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2009年3月

2009年3月28日 (土)

集合住宅A

前回の狭小住宅に続き、こんどは集合住宅が発売されていました。

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これって、いわゆるブロック造りのハモニカ長屋、つまり二階建て四軒長屋ですね。たしか、内部は一階が四畳半一間に一畳のキッチンと風呂トイレ、二階に四畳半と物置という作りだったと思います。

この模型は、あまりの狭さを解消するために裏庭に一部増改築してあるという設定でしょうか?なんだかなつかしいです。新婚の頃、こういうところに住んでいたことがあるもので・・・

ところで、集合住宅Aとあったので、BもCもあるのだろうか、と検索してみたら、しっかり出てきました。

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これまた、レトロな・・・というか、こういうのに郷愁を感じる方々も多いのかなと思いますが、今の若い人たちには想像も出来ないだろうなあとも思います。

そういえばマンションの語釈は、三省堂新明解国語辞典によれば、『比較的スラムの感じがしないように工夫して建てられた鉄筋コンクリート造りの集合住宅』っていうんでしたっけ?

とすれば、これらの集合住宅は、昭和レトロマンション、っていうところでしょうか?

2009年3月22日 (日)

東京ソリッドモデルクラブ展示会

船の科学館別館「羊蹄丸」の中で開催されている、TMSC東京ソリッドモデルクラブ創立55周年記念展示会を見学してきました。

ソリッドモデルというのは、木を一から削り出してスクラッチビルドする飛行機模型ですが、こんなに奇麗なものとは、実物を見るまで知りませんでした。自然に磨き込まれたような塗装が独特の質感を醸し出していて、最近のウェザリング技法等を駆使したリアリスティックなプラスチックモデルの作品とは雰囲気がまったく違うように思えました。

精密な彩色、マーキング、ノーズアートなども手書きで仕上げられているものが多く、リベットワーキングや主翼折り畳み機構、ランディングギアなどの稼働など、驚くような精密さのモデルがゾロゾロと並んでいるのには圧倒されるばかりでした。

おうかがいすれば、1機につき、3、4年もかけて製作される方もざらとか。倶楽部のメンバーは、やはりお年を召された方が多いそうで、平均年齢は60歳以上。若い方は工作があまり得意ではないみたいですね、ということで、この趣味を楽しまれる方は少ないとの事です。

会場の様子はこちらからどうぞ

いちばん気に入った作品はこれでした(^^;;;

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昔はこんなキットが発売されていたそうです。

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これは製作途中のもの

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これがみんな、手書きだそうです。

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帰りがけにラウンジプロムナードギャラリーを覗くと、木製帆船模型同好会 ザ・ロープの作品が展示されていて、こんな好ましいジオラマ作品が目を引きました。カナダの風景だそうですが、ちょっとメイン州のサンディリバー鉄道沿線の風景を惹起させる雰囲気ですね。

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2009年3月21日 (土)

MTSのDCC線路電圧降下回路

Gスケール(LGB)のカテゴリでUPしてありますが、このカテゴリでも検索できるようにエントリしておきました。

くわしくは、こちらのページをどうぞ。

MTSのDCC線路電圧降下回路

MTSはDCC線路電圧が高いため耐圧が低いHO用デコーダを使うと焼損してしまうという問題があったのですが、コマンドステーションからのDCC出力にダイオードを直列に並べただけの簡単な回路を付加する事で、HO用システムと同等のレベルまで線路電圧を落とす事ができました。

これで、デジトラックス、レンツ、MRCなどの国内で普通に手に入るHO用のデコーダやサウンドデコーダ等を、MTSで問題なく使用する事が出来るようになりました。DCC(MTS)対応Gゲージ自作車両の製作の手が進みそうで、ありがたいかぎりです。

もちろん低くした線路電圧でも、手持ちのすべてのMTS動力車が問題なく動作することを確認済みです。

くわしくは、こちらのページをどうぞ。

2009年3月14日 (土)

鉄道模型趣味の継続期間と熱中について

他の趣味に比べて、鉄道模型趣味は長年にわたって楽しんでいる方が多い方だと思いますが、どうでしょうか?

