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2016年2月 6日 (土)

絵巻物のミニチュアコピーをつくってみました。

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図書館の美術書コーナーで源氏物語絵巻の本を見つけました。ぱらぱらとページを繰っていくと、なるほど王朝の雅な光景と金銀砂子の料紙にしるされた流麗なかな文字が美しくて、思わず見入ってしまいましたが、源氏物語の内容そのものに興味がないせいか、なんかもうひとつストーリーもわからないし、あまりおもしろくもありません。

たしか、源氏物語絵巻、伴大納言絵巻、信貴山縁起絵巻、鳥獣人物戯画絵巻をあわせて日本の絵巻物を代表する4大絵巻というらしいので、このさい、とそれぞれの絵巻の本を借りてきました。

どれも一番の見所や特徴のある構図などの部分を切り取って大きく掲載し、いろいろと詳細な解説があり、巻物を縮小していくつかに分けその全貌を納めたページもあって、それなりに楽しめましたが、なにかものたりません。

しかしなあ、絵巻物のどこがそんなに高い評価を受けているんだろう、とちょっと首をかしげながら、解説文を読んでいくうちに、絵巻物は左手で巻きほどき右手で巻き取る動作と同時にその間に見える絵が時間を追って目に飛び込んでくるのを意識して制作されたものである、ということが強調された一文が目に留まりました。

その文を読んで、はっとしました。ひょっとして本のページをめくることと、実際に巻物を広げ見るのとでは感覚が違うんじゃないだろうか。

そこで巻物のコピーをつくって確かめてみたらと考え、お手軽に手のひらに収まる程度のミニチュアをつくってみることにしました。

選んだ絵巻は、ストーリーもわかりやすくおもしろそうに感じた信貴山縁起絵巻です。このデータを国会図書館デジタルアーカイブからダウンロードして素材としました。時間はかかりますが、そんな難しい作業ではありません。下につくり方を載せておきます。

こうしてできあがった巻物を持って手の中で左から右へ巻き取りながら絵をみていくと、おどろいたことにほとんどアニメーションのような雰囲気でお話が展開していきます。自分で手を動かしている感覚とあいまって、ほとんど動画をみているようなそんな雰囲気です。これには正直びっくりしました。ここしばらく経験していなかった、ほとんどわすれかけていた感覚が呼び起こされるような経験でした。

こういうものに関心のある方には絶対のお勧めです。ぜひ、ご自分でもつくって試してみてください。


<絵巻物ミニチュアコピーの製作手順>

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1.国会図書館デジタルアーカイブから好みの絵巻物を検索、表示し、画像をダウンロードする。

2.画像をA4に2枚のフォーマットで印刷する。(このとき紙の目の方向に注意してください。普通はA4の紙は縦に目が通っていますので2枚2段のフォーマットで巻きやすい方向になります。)

3.上下をカットしたあと、画像の中で巻物の紙の継ぎ目を探しその位置で糊しろ幅をとって裁断する。

4.後端をマスキングテープで丸い鉛筆に仮止めし、巻き取りながらテープ糊で貼り継いでいく。最後の一枚は巻いたときに外側になる画像を先端をそろえて裏面に貼り付ける。

5.最後まで巻き終わったら、先端から巻き取り、後端に仮止めした鉛筆を外します。それからもう一度後端から紙の天地をそろえて巻き直せば出来上がりです。なくても大丈夫ですが、後端に芯になる丸棒を貼り付けるともっとよくなるでしょう。

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