2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

« ナッツモンスター | トップページ | スーパーマーッケットのチーズ売り場にジオラマレイアウト発見 »

2017年5月 2日 (火)

金継ぎ風にカップの修理をしてみました。

エスプレッソカップを落として取っ手が折れてしまいました。

家内が気に入っていたので、捨てるのも勿体無いし、ということで修理をしてみました。今はいい接着剤や補修剤があるので気軽に作業に取りかかれます。

まずはエポキシ接着剤で折れた取っ手をくっつけます。取っ手の付け根の一部はどこかに飛んで行ってなくなってしまっていたので、ここはエポキシパテで盛り上げて整形。

Img_1511

このままじゃかなりみっともないので、金色のエナメル塗料を塗って、金継ぎ風に仕上げました。

Img_1512 Img_1514

ま、こんなものでしょうか? 手元にあるものだけで簡単にできる楽しみ半分の簡単な作業でした。でもパテの整形にはちょっとてこずりましたし、接着剤もエポキシパテもこれほど少量だけを調合するわけにいかず、無駄が出てしまったことについては「忸怩たる思い」であります^^;

ってまあ、模型工作を趣味にしてて普段から大量の素材や道具を溜め込んでいるから言えたりするのかなあ、なんてふと思ってしまいました。

これが、普通の家庭だったら、特に断捨離とかミニマリスト方面の方々だったら、まず修理方法をネットなどで調べて、必要な接着剤や補修剤や道具類をホームセンターなどに買いに行って、説明書とくびっぴきでおっかなびっくり慣れない作業をすることになるんだろうと思うよ、と修理が終わったカップを家内に見せながら、恩着せがましくふだんの家の散らかりようの原因を作っている自分の趣味の自己弁護をして顰蹙を買っているのでありますが……

ミニマリストの人たちは、余った接着剤や使い終わった道具など、毎回捨てちゃうんでしょうか?だとすれば、ものすごくお金も労力もかかる生活の仕方だと思うのですが、それでもスッキリ、無駄のない?生活をしたいということなのかなあ? その無駄をなくしてできた時間と空間で一体何をやっているのかがとっても興味あるのですが、テレビや雑誌などではそういうことは一向に紹介してくれないので、自分にとっては謎につつまれたままです^^;

追記:

あ、そうか、書いてて気がつきましたが、そういう方面の方々は、そもそもモノを修理して使うなんて発想はなくて、すこしでも傷んだり壊れたりしたらあっさり捨てて買い換える、という発想なのかもしれません。そういうスタイルで、かつ高級品志向、本当によいものに囲まれて暮らしたいって、なんだかかなり無理があるような気がするのですが、はたして実態はどうなっているんでしょう?

追記その2;

ふたたび、あ、そうか、と気付きました。そういう人たちは、きっと自分で修理するなんてことは初めから考えないんだ、きっと。プロに修理に出すんですよね。そうすれば、お金はかかっても、時間も労力もかからない。そういうスタイルの生活ってのもたしかにあるんでしょうが、自分にはもう想像がつかない世界みたいでちょっと情けない気分です^^;

追記その3、2017.5.3

ある方から、素人がやった金継ぎなんて見られたものではないぞ。娘が一時金継ぎに凝って割れた皿を修理してたけど、まるで皿のフランケンシュタインみたいだったぞ。という話をうかがいました。

はい、確かにそのとおりです。素人の工作は、腕のいいプロには(よほどのことがないかぎり)ほぼ絶対にかなわないと思います^^;

そもそも工作の環境が違います。道具にしても素材にしてもそのへんで素人向けに売られているものと比べたら性能、使いやすさ、耐久性それからもちろんお値段も雲泥の差ですし、なにより経験の差、技能の差はもう格段に違う(かならずしもそうではないこともありますが)わけですから、出来上がりが拙くてもなにも恥じることじゃないと思っていますし、自分で修理したり制作したりすることが大事ですし満足できればそれで良いんじゃないかと思います。

特に金継ぎは難しいんじゃないかと思います。漆なんて使うのが初めての方も多いでしょうし、ちょっとネットで素人向けの解説ページを見てみましたが、あの程度ではきれいな金継ぎを期待するのはちょっとむずかしいだろうなあ、というのが正直な感想です。継いだ面の整え方とか金粉撒きの工程とかコツとかその手の工作に慣れていない人にはまずイメージできないんじゃないかと思いました。って、自分も経験があるわけではないんですけど、基本的には模型工作での部品接着整形、パテ盛り整形、塗装と似た様なものなので、基本的な手順やコツはほぼ同じになりますから、漆や金粉に変えて現代の材料でわりと無理なく似た様な作業がやれないことはないというわけですね。そういうの、模型工作趣味の方面の人たちならわりと普通の感覚なんじゃないでしょうか?

あと、金継ぎの場合、デザインの問題が出てきます。壊れたものを単純に接ぎ合わせるだけでは美的感覚に合わない出来になってしまうことがおおいんじゃないかとおもいます。ネットで見かける作例にもこれはどうかなあ、というのが見られることがありますよね。

むかし、どこかの美術館で有名な金継ぎの茶碗の展示解説で、わざと希望の位置で割って金継ぎを行い、それを意匠の一部にするということを聞いたことがありました。金継ぎとは、修理した結果がデザイン的にも美しくなる様に考案された工芸技法の一つなんだと思います。だから、金継ぎで美しくなる可能性のないものは、本当は修理したりしてはいけないのかもしれないのかもしれませんね。


« ナッツモンスター | トップページ | スーパーマーッケットのチーズ売り場にジオラマレイアウト発見 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ナッツモンスター | トップページ | スーパーマーッケットのチーズ売り場にジオラマレイアウト発見 »