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2016年11月

2016年11月27日 (日)

街灯の自作

ヨーロッパの製品で精密にできた点灯する街灯があります。

それを買って使えばなんということもないのですが、なかなか手に入れにくくて、一つ買ってあったものもいま貸し出し中。ということで、この際だからとそのへんのジャンク材料をかき集めてつくってみました。

使ったのは、オイルスプレーのノズルチューブ、真鍮パイプ、ボールペンの軸、プラ板、それからチップLEDです。それらを適当にぶった切ったり、ドリルレースで形を整えたものを瞬間接着剤で貼り合わせ、アクリル塗料で塗りあげて出来上がりです。点灯部にはランプ芯の代わりに透明プラ棒を使いました。

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ありあわせの材料でつくったので、それほど繊細ではありませんが、灯の光り方はなかなかいい感じになったのではないかと悦に入っています。

2016年11月26日 (土)

車両進行方向確認信号機をつくりました

いつものとおり体調不良の昼下がりの手慰み工作です^^;

自作車両のモーターをセットする時に配線のプラスマイナスがわからなくて、毎回別の完成動力車を線路に載せて進行方向を確かめてから、自作車両を線路に載せ、通電して配線を決めています。

これが面倒くさい。最初からプラスマイナスがわかっていればいいのですが、いい加減に作った自作コントローラーの方向切り替えスイッチの極性がどっちがどっちなんだかよくわからないので毎回往生します。

で、別の動力車を使う代わりに進行方向がわかるツールがあればと考えて、信号機風にアレンジしてつくってみました。一応線路幅9mmから16.5mmくらいまでカバーできるようにしてあります。

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軽すぎるので少し重りを載せて接触と安定性をよくしてあります。スイッチを入れ替えると青赤が切り替わるのが嬉しいです。

追記;

レールに乗せて進行方向のスイッチを切り替えると緑色と赤色のLEDが点灯するだけなのに、なんだか楽しすぎるのに呆れています。信号機って楽しい。

2016年11月23日 (水)

N動力台車利用のくるくるせんろ用ミニ車両とりあえず塗りました

N動力台車利用のくるくるせんろ用ミニ車両、一応塗りあげました。

うち2両はまだ窓セルを入れていませんが、見られる格好にはなったので記録しておくことにします。

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下回りはこんな感じです。

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そんなにウェイトを積まなくてもとても調子よく走ってくれます。

こういう小さい車両は可愛いのでついたくさん作りたくなりますね。最近はこの手の車両は頭でっかちのデザインにされる方が多いみたいですが、そういうデフォルメを上手くできる自信がないので、うちは簡単明瞭ショーティータイプのアピアランス一本やりです。

追記;

3両まとめて収納するケースもつくりました。窓セルも入れました。いままで窓セルはあまり入れないでいたけれど、入れてみるとキラキラ光ってなかなかいいものだなあと思います。

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2016年11月19日 (土)

固定軸もつくってみました

登山電車のおもちゃがまだ1つあったので、固定軸の車両もつくってみました。

これで1軸駆動2軸動力台車、固定軸、3点支持、横3点支持、ロンビックと一通り揃ったことになります。

安定性は、固定軸 >> 3点支持 > ロンビック >>> 横3点支持、という感じ。

工作難易度は、3点支持 >> ロンビック > 横3点支持 = 固定軸ですね。

イコライザのなかでは横3点支持は一番つくるのが簡単ですが、安定性は期待しない方がいいようです。

調子に乗って、専用の化粧保存箱?もしつらえました。

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追記;工作に関して
基本的に見えないところは手をかけない主義ですので、機構部分の真鍮板端面処理など、欠き取り型のプラカッターナイフで筋目を入れて折り取った無残な断面のままの荒っぽい工作なのに驚かれた方もおられると思いますが、私としてはこれで十分。精度はしっかり確保していますし機能はちゃんと果たします。それに普通に線路の上を走らせれば、下回りの機構など全くと言っていいほど見えないのですから。
そういう見えないところにも細心の注意を払い美しい工作処理を見せるのがクラフツマンシップなのだという意見もありかとは思いますが、自分の場合はどうもそういう方面には、性格も気力も技術力も絶望的に不向であることを改めて確認したような工作でした。
ええやん、調子良く走って、おまけに見栄え(遠目に限る)もそこそこなら……ってわけですね^^;

2016.11.21追記;

よくよく速度を合わせて試してみたら、安定性は、固定軸 >> 縦三点支持 > ロンビック >>> 横三点支持、となりました。訂正しておきます(本文訂正済み)。縦三点支持とロンビックはほんのわずかの違いですが、ロンビックの方はコテンとこけるのに対し、 縦三点支持 は固定軸よりも不安定なものの片輪走行?でほんの少し持ちこたえるような感じです。

2016年11月16日 (水)

