50周年にあたるのですね

つまり、50歳前後より下の世代は、プラレール世代(プラスチック製おもちゃ世代)、それ以上の世代はブリキのおもちゃ世代、というわけで、みなさん大好き、わたくし大嫌いなノスタルジー的感覚も手伝って、一部の工作好きな人を除く一般的コレクター寄りの鉄道模型趣味人の間で、軽便鉄模アンテナ雑記帳が危惧するような「断絶」の問題が起こる可能性は、充分以上にあるのではないかと思います。

注* この感覚が高じると、純金で出来たプラレール並みの造形の「シロクニ」だとか「デゴイチ」だとか「貴婦人」などという「エスエル」(苦笑)が、自慢げに床の間に飾られていたりするようになるのだろうなと、ひそかに想像して楽しんでいる次第です。

注** 東京ソリッドモデル展示会で、出品者の方にお話を聞いたときにも、そんな話が出てきました。「何年もかかって丹精こめて作られた作品の保管はどうしているんですか、傷みはないですか」という質問に、「みなさん、作るのが楽しいんですね。だから、保管はいいかげんなもので、私もですけど、段ボール箱に放り込んであるのなんてざらですよ。飾ったりなんかしているのは珍しいですね。ほんとうは、博物館みたいにアクリルケースに入れて湿度管理なんかしないと長持ちしないのはわかってるんですけどね。だから、展示会に出すというので箱から出したら塗装にひびが入っていたりして(笑)。ほかにも他人にあげちゃったり、手元に残っている作品の方がすくなかったりするんじゃないですか」という返事が返ってきました。工芸品として見たら、それこそ何十万円と値段がつきそうな作品でもこの調子です。また、材料も伝統的な木製だけではなくあらゆる材料を適材適所で使いこなしているとのことでした。ですからモデラーとしては、木製のソリッドであることに特にヴィンテージ的な価値など見いだしてさえもいないというのが実情のようです。


2009.5.30 追記

模型工作好きに取って、保存性など二の次みたいに書きましたが、もちろん作った後も長く確実に正常に動作する、もしくは形を保つ事を目的とする場合はまた話が別です。耐久性のある、経年変化が少ない材料をつかい狂いが出ないように工夫する事もまた、工作の目的の一部となります。それがたまたま保存性の良さと一致するだけの話です。

ところで、実用品の場合は、とにもかくにも、保存性?つまり耐久性信頼性が問題になります。たとえば、以前に取り上げた事のある病院カルテ搬送システムの抜群の耐久性信頼性は的確なメンテナンスに裏打ちされているとはいえ、あらためて感嘆すべきものですね。

2009年5月24日 (日)

トレインドリンク

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高速道路のパーキングエリアの売店においてありました。

なんだ?とおもって手に取ってみたら、なんのことはない、四角いペットボトルの飲み口の方にコップになるような四角い蓋がかぶせてあって、全体にJRの電車に見えるようなの柄のラッピングがしてあるだけ、のしろものでした(^^;;;

中身は、どうも、ただのお茶????

当然パス。

だって、これで、税込み368円はどう考えても高い!

こんなん、買う人おるんでしょうか?????????

2009年5月23日 (土)

これも鉄道模型?

新聞の通信販売全面広告の中に、パソコン学習ソフト、仔牛皮ベルト腕時計、汗がにおわない帽子、カラオケつきラジカセ、椅子付きリュック、研がないでも良い包丁、極小補聴器、入歯クリーナー、増毛ふりかけ?等に混じって掲載されていました。

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やっぱり団塊から上の世代ねらいの商品なのでしょうか?それとも団塊世代が孫にと購入することを期待している?

しかし、どうにもコンセプトが中途半端なような気がします。

うたい文句に、

機関車・線路・リモコン付き、D51機関車がRCで全長6.1mの線路の上を疾走!NゲージやHOゲージの規格を遙かに上回る全長50センチのビッグスケール!なつかしの汽笛や蒸気のサウンド!ヘッドライトがリアルに点灯。キャブ内も作り込まれている。炭水車の背面にもプレートが。現存する498号機を再現!ロッドの動きも見事!

とくれば、まあ、あまり鉄道模型にご縁の無かった年配の方をターゲットとした製品なんだろうなとおもいますが、はたして18,690円は手頃な値段設定なのでしょうか?

みたところ、レールも車輪もプラのようで、レールはエガーバーンの線路みたいに広い枕木の間隔が、ちょっと愉快です。

でもって、肝心のスケール、ゲージは記載されていませんでした。おそらくは1番ゲージ程度なのだろうと思われますが、はてさて、どれだけ売れるのでしょうか?なんか、妙に気になる商品の通販記事でした(^^;;;

2009年5月17日 (日)

静岡ホビーウィークレポートです

雨がぽつぽつ降る中を、静岡ホビーウィークのイベントとして開催された、第48回静岡ホビーショー、グランシップトレインフェスタ、タミヤ・オープンハウス、バンダイパブリックビューイング、を一回りしてきました。

なににおどろいたかって、どこへいってもとにかくものすごい人。それが、ほんとに普通の家族連れやいかにも地元のフツーの青少年におじさんおばさんがめだったこと。

それでもって、そのフツーの家族連れや青少年やおじさんおばさんが、これまたフツーに模型各社のブースで新製品を眺め、製品や部品や工具やジャンクを購入し、やたらレベルの高い模型クラブの作品展示をうれしそうに眺め、タミヤの本社で社内の様子を見学しプラモデルを組み立て、オープンデー特別価格の製品やアウトレット商品を買い求め、トレインフェスタで駅弁をたべながら、鉄道模型や鉄道グッズ、ライブスチームを楽しんでいる事でした。

いやはや、ビッグサイトで行われる鉄道模型コンベンションや、軽便祭などと、なんと雰囲気の違うこと・・・唯一例外的にオタクが目立ったのはガンプラファンの聖地、バンダイホビーセンターでしたが、これはまあ、そのキャラの性格上、しかたないかもしれません。

バンダイの場合は例外とするとして、東京でのこの種のイベントというと、どこかかならず、オタッキーな雰囲気がそこはかとなく漂うものなのですが・・・静岡というところは、ほんとに模型、ホビーが身近にある街なのだなと感じる体験でした。

能書きはこの辺で置いといて、さて、本題のレポートです。総覧的な写真付きレポートその他は、熱心なファンがすでにアップしているでしょうから、それは「静岡ホビーショー2009」でググっていただく事として、あくまで私自身の興味を引いたものだけ、必要以外は特に詳しい解説を掲げず、観覧した時系列順に写真を並べ立てます。

ブログに写真をアップするのはとってもめんどうでじかんがかかるので、こちらのページにまとめておきました。画像がとんでもなく多いのでご注意のほどを。鉄道模型関係だけを取り出してレポートしているわけではないので、ま、こんなもんもあったぞ、という雰囲気でご覧ください。

2009年5月10日 (日)

静岡はほんとにホビーの街なんですね。

よい天気の日曜日、三保の松原まで太平洋岸自転車道-県道静岡清水自転車道をポタリングしてきました。

街中から海岸に出る道でいきなり、昔懐かしスタイルの模型屋さんに遭遇。こんな雰囲気の模型店なんて、いまどきまだ生息していたのか、と思わず写真を撮ってしまいました。

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海岸通をしばらく進むと、模型エンジンの爆音らしいものが・・・浜辺で模型ヘリコプターを飛ばす人がおりました。

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さらに海岸線を進むと、こんどはモータグライダーを飛ばすグループが...さすが模型とホビーの街、静岡!

おもわず声をかけたら、模型談義に花が咲き、一時間近くも話し込んでしまいました(^^;;;

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で、これが、「羽衣の松」です。一代目が老齢化しているので、クローンを取って、2代目の松が植えられていました。

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前にある自転車はかれこれ20年近くなるビアンキです。一時腰をいためて、ハンドルをライザーに変えたりサドルに詰め物をしてカバーをかぶせたりタイヤをスリックにしたりして妙なカッコウになっていますが、いまも立派に現役です。

しかし、こうやってしげしげとながめると、本来の姿に比べてなにか頭でっかちに見えて、持ち主の趣向にならい、ナロー風のスタイルになってしまっているのに気づいて思わず苦笑してしまいました。

2009年4月29日 (水)

アイデアや情報を使わせてもらったときのマナー

模型関係のウェブページを見ていると、ときどき、すでに他人が公開(紹介?)しているちょっとオリジナリティーのあるアイデアや技法を、さも自分のアイデアや技法のように発表or紹介する例がみられて、困惑する事があります。(注:普遍化した基礎技法の実践例などの紹介はこの話題の対象ではありません。念のため)

また、そういう盗人たけだけしい(笑)例ではなくとも、「とあるページでみかけたのだが」とか「あるところでやっているのを見て」などと、あえて引用をせず、出所をぼかし、オリジナルをしっかりとリスペクトせずに、その技法を自分が改良完成したかのように(苦笑)紹介している例もしばしばみられますが、こういうのは見ていてなんとなく不快な気分に襲われます。

著作権どうこうという難しい話は横においとくとして、ウェブページなどで公開されているのだから、いちおうは自由にまねをしてもかまわない技法だろうと考えたとしても、技法を見たページや作者?がわかっているのならリンクを張ったり、差し支えない範囲で具体的にその技法を見た場を示したり、出来る限り出所を明らかにしてオリジナルの作者、発案者、情報提供者に敬意を払うのが、良識ある人間の態度、マナーだと思うのですが、どうなのでしょう?

私の場合は、アイデアをつかわせていただいたときは、出来る限りそのアイデアが掲載されているページにリンクを張ったり、差し支えないと思われる範囲で紹介するなど、オリジナルの情報を提供してくれた方へのリスペクトを欠かさないようにしているつもりです。

だからといって、他人もそうすべきだ、などと言っているわけでは決してありません。

「そんなもの、ひとの勝手だろ!」というのがその種の人たちの感覚でしょうし、技法や情報を引用、盗用?(苦笑)するにあたってどういう作法で行うのか、どういう行動をとるかは、その人の感性や常識、品格、品性を如実に表すものですから、言ったところで逆切れされるのが落ちでしょう。

ですから、頼まれもしないのにその種の方々に係り煩って、いたずらに良識や道徳心を説き諌めるなどという賢しらな事をし、トラブルに巻き込まれる気など、毛頭ありません。

が、模型関係の狭い世界でなくとも、特にネットの上ではオリジナルの情報の所在はいずれわかるものですし、意図的にオリジナルをリスペクトしないように見えるウェブ記事の書き方などをみかけるにつけ、「だからこいつらオタクは良識に欠けるんだ」といわれかねないと感じます。

模型一般ばかりでなく鉄道模型も一部のオタク世界から一般の人々に認知される趣味になってきた昨今、このあたりの作法、常識については、自分自身への戒めも兼ねて、気をつけていきたいものだと思います。

追記:

とまあ、こんなエントリーを書いた手前、電源タイマー作成の参考にさせていただいた555タイマーなどという、ネットで検索したら確実にトップに出てくるし出版化もされている超有名&超ポピュラーウェブページなので、「ネットでそのものずばりの回路をみつけて」と記載するだけで十分だろうと考えてリンクしていなかったページへも、しっかりリンクを張り直しておきました。自重自戒、です(^^;;;

2009年3月22日 (日)

東京ソリッドモデルクラブ展示会

船の科学館別館「羊蹄丸」の中で開催されている、TMSC東京ソリッドモデルクラブ創立55周年記念展示会を見学してきました。

ソリッドモデルというのは、木を一から削り出してスクラッチビルドする飛行機模型ですが、こんなに奇麗なものとは、実物を見るまで知りませんでした。自然に磨き込まれたような塗装が独特の質感を醸し出していて、最近のウェザリング技法等を駆使したリアリスティックなプラスチックモデルの作品とは雰囲気がまったく違うように思えました。

精密な彩色、マーキング、ノーズアートなども手書きで仕上げられているものが多く、リベットワーキングや主翼折り畳み機構、ランディングギアなどの稼働など、驚くような精密さのモデルがゾロゾロと並んでいるのには圧倒されるばかりでした。

おうかがいすれば、1機につき、3、4年もかけて製作される方もざらとか。倶楽部のメンバーは、やはりお年を召された方が多いそうで、平均年齢は60歳以上。若い方は工作があまり得意ではないみたいですね、ということで、この趣味を楽しまれる方は少ないとの事です。

会場の様子はこちらからどうぞ

いちばん気に入った作品はこれでした(^^;;;

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昔はこんなキットが発売されていたそうです。

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これは製作途中のもの

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これがみんな、手書きだそうです。

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帰りがけにラウンジプロムナードギャラリーを覗くと、木製帆船模型同好会 ザ・ロープの作品が展示されていて、こんな好ましいジオラマ作品が目を引きました。カナダの風景だそうですが、ちょっとメイン州のサンディリバー鉄道沿線の風景を惹起させる雰囲気ですね。

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2009年3月14日 (土)

鉄道模型趣味の継続期間と熱中について

他の趣味に比べて、鉄道模型趣味は長年にわたって楽しんでいる方が多い方だと思いますが、どうでしょうか?

