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2014年5月

2014年5月31日 (土)

トミーテックお客様相談室の対応経過報告 

2週間前にお客様相談室に電話し、修理を依頼した鉄コレ動力(3連接LRT用)が戻ってきました。

小さなボール箱に、「対応完了のご報告」というB5の紙とともに、新品の箱入り動力ユニット、送るときに使った菓子箱、領収書代わりのウェブ通販店配達記録ハードコピー、そして、送付時の定形外郵便物送料分の切手が入っていました。電話したときに求められた、故障発生状況のメモは返却されませんでした。

故障した製品が、こちらからの送料までつけて、新品に交換されてきたのだから、言うことはないだろうに、のっけから、ぶっきらぼうな書き方で、読んでいていぶかしく思われた方もおられると思います。

が、今回のトミーテックの対応、なんか気持ちよくないんですよねえ。KATOさんやバンダイさんには、適切な対応をしてくれたことに対して、お礼のメールを打ったり、回収返送される不良品パッケージに添えて、簡単なお礼のメモを入れたりしましたが、今回はそういう気にはなれません。

なんでだろう、と、考えてみた結果、最大の原因は同封されていた「対応完了のご報告」の文面なのではないか、と思い当たりました。ご参考までに掲示しておきます。

Photo

これの、なにがいけないのかって?

この文面には、対応が遅くなったことをわびていますが、自社の製品の不具合の結果、顧客に迷惑をかけたor失望させたor手間を取らせたことなどについての謝罪らしき表現がいっさいありません。

また、どのような故障だったのか、何が原因だったのか、についても記述は皆無です。こちらに故障の発生状況を出来るだけ詳しく知らせろ、と言ってきたにもかかわらずです。

気にしない方もおられるでしょうが、私は気になりました。

というのも、KATOさんやバンダイさんから送られてきた修理品や交換品には、社交辞令とはいえ、しっかりと丁寧な文章で、自社の製品に不都合があって迷惑をかけたことについての謝罪が記されていましたし、不具合の原因についてもちゃんと説明されていましたから。

当方は、べつにすごく迷惑をこうむったなんて思ってはいませんし、会社のほうも決してそんな風には思ってはいないでしょうけれど、こういうことがらは社会常識的には一般的な礼儀とみなされる類いのものでしょう。

それが、トミーテックの「対応完了のご報告」では、簡潔に意訳すると、

・「対応」が終わったから確認しろ
・「対応」に時間がかかったことについては謝罪する
・「対応」として新品に交換してやったから受け取れ
・製品の品質向上と検品は充分してるがな
・今後もトミーテックをよろしくな

でおしまい。

読んでいて、なんか、とにかくうるさいことを言ってくるクレーマーに対して、たいした金額でもなし、新品交換してやって、口をふさいで一件落着、というような雰囲気が感じられた、というのは、ほとんどもう確実に被害妄想なのでしょうけれど……(苦笑)

電話窓口で、買ってからほとんど動かしていないのに缶モーターが昇天した動力について、「買ってから時間がたっているし、動力は、走らせていなくても(走らせていないと?)動かなくなることが多々あるので、修理や保証の対象外」と言い放たれた記憶が影響しているのかもしれません。

「対応完了のご報告」の文面は担当者個人の署名になっていますが、電話での対応も含め、トミーテックの対応方針に従っているか、社風そのものを反映しているのでしょう。たしかに、結果としては、しっかり不良品の交換をしていただいているのだから、不満を言う筋合いはないのですが、KATOさんやバンダイさんとのやりとりの後味とは雲泥の気分だったことは、記録しておきたいと思います。

ご参考まで、KATOさんとのやりとりはこちら、それからバンダイさんとのやりとりはこちら、です。

KATOさんは窓口が混乱してたりして手間取りましたが、なんだかんだといいながらちゃんと修理対応してくれて、なんか典型的な中小企業的対応。バンダイさんは、大企業らしくドライな処理で、こんなことやって余計に費用がかかるんじゃないか、と心配になりましたが、対応の端々にちょっとした気遣いがあったように思います。トミーテックは同じく大企業らしく、入り口はバンダイに似ていましたが、その後の対応姿勢?はあまり感心できるものではなかったように思います。すくなくとも今回の私の経験では。

三社三様の対応、自分がお客様に対応するときの参考として、記憶にとどめておこうと思います。
 
 
追記:

こんな辺境ブログ、トミーテックが見ることなど無いと思いますが、こういう感想を持った顧客がいることを知ったらどう思うのだろうか、ちょっと知りたい気もします。なんて書くのは、きっとトミーテックにがんばって欲しいと思ってるからなのでしょうね。(苦笑) なにせNゲージは小田急ロマンスカー各形式ほか線路関係はすべてトミックス製品を使用していますので……

あ、それから、もちろん、届いた動力ユニットは、前進、後進それぞれ約3時間ずつ連続運転して、トラブルが出ないか確認することにします。また、不快な思いをするのも嫌ですからね。トミーテックもソニータイマーみたいに一定の時間が経ったら壊れるなんてことはない、と思いたいです。

 
2014.6.1 追記:

2時間ほど走らせていたら、突然走りがぎくしゃくし出しました。トミックスクリーナーで車輪の汚れを拭き取り、レールを磨き直してもおなじ。急に速度がゆっくりになってモーターの回転が渋くなったような動きです。速度を上げるとそれなりに同じ速度で走ります。

が、そのうち、いきなり停止してしまいました。最初から前後進で走行速度も音も違っていたので気になっていたのですが、案の定でした。接点に通電すると、どうもショートしているようです。また、モーターが昇天したのでしょうか。

再度、状況を説明したメモと一緒に「お客様相談室」に送り返すことにします。残念です。


2014.6.2 追記:

送り返されてきたときに使われていたボール箱は、捨ててしまっていたので、同封されていた切手を再利用して、再度定形外郵便で送りました。

「2、3時間走らせていたら、同じ状況で動かなくなりました。製品の根本的な欠陥でしょうか?修理または検品されて正常に稼働する製品と交換願います。また、原因をお知らせ願います。追記;接点に通電するとショートしているようです。」と書いた手書きのメモ、それから、前回送り返されてきた時の「対応完了のご報告」と、念のため、領収書代わりのウェブ通販店配達記録ハードコピーも同封しました。

お客様相談室に電話したら、どうせまた新たなオペレーターに、最初から今回の経緯も含めて、こまごまと説明し直さなければならないでしょうから、おっくうさが先に立ちますし、不快な思いをするのも嫌ですので、電話はせず、同封されていた「対応完了のご報告」の住所に送りましたが、さて、どんな扱いになるのでしょう?

しばらく様子をみて、反応がなかったら、電話してみる事にしようと思っています。まさか、届いていない、とか言ってシラを切られる事は無いだろうと思いますが……

「(続)トミーテックお客様相談室の対応経過報告」に続く

2014年5月29日 (木)

スクラッチビルドの価値評価と時間を買うという話

鉄道模型関係のサイトを徘徊していると、最近あちこちで、スクラッチビルドの価値、評価とか、なにをスクラッチビルドというのか、などというお話が目に入ります。ふーん、そうなんかあ、そんなこと、いままであんまり考えたことなかったなあ、などと斜め読みしながら、ふと思いついてメモしたことをまとめてみました。

もともと、ほぼフリーのモデルしかつくらない私にとっては、程度の差こそはあれ、スクラッチビルド的な工作は当たり前なので、いままでなーんにも考えたことがありませんでした。だって、ないものは一からつくるしかないんですから。

でも、プロトタイプのある作品、特にリアリスティックなスケールモデルに関しては、スクラッチビルトかどうかがすごく問題になるということのようですね。

スケールモデルの場合、実物をいかに精密にかつ印象をとらえて模型化したものであるか、が基準になるわけで、そういうものを所有したい、ということが目的になる場合は、メーカーの製品であろうが、キットであろうが、フルスクラッチであろうが全く関係ないはずなのですが、ひとたび、これに「模型工作」という要素が絡むと一筋縄ではいかなくなります。

そういう精密なスケールモデルを作り上げる技能、工芸的手腕が、工作をするモデラーの評価、作品の評価ということに関わってくるわけですね。だから、究極的には、いかにして素材から精密な作品を作り上げられる技能を持っているか、ということが評価の基準になる、そこにキットとか製品の部品流用とか自分の手以外のもの、他人の技能によってつくられたものが混じってくるのは、評価の内容にかかわってくる、ということなのだろうと思います。

また、技能に習熟するには時間がかかります。キットや製品、部品などを買う、ということはお金で他者の技能とそれをつくる時間を買う、ひいては技能に習熟する時間を買う、ということになるので、時間をかけて習得、熟練した工芸工作技能がその評価の基準であるスクラッチビルダーにとっては、他者の技能を買うことは、自己否定になるといってもよいのだろう、と想像します。

だから、どこまでがスクラッチビルドなのか、という議論がおこなわれたりするのでしょう。

しかし、この考え方、必ずしも工芸の世界やアートの世界に適用できるかというとそうでもないような気がします。

アートの世界では、たしかに作品をつくるために必要な技能に習熟するには時間がかかりますが、それだけでは良い作品はできません。才能がものを言います。そして、才能には時間は関係ありませんし、良い作品をつくるのに自分が熟練の技能を持っている必要もありません。熟練した技能を的確に理解し判断評価出来る能力は必要でしょうが。

たとえばガラス工芸で有名なエミール・ガレ。彼の作品は、彼のガラス工房の熟練した職人たちによって造形されたものでした。ガレは創造しデザインし職人に指示を与え、作品をつくり上げました。

明治の日本の七宝細工作家、並河靖之なども全く同じですし、卑近なところでは魯山人も、後年はほとんど自分では窯を焼いてはいなかったといいます。

現代アートに至っては、マルセル・デュシャンのように、便器に署名しただけでアート作品として成立させてしまった例だってあります。

つまり、アーティスト、クリエイターが作品をつくる、と言う場合、彼らが持っている技能はかならずしも評価の基準にはならないといってもいいのじゃないかと思います。逆に、自分がつくりたいものをつくるために、そして作業時間を短縮するために、積極的に他者の技能を買って利用するわけですね。才能は自前、技能は買って間に合わせる。そこのところが、決定的に違うのだと思います。

べつにスクラッチビルダーが、アーティストじゃない、とか、アーティストより劣った存在だ、なんて言っているわけではありません。評価の基準となるところが違うのだろうな、と思うだけのことです。

じっさい、作品の究極的な目的が、実物をミニチュア再現したものというなら、そこにどれだけの技能を注ぎ込んでいるかどうか、が一番の評価基準になるのは当たり前のことです。それでいいのです。問題は、その基準を至上のものとして周囲にも押しつけがちなことなのじゃないかな、と思います。

だからこそ、フリーのモデルなどは、判断の基準が無いということで、スクラッチビルダーの世界では、最初から評価に値しない、なんて扱いになってしまうのでしょう。

裏を返してみると、主にフリーのモデルをつくっている人は、他者の技能を買うことに抵抗はないように思います。技能のレベルや工作の巧みさは作品の評価の基準の一つではあっても作品の絶対的な評価にはほとんど関係ないし、ましてや作者の評価とは全く関係ないからでしょう。ただし、作り手の才能に関わる部分を買ったり盗んだりしてつくったものを自分の作と称した場合、それ相応の報いを受けることについては言を待ちません。それはアートの世界と同じですね。

フリーのモデルのみならず、スケールモデルを楽しむ方々でも、精密で工芸的なモデルを自作する行為そのものが目的かつ評価の基準ではない方もたくさんいると思います。そういう方はスクラッチビルト作品かそうでないか、とか、どこまでがスクラッチビルドなのか、などにはおそらく無頓着でしょう。そういう方々は、自分の目的とすることのために、他者の才能と技能=時間をためらいなく買うと思います。それでいいのではないでしょうか?

