2018年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

実物

2017年12月24日 (日)

映画「オリエント急行殺人事件」の列車あれこれ

2017年末公開の映画「オリエント急行殺人事件」を観てきました。

最近はやりの大物俳優を集めたくさんのお金をかけて映像もそれなりに凄いしアクション場面も豊富な楽しめるとても今風の映画でした。

でもなんか物足りなくて、1974年版の映画を引っ張り出してきて鑑賞。それからさらにTVドラマ版のも探し出して鑑賞。3本見比べるという贅沢な鑑賞の仕方をしてしまいました。つかれた……^^;

感想は、作品として一番楽しめたのは1974年版、一番作品として凄いなと思ったのはTVドラマ版、2017版はとてもよくできていて精細で迫力のある映像もアクションシーンも俳優の演技もストーリーも十分に楽しめるんですが前の二つに比べられてしまうと……というところです。

詳しくはこちらのページに詳しく解説されていますので、ネタバレでよければどうぞ。(3つの映画を鑑賞してから見ることを強くお勧めします。)

で、本題に入って、私が一番興味を持ったのはもちろん舞台として使われたCIWL (Compagnie internationale des wagons-lits 国際寝台車会社)の車両とそれを牽引する蒸気機関車。

今回2017年版には、客車は全てセットとして新造したらしいのですが……凄いですね。車両の編成は、荷物車+食堂車+寝台車+特別車(展望台付きバーサロンカー)。展望車って実物にはあったのだろうか? 

それからネットでは「細部の調度品までこだわり完璧に整えられた……」などと書かれていましたが、映像では箱根ラリック美術館に展示されているプルマンカーの内装とは全然レベルが違う感じのように思います。本物のプルマンカーの内装が特別すぎるのかな?

牽引蒸気機関車は本物です。これは、フランスの Est 241 A 65 だそうです。でっかくてなかなか美しい機関車ですね。こちらにその紹介が、それからウィキペディアに詳しい情報がありました。

模型もメルクリンからこの年末に新製品として発売されたようです。映画が公開されたことでの需要を見込んでのことでしょうか?

1974年版に使われたCIWL客車は本物です。編成は荷物車+食堂車+寝台車+特別車。牽引する蒸気機関車ももちろん本物。SNCF(フランス国鉄)のページでも紹介されている機関車 230 G 353 ですね。ウィキペディアにも詳しい情報があります。現在は不動状態でリストアのための資金を募っているところだそうです。

こちらのページにはこれらの車両がパリで公開展示された時の記事が紹介されています。

本物の車両を使っているだけあって、映像でCIWLの豪華な内装がこれでもかというくらい楽しめます。眼福々々^^; これひとつとっても、この映画の魅力は3作のうちで最高ということになります^^;

最後にTVドラマ版に使用された編成は、どうもよくわかりません。映像で見る限り、ほんもののCIWL車両ではなく、どうやら英国のプルマンカーを塗り替え?てそれらしくしたものと古い時代の寝台車の内部を舞台に使っているように見えます。

それでももともと英国側のオリエント急行として運用されていたプルマンカーや上等の寝台車を利用しているのでしょうからもちろん内装は素晴らしいですし雰囲気はとってもよくて、うまくセットをつくったものだなあと感心します。

蒸気機関車はほんとよくわかりませんが、デフレクターがありませんし、フランス型蒸気に似た英国の機関車だと思います。そのせいかイスタンブール駅の発車場面でも雪に突っ込んだ場面でもほとんど一部分しか見えないように撮影されています。

ということで、どれも数少ない手持ちのCIWLコレクションでは再現できない編成ですが、1974版の編成をイメージして編成を組んでみましたのでご披露です。

Nゲージのほうは最初牽引機関車にC57お召しを当ててみましたが、C50の方が似合いのように見えます。C57を当てた方は2017年版のイメージ、C50を当てた方は1974版のイメージかな? 客車はKATOのオリエント急行'88大陸版セットを使っています。

Img_4476_2 Img_4479_2

HOゲージの方は、ROCO製のSNCF 231E 蒸気機関車とリバロッシの荷物車、食堂車、寝台車、LS Models のプルマンカーです。

Img_4482_3


それにしても編成全体の写真を撮るのは難しいですね。でも、Macの写真アプリって縮小して書き出すとなぜかピンボケになってしまうんですよねえ。オリジナルはもっとくっきり写ってるんだけどなあ。なんでだろう?