私の鉄道模型趣味関係の知り合いを見回しても、鉄道ファン(いわゆる鉄ちゃん)、模型工作好きの違いにかかわらず、子供の頃から鉄道模型趣味に親しんできた方々が多いように思います。途中、就職や結婚などで一時中断し、長じてこの趣味を再開したという例にも事欠きません。

ただ、大人になってからこの趣味を始められた方のなかには、ものすごい熱意と資力で急速にコレクションや模型工作にのめり込む例が見られるようです。

ネットをみていると、そういう方は、長年鉄道模型趣味に親しんでいる人たちとはまったく違うスピードとサイクルと熱心さを持って活動を展開し、ウェブページを更新していらっしゃるのですが、ある一定の期間が過ぎると更新がぴたりと止まり、そのまま放置状態になってしまう、という例がしばしば見られます。ウェブに露出している方々というのはなかでも熱心な、ほんの一部の方々でしょうから、その後ろには同じような行動パターンを取られている方々が山のようにいるのだろうと想像します。

何か事情があったのか、あきちゃったのか、よくわかりませんが、そこが子供の頃から鉄道模型趣味に親しんでいる人と大人になってからこの趣味に参入した方の一番の違いのように思えます。そもそも、なにかしら趣味を持とうと考え、おとなの趣味として鉄道模型を選ぶ、ということ自体から、そのスタンスが違うのかもしれません。

たまに、そういう方々から、「鉄道模型はもう遊び尽くした」とか「もうやることがなくなった」というようなことを聞いたりもします。その人達にとっては、なべて趣味というのはそういうものなのでしょう。

しかし、元々ものをつくることが好きな方は、すこし行動形態がちがうようで、模型工作という視点からこの趣味を長く続けられることも多いようですが、それでも限界はあるようです。

どちらがいいとかわるいとか言っているのではありません。ただ、この鉄道模型という趣味は、ひたすら自己完結型かつ自己満足型であることも、大人になってから参入した方々が、この趣味を極めたと宣言したり、飽きてしまったりして離れて行く理由になっているのかもしれません。

見方を変えれば、そういう方達のほうが、進取の気質に富んでいる、というか、社交的な、つまり社会的に成熟した気質であるといってもいいでしょう。

もっとも、この趣味を長く続けられている方々には、素晴らしく豊富な知識と経験、そして技量を持ち、素晴らしい作品を次々と発表されていたり、すばらしいコレクションをされておられる方々もたくさんおられます。いわゆる「熱中人」という方々ですね。

としたら、私のように、幼い頃からもう半世紀ほどもずっとかわらず鉄道模型の模型工作を、つかず離れず、のんべんだらり、ぼちぼちと楽しんでいるような、進歩も覇気も、いわゆる熱中も無いタイプはいったいどういう位置づけになるのでしょうか?

自分の鉄道模型趣味に向かうスタンスを顧みて、工作台に向かいながらも、なんだかわけのわからないなさけなさに呆然としてしまった、休日の昼下がりではありました(^^;;;

2009年3月 7日 (土)

ノスタルジーアレルギーと鉄道模型工作趣味??

『昭和の鉄道と暮らし~エコーモデル・その世界~』が評判ですね。ここで掲載されている「城新鉄道」って、TMS特集シリーズの「小レイアウトと小型車輌」に載っていたレイアウトでしょうか?

内容は、精密で情感あふれる日本型レイアウトを目指すビルダーにとっては必携の一冊だと思いますし、阿部氏が16番の情景小物表現の草分け、ホワイトメタルアクセサリ開発販売の草分け、そしてエコーモデル社長として模型界に地位を確立するまでのサクセスストーリーを、貴重な資料や作例を豊富に掲載しつつまとめあげた素晴らしく有用な本だと思いますが、私としては購入はパス・・・

理由は、心の中にわけのわからぬ忌避感のようなものがわき上がってきたからで、そういや、本棚にある「地鉄電車慕情」もそろそろ処分しないと精神衛生に悪影響を及ぼしそう、なんて思いも浮かんできました。

いったいこれは、なんなのだ、とちょっと真剣に考えてみたところ、以前にこのブログで、自分が「昭和アレルギー」であることをカミングアウトしたことがありましたが、どうも私は「昭和」が嫌いなんじゃなくて、ノスタルジックな風景とか故郷とか慕情とか郷愁とかという概念や感覚に、虫酸や悪寒(笑)が走る性格であるらしい、ということが判ってきました。

ここで、少々解説を。

ノスタルジーという言葉を広辞苑でひいてみると、「ノスタルジー [nostalgie フランス] 故郷を懐かしみ恋しがること。また、懐旧の念。」とありました。

もともと私は、実物の鉄道には興味も関心もありません(もちろん知識も貧弱そのものです、ハイ)が、それは鉄道だけでなく、沿線風景にもおよびます。それどころか、大自然の雄大な風景、郷愁を誘う街並みの風景などというものにも興味がないというか、無関心。どちらかというと、故郷とか原風景?とかいう概念にアレルギー反応を示してしまう、ということらしいのです。

ついでに、演歌もプロ野球も、酒と涙と女と義理人情という黄金の組み合わせも虫酸が走るくらい嫌いです。あ、それから煙草もです。え?女に虫酸が走るって、おまえは同性愛かって?いーえ、私は異性にしか興味はございません。酒と涙と義理人情に結びつきやすいところがダメなのです。

さてさて、ここまで白状してしまうと、口さがない方々は、幼年期のトラウマに関わる精神的な逃避行動であるとか、潜在的社会不適応者としての傾向が伺える症例だとか、いろいろと精神分析などしてくださりそうな気がして、なんだかとっても楽しくなってきますが、なぜノスタルジー嫌いが発症したのかなどという、自分でもよく判らないことはおいといて、ほんとうの問題は、そういう性向の人間がなんで鉄道模型やジオラマなんぞ好きこのんで、飽きもせず、つくり楽しんでいるのかというところです。

機械やおもちゃが好きだ、というだけでは説明がつきません。あえていうなら、ドライなサイエンスフィクションを楽しんだり、自分にとって新しいものや仕組みをつくるのを楽しむように鉄道模型の世界を楽しんでいる、または、どこかにこれまで見てきた風景を下敷きにしていることはもちろんですが、ただ単純に自分にとって心地よい風景を目に見えるものとしてつくることを楽しんでいる、といった方がいいかもしれません。

つまり、これといったお手本はないし、利用できそうなパーツは利用しますが、それをフルに活用して、実物プロトタイプ、または、どこかで見たような作例とそっくりな形態や風景に仕上げるなんてことは、ぜったいに、気に入らない。何が何でも面白くない。まったくもって、やっかいな性格だと思います。

だから私の鉄道模型工作は、生真面目な「素晴らしき鉄道模型人」から見たら、想定外の楽しみ方だし、つくるものも評価対象外、ようするに箸にも棒にもかからないしろもの、となってしまうのは仕方のないことなのだろうなあ、としみじみ感じています。

まあ、模型工作趣味って、基本的に自己完結する性格のものですし、アートとか工芸とかのようにそれで何かを主張したり他人に評価を求めたりするものでもなし、自分としてはべつにこれで不都合はないのだけれど、だったら、なぜ、こんなブログやウェブページを継続しているのだろう、やっぱり、自分の記録をどこかに残したい、どこかで他人=社会とつながっていたいという感覚があるからなのだろうか、などと自問自答しています。

なんだか、最後は心理分析的な展開になってきて我ながら苦笑です(^^;;;


3/9 追記

三人の方からコメントをいただいて、考えされられました。

たしかに、みなさんの言われるとおり、阿部氏の記事が初めてTMSに出た頃は、純粋に、目の前にある細々したものを表現するテクニックに、ひたすら目を見張っていたものでした。

レイアウト全体の工作や情景表現のテクニックとしては、坂本氏の摂津鉄道、荒崎氏の雲竜寺鉄道祖山線などが当時の鉄道模型工作表現の最先端を行く記事としてあげられると思いますが、これらには、「郷愁を誘う風景」とか、昭和の真っ最中なんだから当り前ですが「懐かしの昭和レトロ」とか言う概念は、それこそこれっぽっちもありませんでしたし、今読み返しても、そのような味付けはどこを探しても見られません。

坂本氏の摂津鉄道のレイアウト構想には、自らが乗車勤務している沿線の風景を模型として表現したい、という意味の記述がありますし、荒崎氏の祖山線にはレイアウトで表現する鉄道の詳細な背景とストーリーが設定されていますが、これは郷愁とか慕情とかとはまったく違う概念でしょう。

懐かしの風景とか昭和レトロとかいうものは、現在、鉄道模型の世界に新規参入してくるある一定の年齢以上の人々を誘因する要素として、ことさらに強調されている味付け、というか戦略のようなものなのではないかと思います。

「懐かしの昭和」は、たしかに確実にブームになって一世を風靡し、一般に受け入れられて定着していますし、マーケティング戦略としては大正解と言えるでしょう。しかし、だからこそ、私は、そこに必要以上のうさんくささを感じるのだろうと思います。これは、ゆうえんさんの言われる「N&Sガゼット購読していても、コロラドのレイアウト作る気はない」というのとはちょっと違うような気がします。

鉄道模型の世界を楽しむのに、模型工作や鉄道が好き、という入り口と、昭和レトロや懐かしの風景、郷愁などというムード、情感、感動、という入り口があることは確かです。ただ、後者は、なにも鉄道模型でなくてもかまわない、模型工作でなくてもかまわないわけで、そこに、模型工作好きとして、なにかわけのわからない忌避感を感じてしまうのだろうと思います。

最近になって、テレビなどマスメディアでも取り上げられて鉄道模型が以前に比べてうんとポピュラーになってきたことはうれしいことですが、アートだとか工芸だとかマイスター(笑)だとかいうようなわけのわからん要素がなんだか妙に強調されていることが気になります。私のスタンスは一貫して、鉄道模型=おもちゃ&模型工作、なものですから、ここにも違和感を感じる要因が潜んでいるのかもしれません。