もうひとつ、コレクターという人たち。彼らも、製品を買うという行為によって、それを制作または製造した他者の才能、技能と時間、技能に習熟する時間、そしてある意味、その製品を製作する設備まで購入していると言っていいのではないかと思います。

こう考えると、どんなものでも、どんなサービスでも、結局は、他者の才能と時間を買っていることにほかならないのでは、とも言えます。こういうことを言うと、金さえあれば、それこそ何でも手に入れられる、というのと同じだ、という方もいるかと思います。

しかし、自分自身で身につける技能というものは、金では買えません。金をつかうことによって技能の習熟に要する時間を短くする事は出来るかもしれないことは否定しませんけれど。つまり、そこに、スクラッチビルド、という行為の価値を評価する意味があるのだと思います。


追記;

読み返してみて、そういや、模型工作の楽しみという視点、ごっそりぬけおちてるなあ、と気づきました。

そうなんですよね、模型工作の楽しみそのものが目的、ということになると、出来た作品はどうでもよくなるわけで、つまりは、試行錯誤していじくり回してもてあそんだ成れの果ての残骸か搾り滓であって、本人に取っては、まあ、どーでもよいわけ……でもないですね。

いちおうお楽しみの証拠記録としての意味もあるし、身近な人に、何をやっていてそんなに楽しかったのか、とか、こんなに他人にもアピール出来る?作品もたまにはつくれるんだぞ、私の道楽も人の役に立つ(鑑賞に堪える?)んだぞ、というプレゼンテーションにもなりますし、ま、それはそれでいいといえばいい、ということで、このあたりの議論の補足としておきたいと思います。

2014年5月28日 (水)

鉄道模型モデラーのタイプ分類

鉄道模型を趣味としている人たちの中には、いろんなタイプがいて、それぞれその楽しみ方について、互いにいろいろ言う人々も多いようです。

どんな楽しみ方をしようが、自由だし、他人にとやかく言われることはないとおもうのですが、人間って社会的動物である以上、そういうことが気になるんでしょうね。

ということで、おもしろ半分、鉄道模型モデラーのタイプ分類というのを考えてみました。文章で細々と説明するのは面倒なので、マトリクスとしてまとめたものをご覧ください。

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横軸はどういう立場から模型を楽しんでいるか、縦軸はどのような行動をして楽しんでいるか、です。それぞれに一番良く当てはまるモデラーのカテゴリー名をマトリクス内に記入してみました。

それぞれのカテゴリー名のモデラーの定義については、細かいことを言い出すときりがないので、それはその方面にお詳しい方々にお任せするとして、ここではおおよそのイメージとして考えてください。

レゴが混じってるのは、自分が楽しんでるからということだけじゃなく、ちゃんとレゴトレインというジャンルがある、というより、この手のブロック玩具というのは、それこそ、既製のパーツをいかに組み合わせて自分のつくりたいモノを表現するか、という分野なので、鉄道模型で言えば、キットバッシングと言えばいいのかスクラッチビルドと言えばいいのか、考えれば考えるほど、非常に興味深いカテゴリーなんじゃないかな、と思ってのことです。

もちろん、それぞれのカテゴリー名で示されたモデラーは、位置づけられたマトリクスの要素でだけじゃなく、他の立場に立ったり行動したりすることもあります。むしろその方が一般的でしょう。

管理型モデラー?(dda40xさんのブログ記事参照)なんてのは、その関与の強弱はあれ、およそほぼマトリクスすべての要素に当てはまります。ちなみにその記事中に出てくる「評論家型模型人」というのは、模型を評論するのかモデラーを評論するのかわからないし、トレーダーと同じく独立した行動とも考えられるので扱いに困りましたが、いちおう模型を評論するとして、コンシューマーのアプリシエイターに位置づけておきました。

キットビルダーをコンシューマーに位置づけているのは、いろいろと細々したテクニックは必要でしょうが、インストラクション通り、つまりキット制作者の意図通りにアセンブル(組み立て)する作業を楽しむ、つまり、手を動かす時間を消費する、と言う意味で、レゴユーザーなどとほぼ同じじゃないかと判断したからです。

メルクリンユーザーの場合は提供されたシステムを組み合わせて楽しむという点においては、ホモ・ファベルの要素があるのかもしれませんが、どちらかというとコレクション+運転が主な楽しみ方だろうと想像してこの位置にしてあります。

カスタムビルダーは、ちょっと特殊で、通常はクライアントの要請に従ってキットを組んだりディテールアップしたりするプロを指すのでしょうが、あえてアマチュアでこういうことをやっている人を想定して、カテゴリーに加えました。この場合、クライアントは他人であっても自分自身であってもいいことになります。

それぞれのカテゴリーは、純粋なコンシューマーのカラム(列要素)を除いては、それぞれプロとして成り立つと思います。利益を伴うか伴わないかだけが、アマチュアの趣味道楽とプロの差なのでしょう。

このマトリクスを見ていて、これ、鉄道模型モデラーだけではなくて、その他一般の趣味道楽にも適用できるんじゃないだろうか、と気づきました。たとえば骨董趣味とか、絵画彫刻などのアート趣味とか、手芸工芸とか、いろんなものにあてはまりそうです。それらの分野でもおなじように、いろんな楽しみ方があって、それぞれのカテゴリーの方が他のカテゴリーについて、いろいろ言ったりしているんでしょうか?ちょっと興味深い気もしますが、どっちかというとやっぱりうんざりする気分のほうがおおきいですね。

あと、もうひとつ、「趣味」っていうから、話がややこしくなるような気がします。「趣味」って英語でいうホビーのことを言っているんでしょうけれど、我が国においては、ネットで「趣味探し」などで検索すると一目瞭然、つまりは「道楽」か「小銭かせぎ」に終始してる場合がほとんどのようです。

だからこそ、アート関係や鉄道模型とかなど、あえて「趣味」と言って、「道楽」との差別化を図り、ついでに「求道」的精神までもちこんだりして、異常に肩に力が入っちゃうんじゃないでしょうか?