「三省堂図解ライブラリー 19世紀の鉄道駅」

「三省堂図解ライブラリー 19世紀の鉄道駅」という本を借りてみました。イラストも美しくて楽しい本だと思います。

エジプトのピラミッドとか中世の大聖堂とかギリシャの神殿とか第2次大戦の潜水艦とかそういう歴史的な建造物乗り物などを図解解説した青少年向け?の図鑑シリーズのひとつです。

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しかし、よく見るとイラストの細部になんだか変なところがたくさんあるのが気になり、なんだか本の記述まで信用しかねる気分になってしまいました。参考までに、気になった部分の画像を上げておきます。

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ポイントのイラストですが、左側のトングレールがなくて、スローバーが直接左側のレールに固定されているように描かれています。おかしいと思わなかったのかな? 右の絵は、カウキャッチャースノウプラウとを混同しているのではないかと思えるような表現ですね。

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トンネルの中での線路敷設で犬釘を打つ様子なのですが、レールはすべてクランプで固定されているのに、打っているのは大きな犬釘というのが変ですね。トンネル上部の換気口もこんなに浅いのなら普通は切り通しにするはずでしょう?

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左の絵は、こんなに狭い線路間隔ってあるのだろうかということ。右の絵ではポイントの描き方が明らかにおかしいですよね。線路とポイントの構造を全然理解していないのじゃないかと思います。

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左の絵のアメリカン4−4−0のメインロッド、ピストンから直接第2動輪に掛かっていますしサイドロッドもありません。アメリカン4−4−0ならふつうは第1動輪に掛かるはずですし、サイドロッドが台枠内側にあるという例はちょっとありえない気がするんですが。

右の絵の連結器のループ、何か?が屹立したような雄々しい状態(苦笑)で保持されています。この種の連結器のループは普通はスクリューがついていて折れ曲げてフックに掛けられるように保持されるものだとばかり思っていましたが、こういう形態もあったのでしょうか?きっとあったのだろうと思いますが、なんだか不自然に見えました。

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客車の床下にあるトラスロッドですが、引き締めるためのターンバックルが描かれていません。他のページの絵でも同じでした。それに上の方にある車両では、クインポストも描かれていません。これではなんのために床下にトラスロッドが存在するのか、これも構造を理解していないからの間違いなのでしょう。

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左側の絵はこれもアメリカン4−4−0ですが、ロッドと弁装置が変です。普通アメリカン4−4−0は外側シリンダで、第一動輪にメインロッドが掛かり、サイドロッドで第2動輪に動力を伝えますし、スティブンソン式弁装置は台枠内側のスリップエキセントリックによって駆動されるはずだと思います。なのにこれは内側シリンダで、弁装置はクランクピンにつけられたリターンクランクで駆動する方式です。しかもこの図じゃまともに駆動するとは思えない状態のように見えます。

おかしいよね、と思って反対側のページをみたら、右側の絵のような欧州の機関車の例のイラストがあって、その一番下、イタリアの4−6−0テンダーがよく似た方式のように見えますが、これもシリンダーが台枠外側にあるように見えるのに、ピストンロッドとクロスヘッドが見当たらずガイドヨーク下端みたいな変なところにつながっていたりメインロッドも途中で切れているように見えるしバルブギヤもどうなっているのかよくわかりません。そのうえ、サイドロッドが第一動輪に掛かっていないなどなんとも不思議なイラストです。ほんとうに資料をよく見て作画したのでしょうか?どうにもよくわかりません。

アメリカン4−4−0の変な弁装置も、おそらくこれらのヨーロッパ型の弁装置を参考にして作画したのだろうと想像がつきますけれど、この種の図鑑?としてはちょっと問題がありすぎる気がするのですが、どうなのでしょうか?

よく見ていけば他にもいろいろ変な描画があるかもしれません。

この本、もともとはイギリスの出版社の本で、小池茂氏(著名な鉄道史研究家)などが訳し、日本語版の解説文なども書いているのですが、イラストはチェックしなかったのでしょうか?

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ご覧の通り、文も画も編集顧問も錚々たるメンバーのようなんですが……特にイラストを担当した人は美大出の歴史画考証を専門としていると紹介されているのに、なんだかなあ、という感じです。

同じシリーズの他の本も興味はありますが、あまり信用できなさそう、という気分で、借りようかどうかまよっています。まあ、そのテーマについてビジュアルに概要を知るには良い本だろうとは思いますけれど。


2016年11月13日 (日)

イコライジング機構3種類の試作とその安定性

先々週末インフルエンザ予防注射の後感染症?で、ひどい咳と頭痛に悩まされ、どうやら百日咳らしいということになって、お薬を処方し直してもらい、やっと今日になって少し咳がましになったので、ちょっとだけ工作した結果の報告?です。