考えてみれば、日本で、鉄道模型がごく普通の人々に趣味として認知された(笑)のは、ごく最近のことですから、木彫り、陶芸、トールペイント、トンボ玉、ステンドグラス、編み物、ビーズ細工、ドールハウス、人形づくりその他諸々の手芸、工芸のように、こなれた趣味やポピュラーアート(大衆芸術。民芸などのことを言います。ポップアートのことではありません。念のため)にくらべたら、まだまだその取り扱われかたが特殊というかぎこちないところがありますし、これはしかたのないことなのかもしれませんね。

なにはともあれ、「昭和の鉄道と暮らし」も「地鉄電車慕情」も作例&模型資料としては非常に参考になる本であることは再度強調しておきたいと思いますが、入り口が模型工作とは違うという意味でも、ノスタルジー嫌いの性格としても、私としては、「そばに置いておきたくない一冊」(苦笑)であることに変わりはなさそうです(^^;;;

2009年3月 1日 (日)

蒸気機関車型空飛ぶ円盤の宇宙船

NHKの子供向け教育番組をみていたら、目にとまりました。

Img_2229

上周りが蒸気機関車で下回りがアダムスキー型空飛ぶ円盤の宇宙船というデザインは、なかなかのものです。蒸気機関で宇宙空間を飛べるのかなどという野暮な意見はこの際、言ってはいけません(^^;;;

円盤の中には、ちゃんと石炭をくべる釜口などのディテールもありました。

このコンセプトを考えたひとはエライ! 理屈もへったくれもなく、あるがままの感性だけで何の疑問も持たずに蒸気機関車と空飛ぶ円盤をくっつけたその発想がすばらしい、とおもいます。

ここまで徹底するからこそ、この蒸気機関車型空飛ぶ円盤が、楽しく好ましく見えるんだろうな、と妙な感心のしかたをしました。

よく見るとトランペット型の煙突から出ている煙は、虹色にそまった音符の形をしているし、ドームのある位置にはピストン(蒸気機関と同じくピストンと呼ばれるところがまたいいです)がうごいています。なかなか芸のこまかい演出ですね。

さて、これを模型化して遊ぶかどうか・・・やっぱりレールがないと食指が伸びません(^^;;;

2009年2月26日 (木)

曲がった架線が気にならない理由

模型の架線が架線柱の間で線路に沿って曲がっていても気にならないのはなぜか、ちょっと考えてみました。

乗り換え駅から急カーブで分枝していく支線のカテナリーや市電のトロリー線などの風景をよーく思い出すと、急カーブでは架線柱の間隔を詰めて林立させたり、架線支持ワイヤ?をたくさん張っているのではなくて、線路からかなり離してたてた架線柱や架線支持ワイヤの間に支保線?を張り渡し、そこからカテナリーやトロリー線を何カ所もの点で小刻みに外方向に引っ張って線路の曲線に追従させていたように記憶していますが、どうだったでしょうか?

前に、曲がった架線は、模型を架線集電で走らせるための苦肉の策の構造だから気にならないと書きましたが、じつは、私のなかに、上に述べたようなイメージがあったから、架線が架線柱の間で線路に沿って曲がっていても違和感がないのでは、と気づきました。

それに、この記憶がただしければ、模型でも実物と同じようにするためには、急カーブで架線柱を林立させなければいけないと考える方がおかしいという事にもなりますね。

橋の場合は逆に、森林鉄道の軌道が等高線に沿って沢を渡るときのカーブした木橋(トレッスル)やガーダー橋など、急カーブであればあるほど、それに応じてスパンが短くなり、橋脚を介していくつもの短い直線桁が折れ曲がって連なる光景が眼に焼き付いています。だから、桁自体が曲がっているいないにかかわらず、急カーブで長スパンということ自体に違和感を感じるのでしょう。

ということで、やっぱりひとそれぞれ、これまでの経験や記憶から自分の内部に形成した感覚が、何に違和感を感じ、何に違和感を感じないかを決めているのだろうと思います。

2009年2月 8日 (日)

カーブしたデッキガーダー橋って・・・

いまごろになってですが、TMS2月号の表紙のレイアウト、ゆったりとゆれる水の雰囲気がなかなかいいですね。ただ、なんというか、写真を見た途端に違和感というか、すごく妙な感じが・・・

最初はどうしてかわからなかったのですが、記事を見て納得。ガーダー橋が大きくカーブを描いているのです。線路のカーブにあわせて曲がったガーダーを工作している写真も掲載されていました。

作者はおそらくは承知の上で、デフォルメのつもりで橋桁を線路にあわせてカーブさせたのだろうとはおもいますが・・・しかし、これはさすがにちょっと非現実的すぎるというか、見るほどに、見てはいけないものを見てしまったような、ものすごい違和感というか不安感を覚えてしまいました。

橋脚間が水平方向に大きくカーブした橋桁って、構造力学的にもあり得ないように思います。曲線区間であっても橋桁はほぼ直線か、よしんば曲線を描いていても重心を外すことのないごくわずかなもののはず。重心を外れるほどカーブしていたらそれだけで外側にころんでしまいますから。

ヨーロッパの鉄道によく見られる谷間にカーブを描く石積みのアーチ橋も上から見ると直線が折れ曲がった形です。でないと崩れてしまいますものね。

ただ、道なりにカーブした橋桁ってないことはないと思います。たとえば高速道路等の高架路とか。でも一般的な道路橋や鉄道橋では橋脚間に大きくカーブした橋桁を持つ橋というのは存在するんでしょうか?

2/12 追記

ネットで調べると青野さんのコメントのご指摘通り、昭和30年代から曲線橋がつくられているという事がわかりました。いろいろと発言するには、物事良く調べてからでないといけませんね(^^;;;

しかし、曲線桁の場合は、曲率が大きい場合、内側桁の支持点では上向きの力が働くので、やっぱりTMSの作例のようなガーダー橋は、時代設定からいってもちょっと苦しいのではと思います。

2/18 追記

トラス鉄橋やガーダー鉄橋でも、曲線橋が実際にあることがわかったし、私自身レールヨットその他、きまじめ?な鉄道ファンからしたらとんでもない模型を作っているのにもかかわらず、依然としてこのTMSの記事の急カーブしたデッキガーダーに強烈な違和感を感じるのはなぜなのか、われながら不思議におもって、ちょっと考えてみました。

模型では実物ではあり得ないような急カーブが当たり前ですし、人によって感じ方に差はあれ、その急カーブの線路を大型のテンダー機関車やF級電機があっち向いてホイ状態で通過したり、長大なボギー式客車の真ん中が完全にレールから外れてしまうような状態で走っていても、模型なんだからまあそんなものかな、とたいした違和感もなく納得してしまうような気がします。

それは、実物の風景ではあり得ない(通常は見られない)ことではあるけれど、物理的、構造力学的、自然科学的?な要件を満たし、安定を保っているからではないだろうかと思います。実物でも様々な機構で多軸の機関車の急カーブ通過を実現した例には枚挙に暇がありませんし、フランジが高かろうがタイヤが厚かろうがバックゲージが狭かろうが、それは実物でも可能なことで、条件さえ整えば、実物でも模型のような急カーブを走らせることになんら問題は無いはずです。つまり、なによりも、車両が急カーブの線路の上で、とにかく静的、動的に安定を保っている、ということが決定的な違和感を感じさせない最大の理由だといっていいのではないでしょうか。

ひるがえって、件の急カーブした長スパンのデッキガーダーの場合は、物理的、構造力学的には安定を保っていないことが明白なわけです。もし重心を損なわない範囲で曲がっているとか、短いスパンにして橋脚を入れ急カーブに対応しているとかなら、ここまで強烈な違和感は感じないだろうということもこれまた明白なように感じます。

模型の場合、スペースの制限や、パースペクティブの技法、視覚的トリックを利用することなども影響して、山や樹木を実物とはまったく比較にならないくらい小振りに作ったり、築堤の傾斜を実際より急にしたり、とんでもなく高くて垂直な崖を作ったりすることも普通にありますが、あまり不自然とは感じません。それは、物理法則、自然界の法則の範疇にあるデフォルメだからと言えると思います。

しかし、垂直な崖から針葉樹がまっすぐ水平方向ににょきにょきと突き出していたり、池の水面が大きく傾斜していたり、滝が空中を斜め一直線に落ちていたりしたら、さすがにこれはあり得ない風景だ、として違和感を感じるでしょう。急カーブした長スパンのデッキガーダーの例は、そういう感覚に近いのではないかと思います。

などといいながら、ヨーロッパ型の架線集電式鉄道模型の架線が曲線区間で線路に沿ってカーブを描いていても、「模型だから(急カーブで模型を走らせるための苦肉の策としての構造だから)」という理由で許せてしまったりするのは、いったいどうしてなのか、なんだか自分でもよくわかりません(苦笑)。

結局、模型のどの部分に違和感を感じ、どの部分に違和感を感じないか、というのは、個人の考え方の問題としてもいいのかもしれない、というのが結論のようです。

が、それでも地球は回る(笑)、もとい、急カーブした長スパンのデッキガーダーに生理的な違和感と不安感を感じる、と言いたくなるのは、これはもう、私の性格の問題と考えて勘弁していただくより仕方がありませんね。

2/24 追記

曲がったデッキガーダーについて、私とおなじように気になって、ブログで触れている方がおられました。記事の日付を見ると、私よりずっと前ですね。

この方のブログは初めて拝見しましたが、学究的、紳士的に楽しまれている正当派?鉄道&鉄道模型趣味の世界を覗き見させてもらっているようで興味深いです。

私なんかとはおおちがいですね(^^;;;

2009年2月 1日 (日)

ヴォワ リブる

ガゼットもずいぶん長い間購読していてマンネリ気味になってきたので、ことしから、定期購読誌を変えてみることにしました。

Img_2207

どちらかといえば、ヨーロッパ型のカラフルでかわいいモデルが好きなので、結構楽しめるかなと思っていますが、今回はちょっと期待はずれでした。

しかし、これ、フランス語なんですね・・・いよいよ写真をながめるだけになりそうです。

voie libre って意味を辞書調べてみたんですが、どうもよくわかりません。「自由軌道」とでも訳せばいいのでしょうか?

ちなみにこの雑誌の名前、ボイエ リブレで通ってますが、フランス語読みでは、どうやら「ヴォワ リブる」となるようです。


2009年1月30日 (金)

うちのナロー1号車&2号車

最近、あちこちで「うちの1号機」の話題がでています。

わたくしもちょっとなつかしくなって、収納箱をひっくり返してみたら、「うちのナロー1号車&2号車」が出てきました。

Img_2206

ごらんのとおりのしろものです。もう原形をとどめていませんが、いやはや、みるからにほほえましい出来というか、なんというか。あまり器用でない小学生が一所懸命つくったという感じがあふれていますね。一番右のは3作目だったかな。

こんなものが残っていたなんて、自分でもちょっとびっくりです。きっと最初に作った作品だから、ぼろぼろになってもなんとなく捨てるに捨てられなくて小箱に入れてしまってあったのでしょう。

たしか、TMSに連載していた祖師谷軽便の記事を参考に、軸受けは記事の通りカードホルダーを切ってばらしたプラスチックを使ったはずです。

車体はボール紙です。実を言うとボール紙で作る前、窓用に模型店で買ったセルロイド板(そのころは、そんなものが材料として売られていたんですね)の感触がうれしくて、これで車体も作れないかと考え、屋根の丸みを出そうとろうそくであぶったら、すごい勢いで燃え上がってパニック状態になったことを、とてもなつかしく思い出しました。

セルロイドがあんなに激しく燃えるなんて、そのとき始めて知りました。タミヤのプラ板が発売されるのは、まだまだ何年も後のことです。

で、1号機はって? 