でもって、そのジャンル内で自分とは違う楽しみ方をしているカテゴリーの人々や、同じカテゴリー内でもその楽しみ方の姿勢についても、いろいろもの申す人が出てきたり、そのカテゴリーのコミュニティ内でヒエラルキーが出てきたりするんじゃないかな、と勝手な想像をしています。

まあ、自分の場合は、あまりにもいいかげんすぎて、はたからみたら、おそらくは、およそ箸にも棒にもかからない、どんなカテゴリーにも入っているかどうか怪しいようなモデラー?ですから、めったなことは言えないのは承知の上ですが、鉄道模型モデラーの楽しみ方のタイプ分け分類ってのも興味深いかな、と思って記事にしてみました。

うん、こういうマトリクスつくるのって、それなりにおもしろいな、というのが今回の感想です。

2014年5月25日 (日)

Nゲージ台車利用の2軸動力

ずっと整理していなかった引き出しをひっくり返したら、Nゲージの動力台車パーツが出てきました。

いつ買ったんだ、こんなもん……とひねくり回しているうちに、そーだ、まだちっちゃなモーターのストックがあったっけ、と思い出し、パーツボックスから探し出したウオームギヤを取り付けて、そのあとは、一気呵成。

ちょいちょいと、真鍮板屑でモーターブラケットをつくり、シンプルイズベストの感覚でまとめてみました。

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そのままウェイトなしで、とってもスムーズに走ってくれたので大満足。休日の朝のよい手慰みになりました。

さて、これで何をつくりましょうか?

2014年5月24日 (土)

「Mr.プロ・スプレーデラックス」と取扱説明書「DO PAINT」

先日、荷物を整理していたら、段ボールの片隅から、グンゼ産業(現GSIクレオス)の「Mr.プロ・スプレーデラックス」が、塗料で汚れた取扱説明書と一緒に出てきました。40年近く前、まだ学生の頃に初めて手にしたエアブラシです。

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当時、模型工作の世界では、タミヤの缶スプレーが出たばかり。吹きつけ塗装は手押しのハンドスプレーが普通でした。もちろん画材店のショーウインドウには業界標準のエアブラシ、ピースコンが誇らしげに展示されていましたが、貧乏学生にとっては高嶺の花。美大生でもあるまいし精密なイラストやアートを描くわけでなし、それでもスプレー塗装を試してみたくてたまらなかったところへ、このMr.プロ・スプレーデラックスが発売され、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入したのを覚えています。

といっても、スプレー塗装はほんの数回缶スプレーを使ったことがあるくらい。厚めの塗膜に少しタレが出ても、こんなに綺麗な塗装ができるのかと感激していたくらいのレベルでしたから、エアブラシについては知識皆無。用意する細々した用具やスプレーの仕組みから塗装のコツまで、同梱されていた取り扱い説明書と首っ引きになりながら、初めてのエアブラシ塗装に挑戦したのが懐かしく思い出されます。

今回改めて、「DO PAINT -Mr.プロ・スプレーデラックスの使い方とテクニック-」と題されたその取扱説明書の内容を見直し、その懇切丁寧さ、初心者向けのガイドとしてのわかりやすさに感激しました。これは、いったいグンゼ産業のどなたが作成されたものなのでしょう?

現行クレオスのプロコンシリーズ・エアブラシとは構造が違いますから、そのまま器具の取説として使えるというわけではありませんが、今見ても、初心者にこれほどわかりやすく、エアブラシの構造、スプレー塗装の手順やテクニックの基本をガイドしたパンフも無いのではないかと思います。

事前の作業環境整備から始まって、ブラシの太さや粒子の細かさと塗料の濃度、噴射強度、塗装面との距離の関係はじめ、マスキングの技術、ぼかし塗り分けや迷彩塗装の入れ方まで、簡単かつ具体的なテクニックが、とてもわかりやすく説明されています。現在のクレオスのエアブラシにも、ぜひこういうガイドをつけてほしいものだと思いました。

いにしえの製品の取扱説明書とはいえ、こんなによくできたガイドを埋もれさせてしまうのはあまりにも惜しい気がしますので、「Mr.プロ・スプレーデラックス」取扱説明書「DO PAINT」の画像を貼り付けて置きます(株式会社GSIクレオス ホビー部許可済み)。同好のファンの方々にこのガイドの存在を知ってもらい、参考にしていただければうれしく思います。

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追記:

調べてみたら、ほぼ同じ構造の製品が、現行商品(プロスプレーMk-1、Mk-2、Mk-3)として販売されている事がわかりました。昔と比べて相対的にずいぶんと安価に手に入るようです。初心者に取って、エアブラシ導入への垣根がうんと低くなっているのですね。この製品にも同じような内容の取扱説明書が付属しているのでしょうか?付属していたらいいな、と思います。

追記その2:

その後、現クレオス社に連絡を取り正式に取説画像転載の許可を頂きました。お話によると、どなたが作成されたものか定かではなく、この取説の原本も保存はされていないとのことでした。

2014年5月19日 (月)

買ったばかりの鉄コレ動力の缶モーター昇天! トミーテックお客様相談室の対応やいかに?

