2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

« 東京インターナショナルミニチュアショウ | トップページ | 飛行機用エアエンジン »

2009年6月 6日 (土)

黒染めについて

ええかげんな与太話や低レベルの半端工作&オモチャいじりばかりでなく、たまにはそれなりに参考になるんじゃないかとおもえる情報などを・・・

「すばらしき鉄道模型人」(←何度見てもすごい表現ですね)の皆々様にはすでに常識のことかもしれませんが、そこはあえて、ということで・・・

黒染めというと、現在はトビカトップコートスプレーが定番ですね。どうでもいい話ですが、トビカって、東美化学株式会社のロゴ「TOBIKA」から来てるんだということをウェブページで初めて知りました。

でも、これはスプレーだから、入り組んだ部分を染めるのもなかなか大変。というわけで昔ながらの黒染め液も捨てがたいのですが、これが難物でして、対象とする金属の種類によって黒染め液の成分が違うんですね。

例えば、東美化学株式会社の黒染め液ラインナップはこんな感じです。

そんなわけで半田付けで組み立てた作品を模型屋さんで買った手持ちの真鍮黒染め液に浸したら、半田の部分が染まらなかったり、白い粉が吹いたりする場合もあるわけです。

もちろん、半田も真鍮も一様に染めてくれる高性能な舶来の黒染め液もある様ですが、なかなか買い求める事が難しいみたいですし、ここはひとつ、なんとか簡単に手に入る種類のもので、と東急ハンズやユザワヤの工芸材料コーナーで売られている安価な黒染め液をつかって半田と真鍮の両方を染める方法を試してみました。

つかうのは、ステンドグラス材料売り場で手に入る、半田用黒染め液、ブラックパティーナEX(茶色に染まるブラウンパティーナもあるので注意のこと)と彫金売り場で手に入る銅、真鍮(ニッケルシルバー)用の黒染め液(アオバ黒染液502)です(真鍮用パティーナという名前でステンドグラス材料売り場でも手に入る場合があります)。注:ネット検索したら、アオバ黒染液はハンズで扱わなくなった、という記述が出てきましたが、真鍮用の黒染め液ならどんなものでもよいと思います。

手順は、まずこのブラックパティーナEXに浸して半田部分を黒染めし、水洗いしてから真鍮用黒染め液または真鍮用ブラックパティーナに浸し、水洗いして出来上がりです。

この順序が逆だと、半田部分に白い粉が噴きますので、ご注意のほどを。間違えたときは、ブラシで半田部分を磨き出してからやり直します。

浸す時間によって染まる濃度が変わりますので、色合いを見ながら調整してください。なお、液に浸ける前に充分に脱脂しておくことが重要なのはいうまでもありません。

この組み合わせの場合、真っ黒には違いありませんが、どちらかというと青系の黒ではなく、褐色系の黒に仕上がるので好みがあるかもしれません。

調べてみると、真鍮と半田の両方を染められるパティーナもあるとのことですので、これを探して求めるか、模型用の万能黒染め液を探して購入すればそれで済む事ですが、手近で安価に手に入る黒染め液をつかう場合のテクニックとして紹介してみました。

なお、ブラックパティーナEXは、ホワイトメタルの類も構成成分によりますがそれなりに染めることが出来るようです。

« 東京インターナショナルミニチュアショウ | トップページ | 飛行機用エアエンジン »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 東京インターナショナルミニチュアショウ | トップページ | 飛行機用エアエンジン »