もちろん亀の子ポーターです。手に入れたのは大学生になってからですから、1号車&2号車をつくってから、なんと10年近く経ってやっと動力車に手が届いたのだなと気がつき、なんだか呆然としてしまいました

2009年1月24日 (土)

高額「昭和銀座ジオラマ」???

*バンダイ、高額「昭和銀座ジオラマ」4月発売 消費の“救世主”団塊つかめ*という記事を見つけましたが、ほんとにうれる...んでしょうねえ、きっと...

Ts_ginza01

こと、団塊世代がからむと、模型やジオラマの世界も、その価値観や楽しみ方がよくわからなくなってきますが、これがトレンドというものなのでしょう。

写真の雰囲気からして、諸星さんとか、エコーモデルなんかも、企画開発に関係してそうな?

今年中に2000台というから、約4億円の売り上げを見込んでいることになりますね。

団塊世代って、ほんとに懐が豊かな上客なんですね。もっと工作の方にも参入して、メーカーがいろいろパーツやキットを出してくれるようになるとうれしいんですけど・・・団塊向けだからといって、かえって価格が高く設定されたりしたら、やぶ蛇かなあ・・・

新聞記事なので、すぐにリンクが切れるでしょうから、下に引用しておく事にします。

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1月24日8時31分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
バンダイ、高額「昭和銀座ジオラマ」4月発売 消費の“救世主”団塊つかめ
 活気ある昭和30年代の銀座の並木を模型と音、光でリアルに再現したバンダイの「昭和銀座ジオラマ」(写真:フジサンケイビジネスアイ)
 バンダイは23日、昭和30年代の銀座の街並みを再現した「昭和銀座ジオラマ」(19万8000円)を4月10日から発売すると発表した。趣味やライフスタイルにこだわりを持つ団塊の世代を対象に、今年中に2000台の販売を計画している。
 当時の銀座の街並みを、和光ビル、森永ネオンなどの建造物と企業ロゴを10社の協力を得て忠実に表現したのが特徴だ。
 光や音にもこだわり、LED(発光ダイオード)を31個使用し、ネオンや街灯、ショーウインドーで華やかな夜景を演出する。内蔵スピーカーを通じて、雑踏や路面電車、スポーツ中継の音を再生するほか、当時流行した「東京ブギウギ」と「東京ナイトクラブ」も演奏する。また人と路面電車も可動させ、活気をよみがえらせている。
 「タイムトリップシリーズ」の第1弾。今後、レトロをコンセプトとし、どこか懐かしい昭和の暖かみにあふれる造形に「こだわり」、「現代の技術」、「インテリア性」の要素を取り入れた商品を大人向けホビー商品として投入していく。
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追記:やっぱりリンク切れになったみたいですので、他の参考リンクを張っておきます。

バンダイの「昭和銀座ジオラマ」でブギウギ

昭和30年代、日本中の誰もが憧れを抱いた“大人の街銀座”にタイムトリップ!『昭和銀座ジオラマ』 2009年4月10日(金)発売「造型」、「光」、「音」、「動き」にこだわり抜いた本格派完成品ジオラマ登場!

2008年12月16日 (火)

鉄道模型も今やトレンディ?

日経トレンディネットというwebサイトで、鉄道アイドル・木村裕子さんと行く「進化する鉄道模型の世界」という記事をみつけました。

最近、このひと見ないなあと思ってたのですが、しっかり活躍されてるんですね。しかも、諸星さんといっしょに出演とは驚きました。

鉄道模型に対するマスコミ、マスメディアの扱いが、とんでもなく変わって来つつあるような気がします。

しかし、諸星さん、マスメディア露出が多くなったせいか、なんだかとってもアーチストぽい(って実際アーチストですね)スタイリッシュなファッションが、妙に板について、昔の雰囲気とはまるでちがい、まったく別人の様ですね。

2008年11月 7日 (金)

趣味においては、トラブルやアクシデントも楽しみのうち?

「田宮模型の仕事」という本を読んでいて、おもしろいエピソードにぶつかりました。

著者である社長の幼稚園児の孫がミニ四駆を組み立てていてパーツを無くしてしまい、母親に相談したら、田宮模型のサービスに請求しなさいと言われ、住所を書いてもらって、あとは自分で請求の文章を書いて送りました。そして、サービスセンターからパーツが送られてくるまでの4、5日の間、孫は毎日、幼稚園から帰ってくると真っ先に、母親に、「田宮模型からパーツは届いた?」と聞いていたという話です。

著者は、子供にとっては、会社に請求の手紙を書くなんてことは、一大決心を必要とすることだろうし、こういうトラブルやアクシデントも、とても大切な楽しみの一つになっているのだろう、と書いていました。

これには、はっとしました。

そうなんですよね。仕事上では、トラブルやアクシデントはその処理に膨大な時間と労力を割かなければならないやっかいごとに過ぎませんが、趣味の上ではこのようなトラブルやアクシデントも楽しみの一つととらえることも出来なくはないのですね。

というのも、最近、アメリカにメールオーダーした機関車が初期不良。ぎくしゃくと引っかかって走りません。裏蓋を開けてみると、プラスチックのギヤホイールにクラックが入っていることが判明しました。

販売店にメールで問い合わせると、「メーカーに直接連絡を取って修理か交換かの手配をするようにしてくれ」とのこと。メーカーに連絡を取ったら、「購入したレシートの写しと一緒に送ってくれ。こちらまでの送料は負担できないけど貴方に送り返す料金は負担するから」ということで、EMSで発送。メールで発送したことを知らせて、あとは、反応をまつばかり。

お金も手間もかかりますが、こういうやりとり、体験も、模型趣味の楽しみの一つかもしれないな、と「田宮模型の仕事」のエピソードを思い出しながら、しみじみと感じています。

それにしても、私の場合は、こういうトラブルやアクシデントが、公私にわたって多いこと多いこと。いまはもう、それも運命なのかなあと、半分諦念の感を抱くようになった年齢にもなってしまいましたが、趣味の上だけでも、トラブルやアクシデントを楽しめる気持ちが味わえることを幸せに感じなければいけないな、と思っています。

2008年10月17日 (金)

油切れ

嫁さんが、「秋ねえ」というので、何の事かと聞いたら、「ほら、虫の声」

?????

気がつけば、たしかにコオロギか鈴虫の声のような小さな音がします。

音のする方向を見て、苦笑してしまいました。

なんと、これ、仕事から帰ってきたら寝る時間まで、折りたたみパイクの上でずっと走らせっぱなしのOn30フリースタイル市電が、油切れを起こしていた音だったんですね。

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いやほんと、虫の声みたいでしたので、嫁さんは、「そのままでいいよー」と宣いましたが、ほうっておくとジャーナルがすり減ってしまいます。あわてて油を注して、一件落着(^^;;;

ここにいたるまでに、半径8センチのエンドレスの上を何周したんでしょうか?気がつかないうちに、きっとものすごい距離をはしっていたんだろうなあ、とちょっとした感慨にふけってしまいました。

2008年10月12日 (日)

市民祭りで

区の市民祭りに行ったら、鉄道模型の展示がありました。新百合レールクラブだそうです。

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Nゲージとプラレールを走らせていましたが、プラレールの係は小学生とおぼしき3人組。次から次へと走らせる列車を交換して、大忙しの様でした。こう言うイベントで責任をもって、係を勤めるというのはきっといい経験になるでしょうね。

もちろん小田急沿線という事で、Nゲージのロマンスカーはひととおりそろっておりました。

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2008年10月 5日 (日)

軽便祭

いってきました。

いちおうダックス祭エントリーという事で(^^;;;

やっぱり注目は大久保さんのダックス0と南軽サドルでした。

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こんな、ぴっかぴかの工芸品みたいなダックスサドルも目を引きました。工作も大変な手の入れ方でしたが、ここまでピカピカにどうやって磨いたのかがふしぎでなりませなんだ。

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散財は・・・杉山模型で木材を載せたディスコネクトログカーを購入・・・

新しく朝顔型のカプラーついていました。以前に買ったログカーもこれでそろえたいと思いパーツを購入しようとしたら、今日はパーツを持ってこられていないとの事。おやじさんにあとで送っていただける様お願いしました。

2008年10月 3日 (金)

鉄道模型ちゃんねる

録画してあったBSの鉄道模型ちゃんねるのヨーロッパの鉄道を模型化する回をやっと見ました。

実物の石造りの2段積みアーチ橋の構造は興味深かったです。手法や仕上げの好みは別として模型化の方法は参考になりました。その他のパートは、まあ、それなりに。ウェザリングについても...いろいろと好みや感覚の差があるんだなあと、勉強になりました。

ところで、アーチ橋の現地取材のシーンを見ていた嫁さんが、

「これ、高尾山?」と宣ったのにはずっこけました。

「なんで?」と聞くと。

「だって、このひと(画面のモデラー氏を指差して)がいてると、ぜんぜんヨーロッパの風景って感じに見えへんねんもん」とのこと。(モデラーの方、ごめんなさい)

はるかヨーロッパのエキゾチックな石造りのアーチ橋のある谷間の風景が、東京の高尾山???

いわれてみて、モデラー氏のインパクトのある風貌が影響しているせいかどうか、たしかにそんなふうにみえてしまうのに、おもわず苦笑してしまいました。

2008年9月21日 (日)

今月のTMS記事「軽便電鉄へのご招待」フリーランス雑感について

私は、基本的にはいわゆるフリーランス(フリースタイル?)にしか興味の無い模型鉄道ファンでありまして、いわゆる正当派鉄道模型趣味の世界から見たら、おそらくは規格外の楽しみ方ばかりやっているのではとおもっています。

だからというわけでもありませんが、「軽便電鉄ご招待」という記事のフリーランス雑感という項目での、カワイイ派、カッコイイ派という分類と話の展開が少々気になりました。

ここで言うカワイイ派もカッコイイ派も、実物のプロトタイプ車両があるということが前提の話のように思えます。

というのも、記事ではわざわざ、カワイイ派を「プロトタイプを寸詰まりにし・・・ショーティータイプのトイやデフォルメミニカーに広く用いられる手法です」と定義し、「先ずはしっかりしたスケールモデル作りをおすすめします」という一方で、カッコイイ派を「要するにプロトタイプへの不満を自己の美意識をもって改良しようするもの」と定義し、「自らの理想を全くのオリジナルデザインをもって表現することもありましょう」としています。

やっぱり鉄道模型というのは、その名の通り、実物の鉄道、プロトタイプの呪縛から逃れられないものなのでしょうか? このあたりが、私にはどうしても理解できません。

極端な話、鉄道車両なんてものは、線路の上を走るモノなら、なんだってかまわないと言って差し支えありません。

じっさい、実物のナローの世界、産業軌道の世界では、それこそなんでもあり。「事実は小説より奇なり」を地でいくことも多々あるわけですが、それだって誰かがその場その時の要求と必然性に応じて企画設計し、つくり上げたもの。それとおなじことを模型でやってのけることこそが、模型鉄道工作趣味の醍醐味だと思うのですが。

だから、フリーランス論議になると、必ず出てくるプロトタイプとの関係やスケールモデルとの比較など、そういうことが問題になること自体が不思議で不思議で仕方ありません。

「フリーランス雑感」の記事の最後から3つ目の文は、「貴方が考えて、創り出したフリーランス車両は、貴方自身の美意識がすべてを支配する貴方の鉄道世界の中では、必然性に満ちたスケールモデルであるはずです」という文になっています。

で、ま、そのあとに続くたいへん教訓的哲学的な、ちょっと読むのがはずかしくなるようなまとめの言葉はおいといて、この最後から3つ目の文は、そんなおおげさなもんじゃないぞ、とは思いつつも、まあ同感できない事はありません。

しかし、結局のところ、ここでいう「必然性に満ちたスケールモデル」の範囲には、カワイイ派でもカッコイイ派でもない、もちろん出来の善し悪しは別にしての話ですが、一介のどこの馬の骨ともわからんモデラーがまったく独自に創造したフリースタイルデザインのモデルなんぞは、きっと含まれてはいないのだろうなあ、と私(わたし)的には、どうにも妙にフラストレーションのたまる、記事の読後感なのでありました。


9月23日追記:

コメントに書き込まれた、

>フリーランスってそんなに話題にする必要あるの?
>レイアウトは恐らく99%がフリーランスですけど。

という文を見て、感じた事ですが・・・

フリーランスという意味、定義がよく整理されていないので、ひとによって思うところ、感じるところが違うのだろうなと思いました。

私の場合、フリーランスといったとき、たとえば下記のようなものを想像します。

ショーティー&デフォルメ車両のイラストレーション

Gn15ホットロッド・クリッター???