出たばかりの鉄コレ3連接トラムに購入した動力を組み込んで、R103のオーバルトラックを走らせて十数分……突然止まってしまいました。

トミー純正のパワーパックですから、へんな電流は流れていないはず。スイッチを入れ直したり、逆転スイッチを切り替えたり、スロットルを何度も回し直したりしても、うんともすんとも……

念のため、上まわりを外して、モーターに直結している導電部に直接電流を流してみても、動きません。

モーターが壊れてしまったようです。

じつはこの少し前に、数年前に購入した15m級動力が、ほとんど走らせていないのに、同じようにモーターが昇天してしまったというトラブルがありました。もともとモーターの音が高かったので気にはなっていたのですが、案の定、という感じでした。

しかし、缶モーターがこんなに簡単に昇天するって、ちょっと考えられません。40年近く前の一個100円のマブチモーターだって、いまも全く問題なく動きます。いったいトミーテックってどういう品質管理をしているのでしょう?

ということで、とにかく、製品の箱にあった「お客様相談室」に電話してみました。こちらも、「バンダイお客様センターナビダイヤル」とおなじく、フリーダイヤルではなく、通話料の外に20秒10円の利用料が課金されます。自社製品のトラブル受付なのにこれは無いだろう、とあらためて何となく納得のいかない気分です。(追記:もちろんメールに寄る問い合わせ窓口はありません。サイトにはっきりそう書いてありました)

(2017.2.17追記;さきほどトミーテックお客様サポートのページを見たら、メールでのお問い合わせができるようになっていました。いつ設けられたのでしょう? 便利になってよかったです。)

事情を話したら、栃木県のおもちゃの国にある事務所に、製品を送れとのこと。その際、購入時のレシートが必要だというのですが、そんなもの、箱と一緒にすぐに捨てちゃってますし、結局ネット通販の注文発送記録をネットからダウンロードしハードコピーしたものでよいという了解を取り付け、菓子箱に入れて送ることに。

「連休明けだから2、3週間は見ておいてください」とのことでした。

ついでにと、15m級動力のことも話して、これは修理してくれるのかどうか、こちらのほうは買ってから時間がたってますから、ダメ元で確かめてみました。

と、その答えが、「長く走らせないでおくと、動かなくなることがありますので、修理は受け付けられません」とのこと。

購入してほとんど走らせていないんですが、と言っても、再度「長く走らせないでおくと、動かなくなることがあります」と、繰り返しの返答。

缶モーターですよ?これ?

トミーテックってのは缶モーターを、最初からこの程度の品質で生産販売しているってことに、自信と誇りを持って宣言してくださったみたいなものなんじゃなかろうか、とさすがにちょっとあきれかえりました。

まあねえ、トミックスのNゲージと鉄コレとはちがうという位置づけなのかもしれませんが、それにしても……

とにかく、鉄コレ動力は、購入したらすぐに3時間くらいは連続運転してトラブルがないことを確かめるまでは、箱や領収書を保存しておいた方がよいだろうとおもいます。

ま、そんなわけで、いま、トラムの動力がちゃんと修理または交換されて帰ってくるのか、また、その対応はどんなものになるのか、かなり楽しみな気分で待っています。

だって、これ以前に、KATOさんのモーター不良修理対応と、それからバンダイさんのBトレインモールド不良交換の対応を経験する機会がありまして、どちらも?なところもあるにしろ、たいへん親切に対応していただいていますので、今回のトミーテックの対応が楽しみで楽しみで(苦笑)

修理品が帰ってきたら、しっかりその対応経過と結果についてレポートしたいと思います。

「トミーテックお客様相談室の対応経過報告」に続く

2014年5月18日 (日)

デジタルスケールを買いました

0.1グラム単位の計量をする必要ができたので、デジタルスケールを買いました。

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1グラム単位ならキッチンスケールで充分ですが、0.1グラムとなるとちょっと困ります。

というわけで、Amazonで検索してみたら、1000円ちょっとで適当なのが見つかりました。例によって’までいんちな’のノーブランドですが、レビューをみると一応まとも風なので、購入。

すごくちっちゃいですが、500グラムまで量れますし、蓋が計量皿の代用品としても使えるので、それなりに使い勝手は良いですね。

ためしにコッペルを測ってみたら、34.17グラム。結構重いんですね。走りも安定しているはずです。おもしろくなって、いろいろ量ってしまいそうです。

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2014年5月17日 (土)

食玩「世界SL紀行」

このあいだの「フランス版世界の鉄道コレクション」で、思い出して、これまた、古い段ボール箱の中から発掘したものです。

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食玩です。フランスやロシア、中国などが無いのでこれで全部ではないとおもいます。

一応組み立て式になっていましたが車輪は固定で動きません。動力化する事もおそらく無理でしょう。

スケールも1/140〜1/220といろいろです。大体のみかけの長さを合わせたという感じでしょうか?

でもそれなりに雰囲気をつかんで良く出来てますし、ちょっと棚の上などに飾っておくには好適かもしれませんね。

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2014年5月11日 (日)

ハンダゴテの鏝先を叩いて硬くすると禿びにくい? (追記「銅くわれ」、追記まとめ)

昔から、ハンダゴテの鏝先を叩いて硬くすると、禿びにくくなる(腐食しにくくなる)、ということが言われていました。

金属の加工硬化を利用するわけですね。TMSにそういう話が紹介されていたこともあって、わたしもコーティングされた電子工作用の鏝先を使用するようになる前は、鏝先が禿びるたびにヤスリをかけ、叩いていたものでした。

しかし、自分の感覚では、そのまま柔らかいままでつかっているときより叩いて硬くしたときのほうが、鏝先の荒れがはげしく、何度もヤスリをかけなければならないし、禿びるのも速いように感じていたのですが……

加工硬化すると、たしかに物理的強度は上がりますが、腐食に対してはどうなんでしょうか?

