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2011年1月23日 (日)

蒸気機関車200年史

SNCF 231E の4気筒コンパウンドエンジンとアンドレ・シャプロンのことについて、なにか参考になる本がないだろうか、と地元の図書館に行ったら、「蒸気機関車200年史」と言う本をみつけました。

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「蒸気機関車の興亡」「蒸気機関車の挑戦」を書かれた斎藤 晃氏のご著作ですね。

ペーパーバックですが、22.4 x 18.4 x 3.6 cmのでっかくて重い本です。他の著作と同じく、自筆の珍しい機関車のペン画が豊富に収録されています。

この中に、コンパウンド方式の歴史とその技術的解説、そしてその特質と運命が、事細かに記されていました。コンパウンド方式のなんたるか、をはじめてまともに理解したという気分です。そもそも一番最初の4気筒コンパウンド方式はドコービルのマレーだったと言うこともはじめて知りました。

もうひとつ、フランス型蒸気の章に、コンパウンド方式を中心として発達した芸術的とも言えるフランス蒸気機関車の歴史とその技術的解説、そしてかのアンドレ・シャプロンのことがくわしく述べられていました。フランスの蒸気機関車って、世界の蒸気機関車の歴史、そして技術的、文化的背景の中でも特異な位置を占めているのだな、と納得するような記述です。

他にも、まだ読んではいませんが、蒸気機関車黎明期のエピソードや、特徴ある技術的解説、ナローゲージにおける展開、そして各国の蒸気機関車の特徴とその歴史的展開など、興味深そうな情報がならんでいます。

今日はいちにち、こたつに潜り込んで、ぼちぼちと読み進めながら、じっくりと楽しませてもらおうとおもっています(^^;;;


2010.1.29 追記

「蒸気機関車200年史」ほぼ読了。第1章「初めて機関車が動いた200年前」から第9章「コンパウンド・エンジン」までと、14章「お国柄その3 フランス」(アンドレ・シャプロンの項)だけは精読しましたが、ほかはほとんど斜め読みでした。

それぞれの機種のデータと特徴、そして記録が冗長に並んでいるだけの文章は、蒸気機関車エンスージアシストでない自分にはいささか辛いと感じたのですが、これは、老眼のせいか、歳食って集中力がなくなったせいかもしれません。

同時に、かつてものすごく魅力的に見えたアメリカ型蒸気機関車への興味が薄れているのにも気づいて愕然としました。その独特のデザインや巨大さ、活躍の現場と歴史的背景などに惚れ込んでいたように思っていたのですが、蒸気機関車全体の構造や歴史、そして開発発展過程における様々なデザインの展開を知るにつけて、その好みが変化したように思います。あらためて自分は実物蒸気機関車エンスーなどでは到底無かったんだということを思い知らされました。

ほぼ読了後、念のため「蒸気機関車の興亡」「蒸気機関車の挑戦」を再読してみました。

この2冊の本は、「蒸気機関車200年史」に先行して書かれたものなので、内容はかなり重なっています。特に、「蒸気機関車の興亡」については、内容に重複する部分が多く、見ようによっては、「蒸気機関車200年史」のダイジェスト版ともいえるような雰囲気でもあるので、あえて手元に置いておく必要は無いような気がしますが、ざっと全体を把握するには良い本だと思います。

「蒸気機関車の挑戦」のほうは、狭軌高速機関車、関節式機関車の発展過程、日本の蒸気機関車の発展過程に焦点あてているので、一部「蒸気機関車200年史」と重なるところはありますが、所持していて損は無いかな、というところでしょうか。

気になったのは、この2作では、フランス型については情報皆無なのです。ひょっとしたら、これらの本を書いたとき、著者はまだ、アンドレ・シャプロンのことは知らなかったのかもしれません。

余談ですが、今回の読書で、実物にはとんと興味の無い私でしたが、すっかりアンドレ・シャプロンのファンになってしまいました。彼の名を冠した231Eを偶然とはいえ手に入れて、ちょっと満足しています。ほんとはNORD時代の茶塗装が手に入っていれば、もっとうれしかったんですけど、まあそれは仕方ないですね。

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コメント

だいぶ以前に私も買いましたが、
積ん読だけで、
まだじっくり中身を見ていません(泣・笑)。
でも、趣味の本ってその時に買っておかないと、
なかなか手に入らないこともあるので、
タンスの肥やしの如く、
どんどんたまっていくだけなんですよねー(泣・笑)。

どてかぼちゃさん

この本、すごく資料価値があるかというと、研究書ではないので、そのあたり偏りがありますが、趣味の視点からは、絶対に持っていたい本なのではないかと思います。お持ちとはうらやましい。

よんでて、たのしいけど、むずかしい……老眼も辛いし =^・^= 

などといいながら、毎晩すこしずつ読んで、もとい、眺めています。

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