この人の作品、おもしろいです。

おもうに、こと、鉄道模型趣味の世界では、創造性、独創性、という概念は理解されがたいのかもしれません。

プロトタイプとか設計図とかそういうものがあって、そのとおりだったりそれをアレンジしたりすることよりも、何も無いところから何かを創り出したりデザインするほうが、実はうんと大変だと思うのですが。

このあたり、フリーランスの定義ともあいまって、鉄道模型(模型鉄道)工作(創作)趣味の根源にも触れる問題ではないかと感じる次第です。

というわけで、私の定義では、現在つくられているレイアウトの99%はフリーランスではないと言っていいと思っています。

2008年9月20日 (土)

レモン画翠

秋葉原へ行ったついでにレモン画翠に立ち寄ってきました。

ご存知の方も多いと思いますが、お茶の水駅前にある、設計製図・建築模型・デザイン・絵画材料の専門店です。

意外と小さなお店ですが、品揃えはほんとうにかゆいところに手が届く感じで、一般の模型店ではあまり見かけないような素材もたくさんあります。

これは、せっかく立ち寄ったのでと手に入れてきた洋風瓦のプラシートです。ほかにもトタン板やレンガやサイディング等いろいろありました。

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"特に建築模型材料の輸入、開発にいち早く着手し「建築にいちばん近い画材店」を自負しております" ということで、もちろん縮尺は建築模型の1/50、1/100、1/200というのが基準となりますが、ジオラマやレイアウト製作材料調達に、一度は訪れてみる価値があるとおもいます。

オンラインショップ建築模型材料トップ

ま、お役に立てればという事ご紹介してみました。

ところで、調光器のヒューズは使えそうなものがありませんでした。
さて、どうしよう。

2008年9月14日 (日)

「1号機関車からC63まで」と「陸蒸気からひかりまで」

1号機関車からC63まで—細密イラストで綴る日本の蒸気機関車史

買いました。

眺めていてうれしいイラスト&資料集です。蒸気機関車が好きな模型ファンにとって、必携の書ですね。

でも、ほんとうのところをいうと、イラスト集としては、「陸蒸気からひかりまで」のほうが好みです。列車単位で描かれているという趣向と、なんといってもあのあたたかみのあるペン画の線が魅力だとおもいます。もうハードカバーの装丁がぼろぼろになってしまいましたが、あいかわらず飽きずに眺めています。

「1号機関車からC63まで」も、そういうたぐいの本になるでしょうか?

2008年9月 8日 (月)

「若年層のレイアウト離れ?問題を考える」

軽便鉄模アンテナ雑記帳で、「若年層のレイアウト離れ?問題を考える」という話題が展開されています。

ほんとにそうなんでしょうか?

雑誌やウェブページに発表される若年層のレイアウトがめだたないというだけの話かもしれませんし、よくわからないというのが正直なところです。

Bトレインショーティーの世界では、割と気軽に小さなレイアウトをひょいひょい作って楽しんでいるように見えますし、トミーテックのジオラマコレクション、建物コレクションなどの商品展開やメディアでのジオラマレイアウト作成番組、雑誌、ムックの興隆を見るにつけ、他人に公表?できるほどの独創性や完成度はさておき、既製品をうまく組み合わせながらそれなりにレイアウトを作って楽しんでいる若年層は、実はけっこういるのではないかとも思えます。

自分の経験から言って、場所がないなんてのは理由にはなりません。使える場所に応じてそれなりのモノを強引に作ってしまうのが、モデラーという生き物ですから(苦笑)。

ただ、レイアウト製作の場合は、どんなに既製品のストラクチャーや良くできた素材がそろっていても、その製作に関しては、一定の到達点というか、模範というか、正解というものがないという特徴があります。

一方、特に実物ファンから模型の世界に入った人たちは、実物の代替物として模型を所有するという傾向がありますから、コレクターではなくモデラーであったとしても、実物どおりいかに正確にディテールが再現されているか、が究極の目的、模型工作の到達点になります。つまり正解が存在するわけで、これはわかりやすい。他人の作品との比較や競争もしやすいし、評価も下しやすいですから、当然取っつきやすいし記事にもなりやすい。そういうことも影響しているのではないでしょうか。

また、観察していると、雑誌やウェブでレイアウトを発表している方々は、多かれ少なかれフリーランスモデルやナローを作ったり楽しんだりしている層が多い様にも思えます。

フリーランスモデルやナローはそれ自体正解のない模型工作でもあるわけで、そういう点からレイアウト製作に対して、心理的にも技術的にもより近い距離にあるのかもしれません。

でも、ナローの世界でも、木曾や沼尻などばりばりのファインスケールモデルを目指した世界もあるので、そこは何とも言えないところですけれど、気軽にレイアウトの世界に足を踏み込むには、実物ファンの性向よりも模型工作、おもちゃファンの性向が大事なように感じます。

なんにしろ、こうもレイアウトやジオラマ作成の環境がととのってくると、レイアウト製作における工夫、試行錯誤の模型工作の楽しさという世界がほとんど無くなって来つつありますし、誰が作っても一定のレベルというか同じ様なものができてしまうという現状が、自分の作ったレイアウトを公表するという機会をスポイルし、表面上、ビギナー層、若年層のレイアウト離れとも見られるような状況を生み出しているのではないかと思うわけです。


2008年8月26日 (火)

カツミ模型有楽町店に行ってきました。

いままで気がつかなかったのですが、有楽町中央西口駅前に支店があるのですね。

駅前の一等地、ビックカメラの筋向かいにある有楽町ビルヂングの地下一階でした。

目黒の本店ほどセレブ感(このばあいは高級感という意味です)あふれる感じではありませんし、すこしレトロな店内の雰囲気ですが、陳列はきれいですし、ショーケースの中には選りすぐりのおすすめ工具類も並べられていて参考になります。

ただ、商品構成は、ブラス製のHO機関車や編成ものなど、相応に高価なものが中心で、ジャンクやパーツあさり専門の私などはちょっと気後れしてしまいます。

そのへん、天賞堂では、そういうことはあまり感じないんですが、どうしてなんでしょう?行きなれてるせいでしょうか?しかし、考えてみれば、天賞堂でもパーツ以外買ったことがありません。

結局ここでも何も買うものがなく、帰りがけにお店のパンフレットをもらって扉をあけたら、うしろから「ありがとうございました」の声。これにはちょっとあわてました。ふだん模型店ではそういうことってあまりないですものね。

そういえば、かつて目黒の本店で、LGBのおもちゃの機関車GNOMY(ブログタイトル写真の黄色い機関車です)を買うだけだったのに、白い手袋をした上品な店員さんが丁寧に応対してくれて、一緒に行った嫁さんが、びっくりしていたのを懐かしく思い出しました。

やっぱりカツミ、エンドウがスタンダードになるクラスの鉄道模型は良い意味でセレブ(この場合は上流のという意味???)の趣味の世界なのかもしれません。

注:セレブって、本来は有名人って、ただそれだけの意味なんですね。辞書確かめて初めて知りました。和製英語ではちょっと別の意味になっちゃってるんですね(苦笑)

2008年8月17日 (日)

手先が動かない

ほんとに久しぶりに工具をつかって模型工作をしたのですが、手先が動かない。思うように作業ができません。

目がかすんで仕方が無いし、やることなすこと裏目に出てしまうような感じで、工作の楽しさがちっとも味わえないのには、弱りました。

ダックスのライトをミクロ球でつける簡単な工作だけなのにさんざん。ものすごい時間がかかりました。

おまけに凸電のウェザリングは大失敗。ベースのカラーにエナメルを使っていたのを忘れてしまっていて、エナメルでウオッシングしようとしたものだから、溶け出して台無しになってしまいました。なぜか、プラ板の車体が反ってヒビがはいってくるし・・ほんとに台無しになってしまいしたが、これ以上つくり直す気にもなりません。

さいきん調子がもう一つで模型をいじるのも控えていたのですが・・・無理していじってもあまりいい事は無いものですね。

しばらく工作は休止です。

2008年8月16日 (土)

電車型お菓子のパッケージ

チョコレート菓子のパッケージですが、山手線でしょうか?実物はよく知らないので・・・

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Nゲージくらいの大きさで、なかなか良く出来ています。窓には乗客でいっぱいの様子が印刷されていて、満員電車の雰囲気が良く出ていますが、ながめていると、なんとなくへんな感じが・・・

しばらくして、原因を発見。
これです。

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なんと連結面もしっかりおんなじ印刷がされていました(苦笑)

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メーカーはこちらです。

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良く見ると、下面に切抜き線がみえています。これを折り返しすと連結機になって連結して遊べるように出来ているんですね。一生懸命工夫したんでしょうね。でも、どれだけの子供が気づくかなあ?