コンさんのブログでこの話題が出ていたので、気になってちょっと検索してみたら、株式会社 日本油剤研究所のウェブサイト中に「金属の腐食のメカニズムについて」という記事が見つかりました。

この記事中に、

(以下引用)
1.腐食の原因
腐食は、金属が環境(気体・液体・固体)と触れている界面で濃淡電池が形成されて起こる. つまり、自由電子を持つ金属構造そのものが不確定要因を持っているので、一定(固定)にすることは出来ないからである. その不確定の強弱は、金属自身が持つ電子授受の強度(標準電極電位)で決定される.

2.金属の内部に起因するもの
1. の金属自身が持つ自由電子の存在によって引き起こされる腐食以外に、金属内部の問題がある. 金属の内部は①転位(らせん・刃状) ②転位源 ③空孔 ④ステップ(段差) ⑤不純物 ⑥ピット ⑦キンク ⑧格子欠陥などの不安定要素の存在を発端として起こることが知られおり、例えば加工による粗大すべりでの結晶露出や加工硬化による結晶粒度の変化により、表面活性が高まることから、この手の腐食は金属の加工による塑性変形履歴と大きく関係し、1.を加速することになる.
(引用終わり)

とあります。

つまり、加工硬化は、却って腐食を加速する事になるのですね。いままで伝え聞いていた事とはまったく逆で、自分が感じていた感覚が正しかったのを知って、なんとなく安心したというか、なんというか、複雑な気分になりました。

まあ、今では自分は真鍮加工のハンダ付けは基本的にバーナーで、ハンダゴテは30wのコーティングされた鉛筆型鏝先のもので電子工作、電気工作が主ですから、今となってはもう、あまり気にする事も無いと言えば無いのですが、ハンダゴテでなければできないような工作もありますし、これから自分で加工した鏝先を使うようなときには、加工硬化はしないで使おうと思います。

 
2014.5.12 追記

追記参考情報として、いただいたコメントへのリプライを追記として記載します。

鍛造について
鍛造は通常は熱間鍛造ですから加工硬化を伴いません。加工硬化は内部応力を発生させひずみをもたらすので、これを避ける事が必須となります。故に熱間鍛造は、鍛造する金属の再結晶温度以上で行われます。(参考;再結晶温度は純鉄は630℃、鋼材900℃。鋼材の熱間鍛造の場合は一般には1100~1250℃で行われる。銅の再結晶温度は220℃)
冷間鍛造という技術もありますが、この場合はいかに加工硬化を防ぐかがその技術の最大の留意点となっています。
つまり、半田ごての温度では、再結晶温度というには微妙なところで、加工硬化の影響は避けられないでしょう。

腐食について
引用した記述から、加工硬化は、所謂「ハンダ喰われ(銅くわれ)」(広義の腐食)にも影響するだろうと思います。
細いスピーカーコイルのような銅線をハンダ付けしようとするとハンダに喰われてなくなってしまうので、その対策として銅入りハンダというものも普通に販売されています。
加工硬化しない銅でもこれですから、加工硬化した鏝先の喰われは相当なものではないでしょうか?実際自分がかつて加工硬化した鏝先が不規則にハンダに喰われた経験からの感想です。

 
2014.5.15 追記その2

さらに調べると、「銅くわれ」のメカニズムがわかってきたので、まとめておきます。

銅くわれは「溶解」という現象で、金属が融点を超え、金属が液体に変わる「溶融」とは違い、「その金属の融点に達しない温度の液体が触れてもその液体に溶けてしまう」という現象です。つまり、ハンダごてに溶けたハンダが付着しすると容易に溶けるという現象が起るわけです。常温では溶けない角砂糖が冷水に溶けるのと同じ考え方ですね。

Sn100%の液体(つまり加熱して溶けた純粋なSnです)には、250℃だと重量%で2.3%までCuは溶け込み、400℃になると12%も溶け込むそうです。ただしPbには殆ど溶ける事はないそうですので、問題はSnのほうで、鉛フリーハンダなどで影響が大きいそうです。

通常ハンダ付けを行う温度は320℃-360℃程度だそうなので、これは銅の再結晶温度を超えていますから、加工硬化はリセットされます。つまり叩いて硬くする意味は無いという事になりますので、問題は銅の「溶解」現象だけになります。

当然の事ながら、溶媒であるハンダの量が多ければ多いほど溶解する銅の量も多くなるので、鏝先にハンダをたくさんのせればのせるほど、「銅食われ」は激しくなります。また、鏝先を叩く事に寄って、細かな亀裂やでこぼこなども出来る場合もあるでしょうから、ハンダとの接触面が大きくなり、溶解が促進される事も考えられます。

たしかにフラックスに寄る腐食も大きな要因でしょうが、鏝先がちびるのは、この「銅くわれ」に寄る影響が大きいのではないかと思われます。

参考;GWES 一般社団法人 日本溶接協会 Q&Aフォーラム はんだ付(鉛フリー/フラックス/マイクロソルダリング)フォーラム : 銅くわれのメカニズム
 
 
2014.5.15 追記その3

もう少し、ネットを検索して調べてみました。

前出のGWES 一般社団法人 日本溶接協会 Q&Aフォーラム はんだ付(鉛フリー/フラックス/マイクロソルダリング)フォーラム : 銅くわれのメカニズムには、「溶解とは、金属で言うと「その金属の融点に達しない温度の液体が触れてもその液体に溶けてしまう」現象」とあります。ここでいう「液体」は金属が融点に達して液体になったものを言います。つまり、冷えて固化したハンダに銅が溶解(銅くわれ)することはないわけですね。