追記:

CIWLのオリエント急行というと豪華列車の代名詞。上流階級や富裕層、セレブリティ御用達のゴージャスでステータスを示す格好のアイテムの一つということになっています。

だからかどうか、CIWLオリエント急行列車が好きだと言うと、上流階級富裕層の仲間入りをしたいのか?と考える方がおられてびっくりしたのですが、世の中にはアート?の一種として建築と同じように車両を鑑賞し、模型をコレクションして楽しむ人もいるということもわかってもらいたいなあ、と思いましてちょっとメモしておきたいと思います^^;

2017年9月 9日 (土)

オランダの保存鉄道

ハードスケジュールの出張でしたが幸運にも少し時間ができたので、保存鉄道を見てきました。

オランダの蒸気機関車はスチームトラム型が多かったようで、今回走っているのを見ることができた機関車もスカートを履いていました。

Img_3477 Img_3499

好ましい形のディーゼルもいました。

Img_3444

これは機関庫の中。このほかにも何両か蒸気機関車がいるようです。

Img_3423 Img_3426 Img_3437

手に入れた資料とお土産です。模型にも使えるかなと思って買ったイヤリング?はなぜか英国製でした^^;

Img_3697 Img_3698

運良く国立美術館にも立ち寄れて、わずかな時間(切符売り場で、今からじゃ閉館まで1時間もないから十分みられないし料金もったいないよ。明日出直してきた方がいいよ。と忠告してくれました。係員さん、親切^^;)でしたが、レンブラントの夜警とフェルメールの作品を見て、ロゴ入りのプレイモビルもゲット。いい記念になりました。

Img_3699

2017年6月15日 (木)

小田急急行電車の内装が夏向けに模様替えしていました

小田急線の急行に乗ったら、なんだかとても涼しい感じがしました。

冷房が効きすぎているわけでもなさそうなのに、どうしたのかなと思って車内を見回したら、内装が模様替えされているのに気づいて、雰囲気でこんなに変わるんだとちょっとびっくり。

Kc4a0116

天井の白いパネルに青いラインが入り、吊り広告も水色を基調としたデザインだし、これはもともとかもしれませんが、行き先液晶画面も水色が基調のデザインになっています。蛍光灯もあたたかみのある白色から昼光色に交換されて涼しい感じを演出しています。

おもしろいのは、車両の端っこにある優先席の周りだけは白色の蛍光灯のままで、その一角だけ室温が違うように感じることでした。

これだけの模様替えをするには経費もかかるだろうと思うのですが、冷房の効果とかコストパフォーマンスを考えると、こちらのほうが良いのかもしれません。

帰りの快速急行は、これまでと同じ内装でしたので、この夏向けの模様替えをした編成はまだ少ないのかもしれません。

2017年5月15日 (月)

ネジ式連結器などのフックの形

今野さんのブログなどで取り上げられていたので、フックの形について確かめてみました。

フックと言われて思い浮かぶ形状は、以前に現場でつかってたクレーン玉掛けフックの形状です。ネットで商品カタログやオークションのページを見るとほぼ記憶通りの形状のが出てきました。

Sim1 Sim (google画像検索結果から)

そう、フックの背の側の方が太くなってるんですよね。ちょうどなめくじが曲がったような形です。もちろんそうで無いのもあったように思いますが、それはごく軽い負荷用だったと思います。

玉掛けフックについてはこのページにわかりやすい説明があります。玉掛け作業者のための安全啓発サイトのページです。こちらに掲載されている写真や図の方が形状が良くわかると思います^^;