2008年8月 8日 (金)

今日からJAMです

うちのブースはこんな感じです。
あすもあさってもブース周辺をうろうろしてますので、お声をおかけください。
今日は一日目から結構にぎやかでした。
それにしてもうちのブースはやっぱり異端ですね(^^;;;

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2008年8月 3日 (日)

JAMですね

暑いですねえ。
で、8月8日からJAMですね。
北京五輪の開会と重なってますが、JAMに来るひとは五輪なんて関係ないか(^^;;;
今年もNGJブースでお店番?してますので、どうぞよろしく。
今回は新しいものが完成しなかったので、旧作でお茶をにごそうと棚の上から引っ張り出したら埃だらけ。冷や汗かいてクリーニング中です。

2008年6月23日 (月)

ITO-YAの帆船模型売り場

銀座ITO-YAの帆船模型売り場が、なくなるそうです。

ちょっとした工具や木材ストリップ、帆船用ですが、様々な真鍮部品の調達先して重宝していたのですが。

いっしょに、千代紙などの売り場も無くなってしまうらしいのは、ちょっと寂しいですね。

そのほかにも、エアブラシ関係やインスタントレタリングの扱いもやめるそうです。

在庫がなくなり次第終了という事らしいですので、必要な方はお早めに、です。

追記:

帆船模型の店は、今月いっぱいで閉店するそうです。

ということで、記念にとおもって、目についたパーツを少しばかり購入してきました。

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舵輪と鎖と柵の支柱です。舵輪はキーホルダにでもしようかと思っています。

ほかにも丁寧に探せば応用の利くパーツがたくさんあるんですけどねえ。時間がなかったのが残念です。

店員さんが、東京では、ここが最後の帆船模型のお店だったんじゃないかと話していました。

2008年6月20日 (金)

鉄道模型(趣味と年齢)について

ネットで、こんな文を見つけました。

(前略)
>年齢と趣味、これは関係がないと言いたいのだが、やはり関係はあるだろう。
>一般に言えば、汽車のおもちゃは子供の遊び、鉄道模型はそれより少し年齢が高いだろうがやはり子供の遊び、と思っている人が多いのでは無かろうか。
(中略)
>私など好みは確かに変わってきている。しかし。年齢に応じた深みや味が出ているかというと、疑問であるが、その辺が一般人から見ても、明らかに年齢相応の趣味と見なされ無いゆえんかも知れない。
>難しいことはさておき、一般の人が子供の遊びだと思っている鉄道模型、作って見ろ、さわって見ろ、修理して見ろ、と言いたいね。
>そんなことを言っている奴らに出来るか、電気の知識、工作の技術、、等々。
>例え完成品を買ったとしても、それをセンス良く飾ったり、走らせたりするのにはそれなりの知識と経験が要るのだ。
>というか、やはり、おのずと年齢が出てくる。それで良いのだ。
>若ければ若いなりに、壮年期はそれなりに、年をとれば年なりに、ということだ。
>それを全部ひっくるめてこどものおもちゃと一緒にされてはかなわない。

引用元はこちら

文そのもののことは別として、言わんとされているらしいことに、少々首をひねりました。

私の場合は、鉄道模型(模型鉄道)の趣味(遊び)は、子供のおもちゃ遊びとちっとも変わりません。だから「年齢に応じた深みや味」とか「年齢相応の趣味」という発想は意外でした。

注記:この場合、趣味といっているのは、日本的意味での趣味=遊びであって、研究的、創造的意味はあまりありませんので、ご注意のほどを。なんてったって、各種スポーツはじめ、パチンコや麻雀、ゴルフや飲酒まで趣味と称するお国柄ですから(^^;;;、でも、そういう意味では、「年齢相応の趣味」という感覚がなりたつかも。

ですから、「全部ひっくるめてこどものおもちゃと一緒にされて」まったくかまわないと思います。

じっさいのところ、鉄道模型でもなんでも、趣味や遊び、さらにあえていうならアート(芸術、技術含む)に係わることに関しては特に、楽しみ方も、お金の使い方も、手間や時間のかけ方も、知識や技術の優劣も、さらには経験についてさえも、本質的に年齢の差より、個人的な差(才能、センス、工作能力、体力、根性、忍耐力、経済力、育ちの良さ?を含む)のほうが大きいと思うからです。

たったひとつちがうことがあるとすれば、ある種の大人の場合、自分が所持する鉄道模型のコレクションに経済的価値を期待したり、値上がりを期待したりすること、くらいかな? つまり、邪念が入ってくるわけですね。

これは、あくまでも、まったく子供と同じ感覚で鉄道模型をおもちゃとして楽しんでいる、進歩成長のない私個人の感想です。

ようするに単純で幼稚な私は、実物に関する興味も知識もほぼゼロに近いし、どうやら正当派の鉄道ファンや鉄道模型ファンなどからはまったく箸にも棒にもかからない不逞の輩(苦笑)とみられてるらしい、なんてこともまったく気ならずというか理解できず、鉄道模型/模型鉄道を、単純に模型工作の対象又はおもちゃとして、手慰みに、いい加減に、不真面目に、そのときの気分次第で楽んでいるというわけですね。

だからべつにどうということもないんですけど、こういうタイプって、やっぱり生真面目な正当派鉄道模型趣味求道者的ファンとしては、異端視または無視するしかないだろうなあと、ちょっと愉快に思ったりもしています。

引用した文を読んで、たまたまそういうことに思いが至ったもので書き留めておくことにしました。

2008年6月12日 (木)

本物の風景をミニチュア風に撮る?

写真アートの世界では、人物や建造物をミニチュアのように撮った作品が話題になっているようです。

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上の画像は、その世界ではパイオニアという本城直季氏の紹介ページから引用しました。

こちらはもう終了しましたが、彼の作品、「small planet」写真展の紹介ページです。

ほかにも、パイロット視点のミニチュア写真をブログで公開している方がおられます。

下の画像はその航空写真家、野口克也氏のブログからの引用です。江ノ電の風景がまるで鉄道ジオラマのようですね。

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こうやってみていると、はてしなく実物に近い風景を再現したジオラマ模型の意味というものがわからなくなってきます。

ジオラマ、車両模型にかかわらず、模型作品は、やはり絵画と同じように、創作する人のオリジナリティーあってこそのものではないか、とあらためて考えさせられる、写真アートの世界の新しいムーブメントです。

追記:

こちらに、実際の風景写真を画像処理でミニチュア風に加工するテクニックが紹介されています。模型関係の友人から教えていただきました。

2008年6月 4日 (水)

丸善丸の内本店「エコーモデルその世界」展に行ってきました。

ギャラリースペースに入ったとたんに「always三丁目の夕日」のプロモーションビデオ音声が耳に飛び込んできて、瞬時にして「なつかしの昭和」アレルギーが発症してしまいました。なにをかくそう、まったくの苦手なんですわ。あの手の雰囲気(苦笑)。

一応、証拠写真です。

Sa3a0396

これはコンペ特選の作品だったかな?

Sa3a0393

コンペ応募作品以外にも諸星さんや菅さん、新井さん、それから宮下氏などの、エコーモデル製品をふんだんに使った作品が、商品と一緒にたくさん展示されていましたが、すべて「エコーモデル製品使用作例見本」みたいな扱いで、なんだかビミョーです。

どちらにしろ、日本のHO(1/80?)ストラクチャー工作も、Nゲージやヨーロッパ、アメリカ並みの環境が整いつつあるのだなあ、とちょっと感慨。

エコーモデルの製品と一緒に、鉄道模型関連、「三丁目の夕日」関連のグッズや書籍、ビデオなどもたくさん並べて売られています。

エコーモデル店主とおぼしき方が、来場者に熱心に自社製品やコンペ作品の解説をしている姿もみられて、「模型ジオラマ作品展示ギャラリー」というよりは、なつかしの昭和、三丁目ムードを強調したコンセプトでの「エコーモデル製品使用作例見本展示&製品即売会・商談会」という雰囲気でした。

私自身としては、購入したいものもないし、昭和なつかしの風景に思い入れもないので、たしかに一連の展示作品の精密な工作には感心しましたが、特段に心を動かされるようなものでもないし、基本部分にエコーのパーツやキットを利用しているのだから当たり前のこととはいえ、どれも同じように見えて、内心期待していたようなセンス・オブ・ワンダーを感じる種類のものでもなかったので、とても良く出来ているなあ、とざっと見回して5分ほどで退出しました。

それはまあ、とにかく、このように、とても精密なジオラマ作品や、販売されている製品、パーツ類は、初めて見る方にはたいへんに興味深いものでしょうし、丸善本店ギャラリーのようなところで催されるイベントは、きっと鉄道模型やジオラマの趣味が一般の方々にもっと理解され普及するきっかけになるだろうな、なってほしいな、と思いました。

追記:

無用な誤解を招くといけませんので、補足します。

展示されている作品はどれもすばらしいものでした。ジオラマ工作やレイアウトモデリングをする方々は、ぜひ足を運んでごらんになることをおすすめします。テクニック、情景表現のセンスとも、とても勉強になること確実です。

ただ、その題材、プロトタイプとする世界の設定自体が、「なつかしの昭和街角風景」にアレルギー反応を示す私にとって、心惹かれるものではなかったというだけのはなしですので、どうぞ、誤解の無いよう、お願いします。

追記の追記

穴熊さんのブログ"穴熊のつぶやき… A murmur of Badger"によると、写真撮影禁止だったみたいですね???

あわてて入ったので表示を見落としてしまったのでしょうか?

ケータイで、会場風景を中心に何枚も、おおっぴらに撮らせていただいてましたけど、なにも言われなかったのですが?

訪れた時間がわりと早かったせいもあるのかな?

真相は不明ですので、しかるべきところからしかるべき連絡などが無い限り、とりあえずはこのままにしておく事にします。

2008年5月17日 (土)

HOn30動力スクラッチビルドのページ 

HOn2(乙)のロッド付きスクラッチビルト・シャーシの動画を見た方から、面白いページを教えてもらいました。

Jeff's HOn30 Home page

特に目を見張るような特殊なテクニックを使っているわけではありませんが、フレームは真鍮板レーザーカット加工、NWSL製カスタムギヤと車輪を使用し、3軸台車に模型の4-2-0軸配置からヒントを得たと思われるイコライジング機構を組み込んだ、きれいな工作です。

わたしのような、フリーハンドの現物合わせでも、とにかく調子良く走れば良い、というスタイルの工作とは大違いですね。

AHM Minitrains Baldwinのための動力や、やたらギア比の高いドライブも製作しています。

しかし、"10 MINUTES to go ONE real inch!!! "って、ほんまかいな?

それはともかく、いわく、

"After deciding to abandon HOn2 about 2 years ago (it was damn lonely modeling such an obscure scale/gauge combination), I devoted my interest wholly to HOn30. "

そうですよねえ。そのとおり。

だから、わたしもHOn2(乙)を採用しているというわけですが(^^;;;

2008年4月15日 (火)

ROCOのカタログカード

銀座の天賞堂に行ったら、ご自由にお持ちください、と書かれて、古いカタログやパンフレットが置かれていました。

なかに、プラスチックケースに入ったカードのような物があったので、興味半分もらってきましたが、どうも、ROCOというメーカーの製品カタログのようでもあり、なにかのあそびにつかうカードのようでもあり、正体が不明です。

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いろんな機関車の模型写真が、AからHまで8つのカテゴリーに分けられて4台ずつ、実物の諸元とおぼしき数値と一緒に、ナンバーを振られたカードに印刷されています。

もちろん、裏面はまったく同じ絵柄が印刷されていて、まるでトランプのよう。

そのうち一枚は説明書きのような物が書かれているのですが、ドイツ語が読めないので、内容はさっぱり?