2軸車の模型に使われるイコライジング機構は、普通3点支持(縦、横)とロンビックですね。

これらの特質については、以前にロンビックと3点支持についての考察(車体質量の影響ほか)で考察したことがありました。

縦3点支持、横3点支持、ロンビックの構造模式図は下の通りです。斜線でハッチングした面が基準面(上回りが乗っかる面)です。理屈の上では車両の重心線がこの面の外に出ると転倒してしまいます。

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で、おもちゃの箱根登山電車を動力化するのに、それぞれのイコライジング機構の違いを確かめるため、同じ軸距離、同じモーターとギヤ比でこの3種類のイコライジングで1軸駆動の2軸動力をつくってみました。

ざっと、こんな感じですね。左から縦3点支持、横3点支持、ロンビックイコライザです。

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固定軸(横3点支持のイコライザを固定したもの)と比較すると、どれもうんと走りが安定しているように感じます。走行音が固定軸と少し違って聞こえるのは、レールの不陸に車輪がよく追従しているからでしょう。その分集電性能も良くなっているはずだと思います。車体の揺れについてはこの大きさだとほとんどその差はわかりません。

以前の考察のように、このクラスの車体質量では走行性能は本当にほとんど変わらないと言ってよいようですが、高速でカーブを通過させると、ほぼ、横3点支持、ロンビック、縦3点支持、固定軸の順で安定性が悪く脱線(転覆)します。(注;横3点支持はイコライザ側を外方向、縦3点支持はイコライザ側を後側、いずれも動力軸=モーター位置を前側として実験)

なんのことはない、固定軸が一番脱線しにくいという結果になりましたが、これは、高速のカーブで重心が基準面の外に出た場合に脱線(転覆)するということを考えるとそうなのかもしれないなあ、という気がします。モーターやウェイトが駆動軸の方に偏っていることも影響していると思います。S字カーブだとこの傾向が一層明瞭になりますが、どっちにしろ普通の速度では全然問題ないレベルのお話です。

また、牽引させる(カプラーを後ろから引っ張る)と横3点支持は簡単に傾いて片方の車輪が浮き上がります。カプラーの高さと基準面の高さが違う場合はモーメントの関係から当然そうなりますね。つまり横3点支持は牽引車にはあまり向かないということですね。(追記;急発進させても一瞬車体が斜めに傾き脱線しそうになります。ウェイトとかを積んで上まわりの質量が大きい場合は特にそうなります)

これがOスケール以上の質量の大きい模型だと、もっと明らかに安定性に差が出てくるだろうと思いますが、それはやってみなければわかりません。

というわけでHOナローやOナロークラスでは、どのイコライジング方式を採用しても効果はほとんど変わらないと思います。

となれば、できるだけ作るのが簡単なほうがいいわけで、今回の場合、縦3点支持は車軸を直接中央で支えるという簡易な方法を採用しているにもかかわらず、3つのイコライジング機構の中では一番工作に手間がかかりました。

もっとも簡単に工作できたのは横3点支持ですが、これは単行車両の場合以外はあまりお勧めできません。結局ロンビックイコライザが、構造的にも工作の手間的にも一番リーズナブルな方法という結論に落ち着きました。

ロンビックイコライザは一見構造が複雑で、工作が難しいように思われますが、実用的にはそれほどの精度が要求されるわけでもなく、作業的には意外なことに横3点支持と大して変わらない手間で工作ができてしまいます。

というわけで、2軸車両にイコライザを組み込むならロンビックイコライザがおすすめです。

2016.11.21追記;

よくよく速度を合わせて試してみたら、安定性は、固定軸 >> 縦三点支持 > ロンビック >>> 横三点支持、となりました。訂正しておきます(本文訂正済み)。縦三点支持とロンビックはほんのわずかの違いですが、ロンビックの方はコテンとこけるのに対し、 縦三点支持 は固定軸よりも不安定なものの片輪走行?でほんの少し持ちこたえるような感じです。

2016年11月 5日 (土)

箱根登山電車のおもちゃ3点支持簡易1軸動力の工作

以前に箱根登山電車のおもちゃををロンビックの簡易1軸動力で動力化した(その1その2)のですが、今度は3点支持で動力化してみました。

イコライジングする側の車軸を中央で支え、フレームに設けた上下方向の長穴で軸端の動きを制限する構造です。

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ロンビックの簡易1軸動力と並べるとこんな感じ。

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走りの安定性とか比べてみたかったのでやってみたんですけど、工作的には3点支持の方が厄介です。

まあ、どれも手慰みレベルの工作なので、気楽に作れる割には安定してよく走るのが取り柄ですね。

登山電車のおもちゃに組み込むとこんな感じになります。

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これで、手元には、3点支持、横3点支持、ロンビックの簡易1軸動力が揃いました。どれもとてもスムーズに走ってくれますが、結論から言うと、ロンビックが工作も楽だしいちばんつくりやすいのでオススメです。

追記;

当然ですが、この車両にもケースを誂えました。ごらんのとおりのカンカンです^^;

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