主な要因ではないかと指摘のあった、フラックスに寄る腐食は、水に溶けた電解質によって引き起こされるものですし、かつて鏝先をフラックスにどぼづけして酸化皮膜を取り除いていた私の経験として、鏝先のハンダメッキされた部分よりも銅がむき出しの部分が大きく腐食して痩せて鏝先がキノコ状になった例がある(ハンダに覆われた部分は直接フラックスに触れていないので銅は腐食されない)ことからも、ほぼ常にハンダで覆われた鏝先部分がけっこうな勢いで不規則に浸食されてちびるのは、やはり銅食われによるものが大きいのではないかと思います。

なお、「ハンダ付けセミナー」, 株式会社ノセ精機, P40,41には、「鉛フリーハンダの銅食われは通常のハンダの3倍のスピード。」とあり、通常のハンダでもそれなりの銅食われは起きるという前提のようです。

また、「トランジスタ技術SPECIAL for フレッシャーズNo.100」 ,CQ出版社, P26 には、「● 銅や銀を混ぜて線材や銅パターンへの侵食を防ぐはんだ付けの際,銅線や銅箔ははんだ中のSnの働きによって,(図4)のような銅食われと呼ばれる現象(銅電極の腐食)が発生します.

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銅のこて先がはんだに激しく侵食されるのと同じです.太い銅電線なら多少の侵食も無視できますが,φ0.1 mm以下の極細線は断線しやすくなります.銅が1~2%入った銅入りはんだを使うと,銅食われの現象が軽減されます.その他,銀を1~2%含む銀入りはんだもあります.銀入りはんだは,銀の印刷基板や銀電極の部品をはんだ付けする際に使うのが本来の目的です.普通のはんだでは,合金化反応の際,銀の成分がはんだに移行し,同様に銀食われと呼ばれる現象(銀電極の腐食)が発生してしまいます.」とありました。
ここでは通常のハンダを前提として話をしていますが、「銅のこて先がはんだに激しく侵食される」という表現を使っています。銀食われも説明されていますね。

2014.5.18 追記その4 まとめ

いろいろ調べているうちに、参考になるコメントもいただいて、ハンダ鏝先の腐食について、なかなか興味深い知識が得られたのは、収穫だったかなと思います。

ちょっとまとめると、

1。加工硬化は銅の場合220度Cで再結晶温度に達するので、半田ごての加熱により解除される。つまり、叩いて硬くすることに意味は無い。
2。加工硬化すると、却って腐食は進みやすくなる。
3。昔の粗悪な鋳物の鏝先では、細かな鬆があるのでここから腐食しやすく、これを防ぐため叩いて締めることが有効だった。
4。ハンダの錫成分による溶解(銅食われ)も鏝先の浸食の原因のひとつ?(ウェブ上の情報をもとに、サイトを解説している組織機関(本文中に引用元情報として明記)へ問い合わせ、および原書籍等を参照して、情報の信憑性?は一応ですが確認した範囲での見解です。dda40xさんから、鉛入りのハンダではアマルガメーション(溶解?)が進まないというコメントもいただいていますが、その辺については他情報源からの情報がみつからず、自分にはわかりません)
5。銅がむき出しの部分については、使用後にフラックスが残存している事により、腐食が進むのも、鏝先が浸食される原因のひとつ?

ということで、鏝先の腐食、浸食の正確な原因究明はともかくとして、鏝先を叩いて硬くする事により、禿びるのをふせげる、というのは、あまり根拠がないのでは、という結果になりました。

本文の最初のほうにも書いたとおり、個人的には、いまでは銅むき出しの鏝先をつかうこともないので、もう、あまり気にする事なんて無いのですが、調べてみると、いろんな知識が得られてとってもおもしろかったので、ちょっと満足しています。

月刊世界の鉄道コレクション?

届いたVOIE LIBREを開いたら、折り込み広告が入ってました。

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1/220スケールの金属製観賞用ミニアチュア付き冊子?のようです。フランス版「月刊世界の鉄道コレクション」ですね。

第1回がトランブルーで特別価格の2,99ユーロ。2回目はゴールデンアローで9.99ユーロ+送料4.90ユーロ、3回目からは通常価格の19.99ユーロ+送料4.90ユーロとなるようです。4回目まではおまけとして、ポスターや保存用化粧箱、プレート、それから飾り棚などがついてきます。最初にコレクションケースをおまけとして提供するやり方は賢いですね。

注目は、予定に日本の新幹線0系がラインナップされていること。0系ってそんなに有名だったんですね。そういやヨークの博物館にも先頭車が展示されていましたものね。

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なんか購読したくなりましたが、送料がすごくなりそうだし、これ以上ものを増やすのも……と思って二の足を踏んでいます。

2014年5月10日 (土)

null cell

えいやあっ!と、真鍮板屑に寸切りネジをハンダ付けして、

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薄板で両端をふさいだちょうどいいおおきさの紙筒を用意して、

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ちょいちょいと形を整えて、表面に養生テープを一巻きして、ラベルを貼って、はい、できあがり。

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名付けて、null cell。 

こんなふうにして使います。

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なんのことはない、単三電池4本6V用の電池ケースに2本だけ入れて3Vをとりだそうとつくったダミーの電池?です。

ふつうにジャンパコードで端子を結べばそれですむのに、なにやってんでしょうね。

でも、ちょっといいとおもいません?こういうところにも、なんだかかたちを楽しみたい気分になって、てなぐさみに制作してみた null cell でした。


2014年5月 9日 (金)

謎の鉄道模型専門店?C63

仕事で行った東京メトロ東西線木場駅から歩き始めてすぐにこんな看板が目に入りました。

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鉄道模型専門店???????