こんなもの、いったいどうしよう、ともらったものの、処分に困ってます。

汽車が好きな子供にあげたら喜ばれるかなあ(^^;;;

2008年3月12日 (水)

「ムネモパーク」観劇レポート

川崎市アートセンターのアルテリオ小劇場で、アートセンターオープニング企画として上演された「ムネモパーク」 Munemopark -A Mini Train World- を観劇してきました。

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タイトルの「ムネモパーク」とは、ドイツ語で「記憶の公園」とでも言う意味なのだそうです。

舞台装置は、ステージいっぱいに設置された、1/87(HOスケール)の巨大なモジュール式鉄道模型レイアウト。出演者は、実生活で鉄道模型サークルに所属し、第2の人生を模型づくりに没頭する、役者でも何でもないごく普通の4人の老人たち。丹念につくり込まれたスイスの自然の風景や建物が立ち並ぶレイアウトの中を走る列車に積んだマイクロカメラが写しだす風景を、バックのスクリーンに投影しながら、この劇ともパフォーマンスともいいかねる舞台が進行していきます。

レイアウトをつくったのも、カメラを操るのも、列車を動かすのも、そして、レイアウトとともに劇を演ずるのも彼ら。はっきりしたストーリーというものはなく、スクリーンに映る模型の風景を背景に、スイスの社会の現状や問題が語られ、つくり込まれた駅や建物、自然の風景の要所要所に列車が停車するごとに、それぞれの思いを込めてその模型をつくった老人たちの、思い出や製作のエピソードなどが語られていきます。

レイアウトの中で列車を走らせ、場面を進行させるために、新しいインド映画撮影のロケが、このスイスの風景の中で、あちこちの駅を訪れながら行われるという設定になっています。インド映画がスイスの山岳地帯を撮影地に選ぶことが多く、最近たくさんのインド人がスイスに観光に訪れるという事実が下敷きになっているのだそうですが、これは、この、ともすればとりとめのなくなるパフォーマンスを一本の糸でつなぎとめる、よく考えられた演出だと思いました。

語られるテーマは、スイスの社会、特に農業の現状や人々の生活、そして環境問題まで。いちいち統計的な数値をあげ、模型に作り込まれた風景と、出演者たちの身近に取材したドキュメンタリー映像を交えながら、現状と問題を丁寧に紹介していきます。農家の廃業、減少問題、食糧自給率、農業保護施策とそれにかかるコスト、農畜産物の消費量や廃棄量、温室ガス効果、牛が温室効果ガスを大量に出していることなどの事実も、これでもかというくらい生真面目に、丁寧に語られます。

農家の模型や、家族が団欒する風景は、みな、出演者たちの住まいをそのまま模型にして自作したもの。車のナンバープレートまでが実物通り。その映像を通して、彼らの生活が語られ、そして、記憶が語られていきます。

途中で何度かフラッシュバックという設定で、出演者が1/87の模型の世界に入り込み、自分の過去の世界を体験するという場面も出てきます。スクリーンには模型の風景の中をレイルカーに乗って線路を走ったり、歩き回ったりする出演者の姿が映し出され、彼らの思い出のエピソードが語られます。それは、ほとんどが、戦争のこと。戦争の記憶は今も彼らに深い影をおとしているのだな、と感じるエピソードがつぎつぎに語られていきました。

スイスの美しい風景の中にある、人々の生活に根ざす、深くつらい記憶、そして社会の問題。模型を使いながら、こういうパフォーマンスをつくり上げる彼らの精神の、生真面目さ、奥深さを感じる、とても興味深い作品でした。

演劇というと、どちらかというと感情に訴えるもの、右脳に訴えるものが多いように思いますが、この作品はちがいます。見終わってから、時間がたってから、ゆっくりとその意味に理解が及んでくる、理性に訴える、左脳に訴えるまれな劇、いや、パフォーマンスの一種です。

演劇作品を見るのは、おもえば、もう十数年もなかったことでした。ながいブランクを置いて最初に出会った作品がこの作品だったことを、ちょっと幸運に感じています。


技術的な視点からの追記:

レイアウトは、ベモ社製メーターゲージのHOスケール、1/87、12mmゲージの鉄道模型が使われたモジュールレイアウトです。作者は出演者をはじめとする鉄道模型サークルのメンバー。もちろんモジュールごとに作者が違い、さまざまな風景が展開しますが、スイスの地方を走る鉄道をテーマにしているので、風景のテイストに統一感があり好ましく感じました。

劇終了後、ステージに降りてレイアウトを間近に見せていただけました。特に変わった技法が使われているわけではありませんが、作り込みは本当に丁寧で、作者の思い入れが伝わってくるような作風でした。

ただ、集電不良を避けるためでしょうか、レールの側面への塗装はしていませんでしたが、列車搭載マイクロカメラでの映像ではまったく気になりませんでした。

風景の中には、スイスの一年の肉の消費量を形に表した肉の山などもあり、これは最寄りの新百合ヶ丘駅前にあるスーパーマーケットで買ってきたとおぼしい本物のハムやベーコンが貼り付けられていて、ぷんといいにおいがしてくるのには苦笑しました。

環境や農業をイメージして、鶏を入れた鳥かごや、金魚の水槽もレイアウト上に配置され、その中を列車が通り抜けるようになっていたのも、アート表現の一種としておもしろかったと思います。

コントロールはデジタルコマンドコントロールを採用。列車にマイクロカメラを搭載してレイアウトの中から走行風景をスクリーンに映すのと同時に、手持ちの小型カメラを駆使して、クローズアップや、空から見下ろすような風景も見せてくれました。

列車搭載のマイクロカメラは、集電不良を避けるためでしょう、電池式の電源としていました。じっさい、始まってすぐに列車がとまってしまい、あわてて車両を確かめたり、電気配線をなおしたりするハプニングもありました。もっとも、それも、パフォーマンスの一部に取り込んでしまっていたのは、さすがでしたが、どちらにしろ、舞台でこのような繊細な模型や機械を使うのは並大抵の苦労ではないと思います。

即興的な映像の合成やスクリーンへの投影には、マックのノートパソコンを使用していました。このオペレーターは生半可なセンスと技術ではこなせない大変な仕事だったと思います。

劇の途中で間奏曲的な設定で見せてくれた、トランクの中につくった冬景色のNゲージレイアウトは出色でした。蓋の裏にかかれた雪景色の絵が前景の樹木と融合して、とてもきれいな上品なテイストを醸し出していました。自分も、こういうものをつくりたい、と感じる作品でした。

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使われていた列車搭載マイクロカメラに類似の製品は、日本でもトレインスコープという商品名で販売されています。いままで、あちこちのイベントなどで見かけることも多かったのですが、実は、あまり評価はしていませんでした。しかし、今回の作品をみて、シーナリィが統一感を持って作り込まれていれば、とても魅力的な映像を得る事ができるのだな、と感心しました。今は私も、試してみたいと真剣に思っています。


追記の追記:

諸星さんにお会いしました。やっぱり初日にしっかり見にこられていたのですね。諸星さん、ご感想はいかがでしたか?

2008年2月22日 (金)

手押しトロッコのモデル

いやはや、すごいものをつくってしまうものですね。

1/24のモデルだそうです。Gスケールですね。

日本のからくり人形並みです。

追記:

すーじぃさんから、情報をいただきました。
「この手押しトロッコは7/8"スケール、ゲージは32mmゲージ」でした。
詳しくは、コメントをどうぞ。ご紹介のグループのHPも見物です。
レールを見ててっきりLGBのだと思っていました。ほんとは、すごく小さいんですね。

メカニズムはこちら。

いったいどれだけの時間をかけてつくったのか、想像もつきません。プロの作品でしょうか?

2008年2月18日 (月)

眼の衰え&つくるたのしさ

私の場合、カテゴリー名でわかるように、HOn2(乙)からLGB、はては1/8,45mmのライブスチームまで、ありとあらゆるスケールで好きなように模型工作を楽しんできましたが、さすがに最近は小さいものをつくるには、レンズと明るい照明が必需品になってきました。

それでも、特に工作するのに不自由は感じません。どっちかというと、つくった作品や、レイアウトを走る列車を眺めて楽しむのに視力がついていかなくなったことに、より眼の衰えを感じて悲しくなっています。

模型工作に関しては、強いて言うなら、眼の衰えよりも、集中力が続かなくなったこと、やる気が出てこないことの方が問題になってきています。

せっかくの土日の休日、なにもしないでただごろごろ過ごし、丸二日かかってやっと、ロッド一本削り出すのが精一杯。そのロッドがまた使い物にならない、なんてこともざらになってしまいました。やっぱり年齢なんでしょうか。

でも、手をつけるのも、工作の速度も遅くなり、精度も悪くなって工作がヘタになっても、やっぱりつくる楽しさは変わりません。

材料や工具をちらかし、我を忘れて手を動かすことの楽しさは、なにものにもかえがたいものです。いえ、つくらなくても、あたまのなかで、こうしたらどうだろう、ああしたらうまくいくかも、などと考えているだけでも、つくる楽しさを味わうことが出来るように思います。

ものをつくることを楽しめる性格と能力が自分に備わっていることを、ほんとうに幸せに感じるのは、実はそういうときなのかもしれません。

2008年1月29日 (火)

手に入れたいという欲求

森氏の「欠伸軽便鉄道の掲示板」を見ていたら、ラウンドハウスのケイティが届いた、と紹介されていました。

これは、好みのスタイルで前々から手に入れたいなと思っていた機関車だったのですが、値段が値段だけに、私にはネット上のウインドウショッピングを楽しむのが精一杯。それでも、手に入れることを本気で考えて、日本円ではどのくらいになるのかとか、日本までの送料はどれくらいかかるのかとか、キットにしたらどれくらいの費用ですむのかとか、ラジコンを自分で組み込んだらどうなるのかとか、ラウンドハウスのウェブページを隅から隅まで眺め回して、ずいぶんと楽しませてもらったものです。

ところが、森氏の掲示板を見たとたん、なぜか、どうしても欲しい、という感覚が消えてしまいました。ネットのカタログを見ると、とても楽しくなるのは以前とちっとも変わらないのですが、手元に置きたい、所有したいとは思わなくなってしまいました。不思議な感覚です。

なぜだろうと考えてみて思い当たったのは、望めば実物に触れる機会がありそうなものは、自分で持っていなくてもいい、と考えるようになった、ということ。この場合は、日本国内の面識のある方がそれを所有している、というだけの話で、見せてもらえる可能性は問題外なのですが、それでも十分な理由になりえたということでしょう。

もうひとつは、自分に手が届くかどうかは別にして、お金を出せば手に入る製品にはあまり執着が無くなってきたということ。

自分がつくったものは、それをつくった過程の時間と記憶の結晶として、それなりに大事にしたいと思っていますが、お金を出して手に入れた製品にはあまりそういう感情を持てません。

もちろん、お金を出して手に入れた製品でも、旅の思い出など、自分にとって大事なものがあります。でも、手に入れる過程の記憶は、つくる過程の記憶とは、質が違います。

たくさんのものを所有することが煩わしいと思うようになったせいもあるかもしれません。齢をとったのでしょうか?

