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2014年1月 5日 (日)

半世紀前のHO鉄道模型パワーパック

実家に帰省したおり、二階にある開かずの物置を少し開いたら、いきなり土ぼこりが厚くつもった新聞紙が崩れてもうもうとほこりが舞い立ち、その下から現れた菓子箱をおそるおそる取り上げて開いてみると……

がらくたに混じって、なんと、子どもの頃にB型タンク機関車と一緒に母方の祖母に買ってもらったと記憶しているカツミ模型店製のパワーパックが出てきました。

Img_3199

コードのプラスチック被覆などは経年変化で焼けて茶色くなっていますが、初心者向けとはいえさすが一流品。デザイン的にも当時としてはかなり洗練されていますし、塗装の剥がれや劣化も無く、綺麗なものです。梨地肌の塗装は今見ても高級感があって、これには驚かされました。

これ、50年近くまえ、つまり半世紀まえの製品なんですよね。いやはやたいしたものです。

レオスタットはボリウムではなくてノッチ式。トランスから引き出した各ボルテージのタップを直接ノッチにつなげ、スライダー式接点が付いたノブを回して選択する構造です。

不思議なのは、OUTPUTのVもAも、NO.(シリアルナンバー)もまったく空欄になっている事。これはインクで書いてあったのでしょうか?この時代の製品なら刻印が打たれているのが普通だと思うのですが……謎です。

試しに電源を入れると、かなり大きな音でブーンとうなって、なんだかとってもレトロクラシックな時代がかった電気機械っぽい迫力があります ^^; テスターで電圧を確かめると1.5V刻みで最大電圧8Vでした。

真ん中のノッチの出力がなかったので、どうせだからと、箱を開けてみたら……ごらんのとおり、ゆったりとした空間に贅沢に配置されたトランスとセレン整流器、そしてパイロットランプの豆電球がお出まし。集積回路がぎっしりと詰め込まれた現在の電子機器とは隔世の感がありますね ^^; 

Img_3201

最近のモデラーはセレン整流器なんて知らないでしょうね。

配線をたしかめると案の定、トランスからの引き出されたタップコードのハンダが外れていました。ノッチ部品の質量がかなりあるので30Wのハンダゴテでは少々手こずりましたが、なんとか修復。これで一応使えるようにはなりました。

こういうものが出てくると、買ってくれた祖母の思い出なども一気によみがえり、なつかしくうれしい気持ちになりますが、今じゃ実用品としては、とてもとても。

でもまあ、アンティーク的な意味合いはあるとおもうし、パワーソースとしてはまだ充分に役に立ちますしね。

処分がむずかしいというより、軽々しく処分ができない性格のものですね。

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