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2017年9月27日 (水)

木製手万力を買いました。

小さな部品をやすり掛けするときに、なかなかうまく指で保持できず、かといって卓上バイスを使うと思った方向からうまくやすりがかけられません。

そういう場合は、この手万力の出番のはずなんですが、これ、ガタガタするのとアルミ鋳造製なのでどうもしっくり固定できず、ほとんど使わずじまいで40年以上放置プレイの状態でした。この手万力、中学生のころ、たしか子供の科学で紹介されてたのをみて買い求めたものだと思います。良く持ってたもんだと我ながら物持ちの良さに感激。

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それはともかく、先日たまたまですが、ジュエリー加工のお店を覗いたら工具のコーナーがあって、そこで木製の手万力を発見。後ろからくさびを打ち込んで固定する方式で、さすがジュエリー用、咥え口には皮が貼ってあって小さな部品も傷つけずにしっくり固定できそうですし、円筒形に削ってあるので手にもなじみそう、というわけで迷わず購入。

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持ち帰って袋から出し、使い心地を確かめると、なんとまあ、触り心地の良いこと。いつまでも握って撫でさすっていたくなう様な丸くてすべすべした感触です。片方の先端が丸く、もう片方が直線の咥え口になっていてどちらでもワークを咥えることができます。

ほんとに手にしっくりとおさまってこれなら快適にやすり掛けの作業ができるなあ、プロはこういう道具をつかってジュエリーの細工をしていたんだなあ、となんともいえない感慨にふけったりしてしまいました。

調べてみると、このタイプの手万力、ジュエリーの世界では伝統的?なものらしくて、20年以上も使ってます、という宝飾関係の方のウェブページも発見。形が全く変わらないというのはそれだけ優れてこなれた道具なんだろうなと思います。

他にもいっしょに糸鋸の刃を買いました。棚に並んでいたブランドは、PIKE、スーパーパイク(魚)、ヘラクレス。模型界隈で有名なバローべは1番以上の粗いものしかなく、どうも一般に使われているらしいPIKEブランドから3/0の1ダース入りを購入。ハンズで買うよりずっと安かったです。このブランド、やすりで有名な魚地球と同じメーカーなんでしょうか?やすりも魚地球が一番メジャーなようで、バローべもありましたが魚地球の2倍以上の値段がしていました。

Img_3764

やっとこなどは昔ながらの手作りのものが売られていて、プロの職人さんにはラジオペンチみたいな構造の今風のものよりこういうタイプのほうが自分で調整できるのでつかいやすいのかもしれません。

もちろん銀などの金属素材やロー付けの材量、道具、それから切削加工用のリューターや先端工具、磨き用のバフ、洗浄剤、黒染め剤、それからロストワックス原型用のワックスやスパチュラなどの工具なども豊富で見ていて飽きません。

ただ、アマチュア用に模型店やハンズなどで売られている道具類とはずいぶんと品ぞろえが違うなあ、という気がしました。

最後に余談です。

この手万力、「てまんりき」と読みますが、手万は「しゅまん」ともよめますね。仏語で「シュマン」は「道」。で、鉄道のことを「シュマン・ド・フェール (chemin de fer)」って言うんですね。

ということで、この木製手万力、鉄道模型工作にもピッタリの道具だと思いますので、試してみる価値はあると思いますよ。

いささか強引なこじつけでしたが、以上、余計なお世話の無駄話でした^^;


2017.9.29 追記

先日に引き続き、もう一つ手万力を買ってしまいました。

Img_3771

アンテロープ社製のハンドバイスです。

こっちは顎が金属製なので、板材などをしっかりとつかむことができそうです。

なんといってもこの高級感?がいいですよねー。道具もこういう上品なデザインのがえもいわれずよろしいのでつい手を出してしまって後悔しています^^;

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コメント

この Non-marring Vise は木製ですね。初めて見ました。
私の持っているのはプラスティック製です。
解説は2007年9月6日の記事にあります。写真は9月4日です。
木製は味があってよさそうです。材質は樫でしょうか。

上記コメントの年が間違っています。2006年でした。
失礼しました。

dda40xさん

いわゆる樫材だと思いますが、少し導管が目立つので楢材みたいに見えます。呆れるくらい表面処理が丁寧ですべすべです。
立ち寄った工具専門店には、プラスチック製のものは見当たりませんでした。
古くからある工芸分野の道具は、美しいものが多いですね。

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