どっちにしろ、「あれが欲しい」とか「あれと同じものが欲しい」という欲求もしくは感情が、自分の中から急速に消えつつあります。よく考えると、そのような欲求や感情は、人間の活力の元でもあることだと思えますから、自分自身の生きる活力が失われてきているのではないかと、ちょっと気になります。

しかし、何かの拍子に、オリジナルの作品をつくりたいという欲求が生まれて、突き動かされるように制作を始めることがあります。そういう衝動が現れるうちは、まだ大丈夫だろうな、と自分自身を納得させています。

2008年1月24日 (木)

私の模型工作のスタイルとカテゴリー名について

私の模型工作は、好きな時に好きなものを好きな大きさで好きなように手に入りやすい材料とパーツを使って制作を楽しむ、というスタイルです。
ただ、つくるものが、たいていの場合レールの上を走るものですから、カテゴリーとして鉄道模型に使用されるスケールの名称を流用していますけれど、それは、だいたいの大きさの見当をつけるための便宜的な手段という以上の意味を持っていません。
現在制作中の作品は、手に入るパーツや友人と一緒に楽しむ事を考えて、1/87 6.5mmゲージという大きさにし、そのカテゴリー名をHOn2(乙):エイチオウエヌトゥウオツとしました。
なかなかよい響きだと思っています。

2008年1月19日 (土)

この人の作品、おもしろいです。

Chris Walas.... a master modeler who models with a bit of whimsy....
というページを見つけました。

いやはや、見応えあります。
車両から人形からストラクチャーからなにからほとんどすべて自作。粘土細工のようなテイストがたまりません。
機関車を見るだけでも、考えられる限りのバリエーションをやり尽くしてるようにさえ思えるくらいです。

妖怪特急?(The Goblin Express)や妖怪機関車?(Count Trackula's Locomotive)なんてのもあります。
Structuresのthe ruined Lemurian Temple! なんて、もう、とんでもないです。
これはもうアートですね。

2008年1月12日 (土)

久方ぶりに模型店に行ってきました

天賞堂と秋葉原&原宿イモンですが、ちっとも心躍らないのに困惑しています。
新額堂とかエコーモデルとかだったら違ったかなとも思わないこともありませんけど、ナローもNもHOもOn30も、様々な製品が次々と発売され、商品はあふれかえっているのに、ほしいものがない。
それなりに魅力的な製品がウインドウの中に並んでいるのに、手に入れたい、とおもわないのです。
自作のための部品や素材あさりも、前のようにはしなくなってしまったように思います。
まだ、机の中や押し入れのジャンクボックスの中に、たくさん部品やキットバッシュ素材が罪庫(苦笑)として残っています。
それでも以前はあれもこれも、いつかはつかえそうだから、あれをつくりたいから、と当面必要のないものまで買い集めていたものでしたのに。
なぜなのでしょうねえ?
これはひょっとして、ある意味で自分がメンタル的に危機的状況におちいってるのではないかと、危ぶんでいます。

2007年9月15日 (土)

ショーティー&デフォルメ車両のイラストレーション

おもしろいサイトを見つけました。
View from the Birdwater and Raspberry
模型ではなくてイラストですが、デフォルメされた寸詰まりロコや車両がいっぱいです。
いくつか画像を引用します。

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どことなく、諸星さんの作品や和久田さんの最近の作品、それから往年のブーピープバレイなどを思い出させるところがあります。
じつは、どちらかというと、このテイストは自分には少々あわないかなと感じるところがありますが、アイデアそのものは見るべきところ大です。
もちろん、プロペラカーもあります。

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下のように、なんだか先にやられちゃったなあと言うアイデアもあって、苦笑しています。

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2007年9月 3日 (月)

Gn15ホットロッド・クリッター???

すごいものを見つけてしましました。
THE "GNITRO GNAT ", THE WORLD'S FASTEST LOOKING 15 INCH GAUGE NITROMETHANE FUELED CRITTER
なんだそうです。

Gnitrognat02

出典はこちら
もともと、私も下のようなものを作って遊んでましたので、ユーモアのセンスが近いのかなと思って、ちょっとうれしいというか、あきれてしまいました。

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ミニカー改造のレールカーです。外にもこんなのを作ってます。
しかし、こういうセンスって、まじめ?な鉄道模型ファンからは、どの様に思われているんでしょうねえ?

2007年8月13日 (月)

国際鉄道模型コンベンション

NGJのブースのお手伝いで参加してきました。
ペン皿ミニチュア庭園鉄道パイクも展示させていただきましたが、なんかそこだけ浮いてました(^^;;;
なにせ有名な菅氏の回転レイアウトや小泉氏のサンセットマウンテンをOnにしたサンライズマウンテン、かの真崎氏の3.75ミリNナローという、世界的に有名な作品ばかりに挟まれての展示ですから、いわずもがな。
ただ、家族連れやカップルで訪れられた女性の方にはおおむね評判が良かった様ですが、あんまり自慢にはなりませんね。

今回目を引かれたのは、多摩美大のLRTデザイン研究グループの展示で走っていたこれ。ほとんどジョークです、いえ、まるっきりのジョークです。

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それと、印象に残った出来事は、もうオノデラさんのブログで紹介されていますのでリンクだけ貼っておきます。行方が空恐ろしい小学生幻のクライマックスロコとの遭遇でした。

2007年1月 7日 (日)

ラジコンのスピードボートを買ってしまいました

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前から一度、本格的なプロポーショナルコントロールのラジコンボートを走らせてみたかったのですが、たまたまネットで格安の製品を見つけて、思わず購入してしまいました。
注文してとどくまで、なんとなくわくわくしてたりして、いいおっさんがなにやってんでしょうね。
RTR(Ready To Run)の完成品というのは、正直言って、ちょっと抵抗もあったのですが、またこんど自作するときの参考にと苦しい言い訳をして決断。
金曜日の夜おそく届いたんですけど、土曜日は雨。
送信機の電池を買うのと走らせられる池があるかどうか車で近くの公園まで見に行っておしまいです。
さて、待望の日曜日。
しっかり寝坊して、9時過ぎに起床。いい天気です。
朝風呂に入り、残り湯で洗濯して、お昼前にボートを持って公園に出かけました。
寒くて少し風がありましたが、初運転は快調そのもの。
ラジコンって、面白いです。

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途中で水面に浮かんでいた松葉にスクリューが引っかかって急に速度が落ち、どうなることかと思いましたが、なんとか岸まで持ってくることが出来ました。
しかし、電池は5分程度しか持ちません。まだ充放電を繰り返していないので、本来の性能を発揮していないのでしょう。この辺りが電動ボートの欠点ですね。電池のスペアはとても高価みたいですし。
これで、ライブスチームなどだったらもっと面白いんだろうな、とその方面のモデルを楽しんでいる方々の気持ちがちょっとわかる様な気がしました。

2007年1月 1日 (月)

謹賀新年

あけましておめでとうございます

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元旦のいい天気につられて、庭園鉄道の初運転をしました。
が、風が寒い。そうそうに、部屋に引っ込みました。
これから、2月のさむさでの霜柱で線路がどうなるか心配です。
レンガの苔はブリーチでなんとかましになりましたが、線路に薬液かかって錆がふいてしまいました。気をつけなければ。

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2006年8月15日 (火)

鉄道模型コンベンション

お盆のお墓参りを兼ねて、初日に行ってきました。
会場の様子や出展の写真はもういろんなページで紹介されているので省略することとして、興味を引かれたのはやっぱりナローが中心。
諸星さんのO·MORO DESIGNはじめ森さんの欠伸軽便鉄道、小池さんのギミック満載の超小型架線集電Gゲージパイク、それから青木さんのGゲージのフルスクラッチ作品が快走する松電などオリジナルデザインの模型作品の出展がいくつもあって見ていてとても楽しかったです。
また、砂野さんの個人所有HO組み立てレイアウトのじゃりちゃん鉄道にはさすがにびっくりでした。
しかし、なんといっても感動?したのはこの風景!

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おつきあいの奥様お母様方、ほんとうに暑い中おつかれさまでした(^^;;;

2006年4月23日 (日)

ブログの効用???

「パワーが落ちました!」と、さる有名な古典機スクラッチビルダーの方が自ら発行されている模型通信に書いておられました。
その方よりはかなり若いはずなんですが、ひと事じゃありません。(苦笑)
老眼が急激に進んで目がかすむせいもあるのでしょうが、ほんとに集中力がなくなりました。
しかも取りかかる前になぜかだらだらと時間が過ぎてそのうちやる気が失せてしまうというくらいのだらけようです。
その点、Gゲージ(爺ゲージ???)は老眼にはうれしい大きさですが、ちょいちょいと小手先の細工を楽しむには大きすぎるので、走らせて遊ぶばかりになってしまいがちです。
工作加工でもてあそぶにはOn30がちょうどよい大きさなのかも知れません。
しかし私の場合はどうもいい加減で、やたらといろんなものに手をつけては投げだしてのくりかえしです。
投げ出して5年10年なんてのもざらで、この調子ではそのままただのゴミくずとなってしまいそうなものが山ほどあります。
ただ、最近はこのブログを始めたことがきっかけになって、すこしは手が進むようになってきたので、自分でもうれしく思っています。
やはり元気に模型をいじれるのは、その他の生活も順調にいっているということなのでしょう。

2006年3月29日 (水)

究極のポイントマシン

Carendtcomscrapbookpage40indexhtml
ネットで見つけました。
こういうセンス、大好きです。
もう、たまりません。
出展はこちら

2006年2月19日 (日)

AFVモデラーのドイツ型蒸気機関車

24905342

書店に立ち寄ったら、パンツァーグラフという雑誌の表紙が目にとまりました。
ドイツ型Eタンクが軍用車両を載せた貨車を引いて渡る鉄橋の下を複葉機が飛び過ぎようとしているジオラマです。
気になったのは、この蒸気機関車。
普通AFVと言えば1/35のはず。そんなスケールの機関車なんてあったっけ?
と手に取ってページをめくってみると、なんと、まったくのスクラッチモデルでした。
おなじみレジンモールドやプラ板、パテ加工を駆使した力作。
もちろんスタティックですが、戦車などのAFVによく見られるディテール強調やウェザリングのテクニックもうまく活かされていて、ドイツ型ならではの雰囲気もよく出ています。足周りなんか感心するくらいの出来です。
彼等が機関車をつくるとこういう感じになるんだなあと、感じ入って眺めてしまいました。
鉄道模型でも、ジオラマに徹して造形を行うのなら、こういう行き方もありなのかもしれませんね。

2006年1月19日 (木)

模型材料が手に入りません

田舎に単身赴任して一番困ったのは、模型材料を手に入れにくいことです。
これまで何度も転勤しましたが、事情で模型工作を一時中断していたときをべつにすれば、たいていは、いわゆる「模型店」がある中規模クラス以上の都市に暮らしていたので、こんなに不便なものだとは思いもしませんでした。
最近は便利になったもので、日曜大工関係の材料や種類が限られているとはいえ真鍮板、線などは、ホームセンターで手に入れられますが、模型パーツや塗料、キットなどとなるとどうしようもありません。
プラモデル塗装用の塗料ひとつ手に入れるのに、県庁所在地まで電車または車で1時間半以上というのはさすがに時間もお金も大変です。
初めて、送料がかさんでも定価販売でも通販がいかに便利でリーズナブルかということを、身をもって知りました。
田舎で鉄道模型を楽しむのはなかなか大変です。
この趣味を持つ人たちが都市周辺に集中しているというのも宜なるかなですね。
しかしです。
この田舎町の書店に行くと、ふしぎなことに鉄道模型趣味からRM—MODELS,とれいん、その他フィギュア系、ガンダム系、ミニカー系、AFV系、航空機系そのたもろもろ、マニアックな模型関係雑誌が都会の書店以上に充実しているのは、どうしたわけなのでしょう?
こういう雑誌が棚に並んでいると言うことは、需要があると言うことでしょうし、これを定期的に購入する人たちはどうやって材料やキット、製品などを手に入れてたのしんでいるのか、まったくの謎です。

2006年1月 1日 (日)

あけましておめでとうございます。

新年から「工作覚え書き」のブログ?を開設することにしました。
Modelisme hebdomadaire というのは、フランス語で週間模型工作日誌というほどの意味でしょうか。
最近、妙にストレスが高いせいか、趣味を楽しむ余裕もなくただだらだらと過ごしていることが多いので、これをきっかけにすこし元気を取り戻したいと思っています。
で、こんなもの公開する意味はあるのかって?
そりゃまあ、袖振り合うも他生の縁、などといいますから、模型工作関連でいろいろな方々とささやかな情報交換でもできれば幸いかなというところです。

というわけで、まずはお年賀から。
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古い作品ですが、技術教材ライブスチーム「弁慶号」を改造してドコービル風ナロー機関車にしたものに、マスコットのぬいぐるみ犬マグネットクリップを乗せてみました。