初めて見たときはなんでこんな形してるんかなあ、と思いましたが、実際に使っているうちに軽量用のをひん曲げたりして、なるほどこの形状はかかる力を計算してこうなっているんだな、と納得というか感心したのを覚えています。

設計以上の負荷がかかると、まずフックの背の部分の曲がりが伸びちゃう(鋳物とかプラだと折れてしまうのかな?経験したこと無いですが)んですよ^^;

で、本題のネジ式連結器のフックですが、これも似掛けフックと同じ形状、というよりもっと強調したような形状になっていますね。明治村で撮影した写真や欧州型HO製品のパーツをみるとよくわかります。

Img_0369 Img_0054

さて、このフック、自作するのはなかなか大変な気がします。連結器の場合は断面形状は長楕円形(玉掛けフックの場合は軽量化?のためT字型になっている)なのでまあ、板材で良いとしても切り抜くのが大変そうです。

自分が作るとしたら根元はちゃんと切り抜きますがフック部分は紡錘形に切って焼き鈍しプライヤーで好みの形状に曲げながら叩いて形を整えヤスリで仕上げる、みたいなことをやるか、さいしょからパテで形を作って型取りするか、ということになりそうです。

なんちゃって、そんなめんどいこと私がするわけもなく、実際はそのへんのしんちゅーせんをやっとこでてきとーに曲げてひっかかればそれで良い、というレベルの工作スタンスなんで……ま、それでも見られるのがフリースタイルのラフな絵画?的ナローモデルの良さと思って、もとい開き直っています^^;

ところで、カタログでフックの名称をみてると、キトーフック、というのが目立ちました。そういや仕事でもキトークリップというのを使ってたなあ、あれ、形状や構造から鬼頭クリップか亀頭クリップって符牒だと思っていたのですが、会社の名前だったのですね。探したら、キトークリップ製品紹介ページもありました。変なところで昔の疑問が解決して、ちょっといい気分です。

00000003205336_a01

ちなみにキトークリップの場合はフックじゃなくてアイ(環)なので、同じ太さの材がぐるりと曲げられているように見えます。

2017年5月 8日 (月)

ヘムシュー Hemmschuh

dda40x氏のブログで、Hemmschuhという器具が紹介されているのを見て、あれ?この文字列、どっかで見た様な、としばし黙考。

あ、そうだ、これLGBのカタログで見て買ったんだよなあ、結局ちっとも使わなかったけど、と思い出しました。で、まあ、ちょっと格好をつけて撮影。

Img_1773_2

カタログを見ると、しっかりHemmschuhと記載されています。でも英語ではWheel Blockと書かれています。車止めって意味ですね。説明文もそういう用途に使う物と読めます。

Img_1771_2 Img_1772_2

LGBのパーツは形状からも上記ブログで紹介されている様なヘムシューではない様に思います。いや、ひょっとしたら、車輪の下に敷き込まれるフラップ?ソール?部分を省略した形状なのかな?(下参考画像参照)

つまり、ヘムシューには、スライドさせながら使うタイプと単なる車止めのタイプがあったということでしょうか? それぞれのタイプは正式にはドイツ語、英語でどういうのでしょうね?


参考(上記ブログのコメントより);

ヘムシュー製品概要;ヘムシュー(鉄道保安装置メーカー林総事株式会社のページより)

Hemshoe_001b_2

ヘムシューの使用状況;昭和16年 貨物列車 (16分20秒ごろから。youtubeより)

2017年2月26日 (日)

明治村に行ってきました

初めて明治村に行ってきました。

期待以上に楽しかったです。乗り物もそうですが、綺麗に保存された歴史的建築物がとても興味深くて、ゆっくり歩きまわって見物するのに良い天気だったこともあって、最高の旅になりました。

小学生の遠足や若い女性のグループがたくさんいて、賑やかだったのも良かったですね。たまにカメラをかついだ中高年の男性や無愛想な顔をした高齢者の団体が威圧感を振りまきながら歩いているのにはちょっと閉口しましたが……

