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2016年1月30日 (土)

キクロン

職場で倉庫を取り壊すのにしまってあったものを運び出したら、いつの時代のものだというものがわんさか出てきました。

もう必要ないもの、使えないものだらけ。もの凄い量の処分品の山に呆れ返りましたが、そのなかにこんなものが。

P1050503 P1050501

なんという「昭和」 の香り!

スポンジつきナイロンたわしですね。もち、スポンジは劣化してぼろぼろに崩れ、粉になっています。なんとなくベタついた感じ。でも包装はまだしっかりしていて漏れ出るようなことはありません。もの凄く丁寧にしっかりと包装されていました。

裏面を見ると、責任者、加工者の検印が押されているのに改めてびっくり。この製品が作られた時代は全品検査が当たり前だったのですね。そういえば古い本なども奥付に検印がありますよね。それに「万一使用可能なうちにナイロンたわしとスポンジがはがれるようなことがあれば、いつでも新しい製品とお取替え致します」という記述もすごいです。それだけモノが貴重だったのか、それとも生産量がすくなかったのか、ものすごくチカラを入れて販売促進中だったのか。どちらにしてもなんかすごいなあ、と妙に感動する発見でした。

それはともかく、鉄道模型趣味界隈ではキットや製品保管箱のスポンジの劣化が話題になることが多いのですが、一般家庭用品でこんなになったのを見るのは初めてです。それに、このレトロな香りのパッケージ絵がなんともいえません。

いまどき、こんなテイストのパッケージなど、ないだろうなあ。それにキクロンって聞いたことないし、どれほど昔の商品なんだろう、と思って検索してみたら……

なんと、これ、現役の、それも売れ筋?の商品で、いまも当時?のデザインのままのパッケージで販売されているんですね。会社のイメージキャラクターもこの昭和っぽい西洋人主婦?のままみたいです。

Kk

びっくりしました。生産しているのは、和歌山の会社なんですね。そうか、和歌山は昔、シュロたわしの特産地だったからかな?

会社のサイトを見て行くと、製品紹介のページに、キクロンA ストーリーというのがあって、このパッケージを使い続けている理由がよくわかりました。創業者にとってものすごい思い入れのある絵なんですね。なんか語り口がほのぼのしていてちょっと好感を持ちました。

「売り上げを3倍にする異国婦人のイラスト」を売り込んだ画家の正体が気になりますが、どんな人だったのでしょうね?

いまでも地元の優良企業みたいですし、デザイナーと組んでグッドデザイン賞をもらった製品などもつくっていた(生産終了品。売れなかったのでしょうか?)ようですし、なんか、いつまでもこの「異国婦人のイラスト」パッケージのまま商品展開して欲しい気がして、ちょっと応援したくなりました。

こんど、スーパーでこのスポンジを探してみようと思います。でも、気づかなかったなあ、このパッケージ。ちょっと買い物に行く楽しみが出来たような気がしています。


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