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2014年7月27日 (日)

ストールタイプ・スローアクション・スイッチマシン "turtle" 

最近、スローアクションのポイントマシンが流行のようです。

日本ではフルグレックスやレマコの製品がポピュラーですが、米国ではストールモーターを使ったスローアクションスイッチマシンがポピュラーとのことで、こちらはtortoise(トートイズじゃなくてトータスとよみます。カメさんですね ^^;)という製品が有名ですね。

ストールというのは、電流を流し続けながら強制的にモーターの出力軸の回転を止めた状態を言います。普通のモータでそんなことをしたら、発熱して焼けてしまうでしょうが、いわゆるストールモーターというのは、10mmA程度の非常に少ない電流で駆動するので、ストールさせても損傷する事がありません。そのかわりトルク(回転する力)が小さいです。

このモーターの出力をギヤダウンしてトルクをかせぎ、スローアクションのスイッチマシンにしたのが、トータスのようなストール型のスイッチマシンです。このタイプのスイッチマシンは、常に電流を流し続け、極性を変えることで動作させる構造になっています。

このストールタイプのスローアクションスイッチマシン、なかなか魅力的なので、一度ためしてみたいな、と思っていましたが、輸入品なので入手先も限られますし、なんといっても高価。気軽に試す気にはなれません。

というわけで、しばし沈思黙考…………そうか、10mmA程度の非常に少ない電流で駆動するモーターって、ソーラーモーターそれそのものじゃない? だったらソーラーモーターにギヤヘッドを取り付ければそのままスイッチマシンとしてつかえるかも?

と、そこまで気がついたら、あとは簡単。ちょっと調べてみたら、タミヤの工作シリーズにLOW-CURRENT MOTOR GEAR BOXというソーラーモーターを使ったギヤボックスがあるのを発見。こいつをそのままつかって、スイッチマシンに仕立て上げることにしました。

Img_3852

いちばん減速比の大きい114.7:1でギヤボックスを組み上げたら、セットに入っているクランクプレートをすこし加工してアームを取り付け、ギヤボックス本体に真鍮線で作ったストッパーを取り付けて、はいできあがり。

Img_3849

さっそく単三電池で動かしてみましたが、ちょっと動作が速いかな? 0.5Vでも動作するようですので、もう少し電圧を下げるとゆっくり動かせるでしょう。動画はダイオードを一組挟んで1.4Vで動かしています。これでストール時の電流は約8mAでした。充分ですね。ポイント・スローバーへの接続は、「各自工夫のこと」、とします ^^;

このギヤボックス、7〜800円ほどで手に入りますから、トータスの価格の約1/3の費用でストールタイプのスローアクションスイッチマシンが出来ることになります。なんか、得した気分。

この大成功?に気を良くして、tortoise(トータス:リクガメ)の向こうを張り、この自作スイッチマシンは、"turtre turtle"(タートル:ウミガメ)と命名することにしました。なかなかいい名前だと思います ^^;

 
2014.7.29 追記;

ちなみに、これまでつくった自作のスイッチマシンは、スローアクションタイプのとパチンパチンと切り替わるタイプのと、どちらもマブチモーターを使ったものがありますが、実際に使うのなら、パチンパチンと切り替わるのが安価に出来るしコンパクトだし、いちばん有望かな、と思います。


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コメント

sktさん,

turtreって何語でしょうか? ご教示ください。
英語だとturtle,仏語だとtortueなので,それ以外の言語だというのは判るんですが…。

tad様

"turtre"というのは「まがいウミガメ」です、というのは冗談として、あらま、つづりまちがえてましたね。turtleに訂正します。ご指摘ありがとうございました。

また、みごとな軽侮戒飭コメント、おそれいります。修辞技法の参考にさせていただきます。

これは良い工夫ですね。早速買ってきます。
最近は、ジャンク屋でギヤ付きモータが手に入りにくくなってきましたので、助かります。 12V電源の時に、どの程度の抵抗を直列に入れるかは、計算だけでは駄目で、ある程度の実験が必要ですね。

dda40x さま

tortoiseよりも減速比が小さいので動きは速いとおもいます。また、1V以下ではトルクが弱すぎて動きが安定しないようです。ソーラーモータ単体は2、3百円で手に入りますので、プラギヤでギヤヘッドを自作するほうがよいかもしれません。

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