辺りを見回してもそれらしい店舗は見当たりません。

看板が立っているのはマンションの入口のようです。で、そのマンションは、入口に蛇腹の柵が半分閉められていているうえに、至る所に、関係者以外立ち入り禁止とか、喫煙禁止とか、マンションの前で談笑や携帯電話使用するなとか、無断で入ったら通報するぞとか書かれた札が貼られていて、なんかすごい防犯警戒態勢ばりばりという感じで、エントランスを覗く事さえはばかられるような雰囲気です。

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このマンションのなかに、鉄道模型専門店「C63」があるんでしょうか? どんな客が入ってるんだろう? どんなものを置いているんだろう? そもそも客が店を見つけられるんだろうか? などと、謎が深まるばかりの鉄道模型専門店?であります。

2014年5月 6日 (火)

連休は日曜大工でおわってしまいました。

この連休は前半も後半も、日曜大工?に明け暮れました。

恒常的な頭痛には悩まされるし膝に水がたまって身動き取れないしCM拇指関節症で手に力をいれられないというのもあって、全面的に嫁さんに手伝ってもらって、なんとかつくったものは、以下のとおり。

・キッチンワゴン(廃材利用)
・物置内ワゴン(廃材利用)
・LGB収納兼飾り棚
・工作室本箱
・キッチン棚増設(廃材利用)
・IKEA本棚組み立て2本
・IKEAペンダントランプに取り替え
・テーブルランプ台(廃材利用)
・ラック下引き出し2つ(廃材利用)
・玄関ねこ飛び出し防止用柵(廃材利用)
・バスタオルハンガー掛け
・押し入れ内キャスター台2つ(廃材利用)
・押し入れすのこ(廃材利用)

解体したもの

・本箱2つ
・三段ラック
・外壁のLGB収納倉庫

溜まりにたまっていた廃材がすこし減りましたが、まだまだ残ってます。本も資材もぜんぜん片付きません。今週末もまた、整理と掃除に追われそうです……

さすがに疲れきって、日が暮れると、こんな感じでアクリルケースのうえで小編成を走らせてたりします。ま、こういう風景もいいんじゃないかな……と。

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この調子では、模型が本格的に弄れるようになるのはいつになるんでしょう?


2014年5月 5日 (月)

ハンドワインダー?

引き出しを整理していたら、出てきました。

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さて、これは一体なんでしょう? って、製品に書いてありますね。

コンビニエント・エキップメンツ・ハンド・ワインダー???

なんのこっちゃ???

このいかにもの和製英語感がたまりませんが、まそれはよこにおいといて、これはいったい、何のワインダーでしょう?

裏側は下のようになっていて、右の写真の様にして使います。

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そう、カセットテープの手動巻き取り用ツールなんです。

こんなものが商品化されていたんですねえ。これを手に入れたのは、学生時代の事ですから、40年近く前……プラスチックがちょっと黄ばんでいますが、ぜんぜん劣化していなくて今でもしっかり使えます。

結構高価だったように記憶しています。当時は、オーディオマニアむけに、こういうささいなツールにも、しゃれたデザインが採用されていたことがよくわかる製品です。

カセットテープの巻き取りというと鉛筆を差し込んで、というのが定番だったと思いますが、こういうのもあったということで、古い時代の、いまはもう必要も無くなったツールのご紹介でした。

2014年5月 3日 (土)

本棚と小物棚

LGB車輛保管兼展示棚につづき、本棚と小物棚をつくりました。

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水がたまった膝がまた腫れきて痛むし、CM拇指関節症もあるので、どうにもこうにも……

嫁さんに全面的に手伝ってもらって、材料の買い出しから始めて、まる一日仕事でした。疲れた……

でもこれで、なんとか、積み上がった雑誌類を整理出来ます。

そしたら、やっと模型材料や単身赴任の間にストレス解消に買いあさってしまった製品コレクション?の整理に取りかかれます。

2014年5月 2日 (金)

いーまはやまなか、いーまははまー

久しぶりに電車のドア脇に立って外の景色を眺めていたら、汽車を歌った童謡?の「回る景色のおもしろさ」という歌詞が頭の中に浮かんできました。

あんまり普通のながめで、最近は気にした事も無かったのですが、遠近法の関係で、近くの景色は速く、遠くの景色は遅く窓の外を流れていき、たしかに景色全体が回っているように見えます。

これに気づいて、歌に歌った人はすごいなあ、とすなおに感心してしまいました。

家に帰ってから調べたら、歌の3番に、「廻り灯籠の画(え)の様に変わる景色のおもしろさ」という歌詞がありました。廻り灯籠にたとえていたんですね。だから景色が回っている、という表現ではなかったのかもしれません。

でも、実際に外の景色がターンテーブルの上にのせられて回っているように見えるのもほんとうのことですし、そういう意味も含めてこのような歌詞にしたのかな、と思います。

膝を傷めてサポーターをし、杖をつかないと歩けないうえに頭痛に悩まされるという、身体はガタガタの状態にもかかわらず、こういうところに気が向き始めたのは、すこし心に余裕ができてきたからかな?とちょっとほっとした気分です。

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童謡・唱歌『汽車』

今は山中 今は浜
今は鉄橋渡るぞと
思う間も無くトンネルの
闇を通って広野原(ひろのはら)

遠くに見える村の屋根
近くに見える町の軒(のき)
森や林や田や畑
後へ後へと飛んで行く

廻り灯籠の画(え)の様に
変わる景色のおもしろさ
見とれてそれと知らぬ間に
早くも過ぎる幾十里
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