というわけで、写真ばっかりですが……

一番見たかった品川燈台

Img_0304 Img_0306 Img_0307


京都市電と陸蒸気。当番の機関車は9号機でした。

Img_0330 Img_0328

Img_0358 Img_0359 Img_0382 Img_0453

古い機械萌えです。

Img_0450 Img_0451 Img_0452 Img_0487

建築物の内装も綺麗に整えられていました。

Img_0412 Img_0474 Img_0476

おまけ;

ネジ式連結器の連結風景です。

2017年2月 7日 (火)

高尾駅の歴史物件

約3年間利用してきた高尾駅ですが、跨線橋の壁に掲げられた高尾駅の歴史紹介のポスターを見て、ちょっと感動。

Kc4a0843

古い駅だなあと思ってはいましたが、元々大正天皇の大喪列車の始発駅として新宿御苑に設置された仮設駅舎を移築したものだとは知りませんでした。由緒ある駅だったんですね。

Kc4a0825 Kc4a0840

そしてホーム屋根の柱に使われている古レールは1902年製造の日本で製造された最古のレール。そして4番線ホームの土台はレンガ積みでした。

Kc4a0849 Kc4a0850 Kc4a0848 Kc4a0855

表示板のある場所だけじゃなく、駅舎のある1,2番線のホームにも同じ刻印のあるレールが使われています。

Kc4a0858 Kc4a0859

それから、なんと、こういうものまでありました。

Kc4a0822 Kc4a0842 Kc4a0823

第二次大戦の銃撃跡がホームの支柱に残っているなんて、ほんとにまったく気づいていませんでした。毎日横を通り過ぎていたのに、如何に周りが目に入っていないのを実感。生活というか人生そのものに余裕がないのかなあ、と再度反省至極の朝でした。

2016年12月 3日 (土)

小田急新型ロマンスカー「70000形」

小田急線の車内で、来年デビューする小田急新型ロマンスカー「70000形」の記事が掲載されている広報誌が各駅で配布されているという中吊り広告を見て、駅を降りて早速探したのですが見当たらず。

仕方が無いので切符売り場まで行って聞いてみたら、まだ外のラックには置かれていなくて、机の上に積まれたなかから一部渡してもらえました。

Img_6953 Img_6954 Img_6955

うーむ、以前にネットで見たのと同じ、バーミリオン?カーマイン?色の先頭車が展望席になっているなんとなく稚拙?なコンピューターグラフィックスが載ってます。VSEのように連接車じゃなくて普通のボギー車両の編成のようです。なんか名鉄パノラマカーを連想してちょっとなんだかなあ、という気がしないでもないですが……

実物はきっともっと魅力的なのだろうと思います。VSEがあんなに格好いいんだから……期待したいですね。

2016年2月12日 (金)

林野庁広報室映像アーカイヴの森林鉄道フィルム

ご存じの方も多いかと思いますが、林野庁広報室の映像アーカイヴに森林鉄道の古いフィルムがあります。一見の価値はあると思いますので、したのリンクからぜひどうぞ。

映像アーカイブ

こちらのページには森林鉄道をまとめたものがあります。

なかなかの資料です。

2015年12月20日 (日)

「蒸気機関車に敬礼」

実家の本棚から出てきました。

いやあ、なつかしい。

蒸気機関車が消え行く最後の頃の写真集です。蒸気機関車がまだ「SL」「エスエル」と言われて鉄道に興味の無い人びとの間にもブームを呼び起こす直前の時期だと思います。目次の前文を見ると、そういう時代だったんだなあという気がしますね。

Img_6082 Img_6087

中はこういう写真や機関車単体のアップがずらずらと並んで、国鉄制式蒸気機関車が好きな人にはたまらない魅力の写真集だったんだろうなと思います。

Img_6085 Img_6084 Img_6086

自分もそのころは国鉄制式蒸気を魅力的に感じていたんだろうなあ、と思いつつページをめくって行くと、最後にこの本を購入した理由がわかる写真が出てきました。

Img_6083

やっぱり、これだったんだなあ、と半分あきれつつ、改めて国鉄制式蒸気もわるくないなあ、とページをめくり返しているところです。

より以前の記事一覧