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2010年3月27日 (土)

水の表現について(シーナリィ技法ティップス)

ネットを見ていると、今は水の表現にいろんな材料が発売されるようになったのだなあと感心しています。

ただ、気になるのはその使い方、というか表現ですね。

などと偉そうな事を言うのは、いかにもおっさん臭くて嫌なのですが、水(水面)の色や波の表現に違和感を感じる例をみることがたまにあるので、自分自身の整理の為にも、水の表現について思うところをメモっておこうと思います。

先ずは色。これは水色(空色)は避けた方が無難だと思います。あえて空の色を映すとき以外は、黒っぽい緑が一番適当でしょう。池の底や河床をつくってそれを見せるときは、浅い場合は透明。深い場合は緑がかった透明インク等で染めるのがよいのではと思います。分厚いガラスの断面の色ですね。

波の形は、静止水面の場合は一定の方向に揃った細かなリップルやゆるやかな皺状にするのが一番自然に見えると思います。風の方向を考えて波の形をアレンジすると実感的にみえるのではないでしょうか。

船の航跡はまた別ですが、これもやはり一定の長さの平行線の波が斜めにずれるようにV字型に広がり、その内側はスクリューの白っぽい泡が薄く残るものの、波はかえって平らになるようです。

川の場合、たまに流れに平行に縦に波の筋をつけた例が見られますが、本物の川面の波はだいたいにおいて流れに直角な方向に横にさざ波のようにたっているようです。実際に縦と横、ふたとおりに模型の川面を作って低い位置から見ると、光の加減もあるでしょうが、わたしには、横のさざ波がより実感的に感じます。

それから水の材料は、それこそさまざまな材料が販売されていて、どれをつかえばよいのが迷いますが、私がいままで試した中ではグロスメディウムが一番使いやすいように思います。

グロスメディウムは基本的に塗料ですから、それ自体で水の深さを表現するのには適してはいません。しかし、模型では深さの表現は色合いなどでいくらでも実感的に表現する事が出来るものですし、透明な水の底が見えるような表現をする場合も2、3ミリの厚さの層が形成されれば十分それらしく見えるというか、それ以上の深さで透明だとかえって変ですから、さして気にする必要はないと思います。

滝や瀬の場合はグラスウールやポリ綿を引き延ばして河床に接着し、その上からグロスメディウムを筆でこすりつけるように塗るというテクニックも使えます。これだと割と自然に泡が入って速い流れや落ちる水の流れを表現できます。

下の写真は、グロスメディウムで作った渓流の例です。

Img_4034

砂と小石で河床を作ったあと、一度薄めたグロスメディウムを流してシールし、良く乾燥した後に3度に渡ってグロスメディウムを流し込み、最後に筆で波を表現するようにグロスメディウムを置いてタッチアップしています。

こんな方法でもエポキシ樹脂と遜色のない透明感のある水の流れが表現できるのではないかと思いますがいかがなものでしょう?

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