私の鉄道模型趣味関係の知り合いを見回しても、鉄道ファン(いわゆる鉄ちゃん)、模型工作好きの違いにかかわらず、子供の頃から鉄道模型趣味に親しんできた方々が多いように思います。途中、就職や結婚などで一時中断し、長じてこの趣味を再開したという例にも事欠きません。

ただ、大人になってからこの趣味を始められた方のなかには、ものすごい熱意と資力で急速にコレクションや模型工作にのめり込む例が見られるようです。

ネットをみていると、そういう方は、長年鉄道模型趣味に親しんでいる人たちとはまったく違うスピードとサイクルと熱心さを持って活動を展開し、ウェブページを更新していらっしゃるのですが、ある一定の期間が過ぎると更新がぴたりと止まり、そのまま放置状態になってしまう、という例がしばしば見られます。ウェブに露出している方々というのはなかでも熱心な、ほんの一部の方々でしょうから、その後ろには同じような行動パターンを取られている方々が山のようにいるのだろうと想像します。

何か事情があったのか、あきちゃったのか、よくわかりませんが、そこが子供の頃から鉄道模型趣味に親しんでいる人と大人になってからこの趣味に参入した方の一番の違いのように思えます。そもそも、なにかしら趣味を持とうと考え、おとなの趣味として鉄道模型を選ぶ、ということ自体から、そのスタンスが違うのかもしれません。

たまに、そういう方々から、「鉄道模型はもう遊び尽くした」とか「もうやることがなくなった」というようなことを聞いたりもします。その人達にとっては、なべて趣味というのはそういうものなのでしょう。

しかし、元々ものをつくることが好きな方は、すこし行動形態がちがうようで、模型工作という視点からこの趣味を長く続けられることも多いようですが、それでも限界はあるようです。

どちらがいいとかわるいとか言っているのではありません。ただ、この鉄道模型という趣味は、ひたすら自己完結型かつ自己満足型であることも、大人になってから参入した方々が、この趣味を極めたと宣言したり、飽きてしまったりして離れて行く理由になっているのかもしれません。

見方を変えれば、そういう方達のほうが、進取の気質に富んでいる、というか、社交的な、つまり社会的に成熟した気質であるといってもいいでしょう。

もっとも、この趣味を長く続けられている方々には、素晴らしく豊富な知識と経験、そして技量を持ち、素晴らしい作品を次々と発表されていたり、すばらしいコレクションをされておられる方々もたくさんおられます。いわゆる「熱中人」という方々ですね。

としたら、私のように、幼い頃からもう半世紀ほどもずっとかわらず鉄道模型の模型工作を、つかず離れず、のんべんだらり、ぼちぼちと楽しんでいるような、進歩も覇気も、いわゆる熱中も無いタイプはいったいどういう位置づけになるのでしょうか?

自分の鉄道模型趣味に向かうスタンスを顧みて、工作台に向かいながらも、なんだかわけのわからないなさけなさに呆然としてしまった、休日の昼下がりではありました(^^;;;

2009年3月 7日 (土)

ノスタルジーアレルギーと鉄道模型工作趣味??

『昭和の鉄道と暮らし~エコーモデル・その世界~』が評判ですね。ここで掲載されている「城新鉄道」って、TMS特集シリーズの「小レイアウトと小型車輌」に載っていたレイアウトでしょうか?

内容は、精密で情感あふれる日本型レイアウトを目指すビルダーにとっては必携の一冊だと思いますし、阿部氏が16番の情景小物表現の草分け、ホワイトメタルアクセサリ開発販売の草分け、そしてエコーモデル社長として模型界に地位を確立するまでのサクセスストーリーを、貴重な資料や作例を豊富に掲載しつつまとめあげた素晴らしく有用な本だと思いますが、私としては購入はパス・・・

理由は、心の中にわけのわからぬ忌避感のようなものがわき上がってきたからで、そういや、本棚にある「地鉄電車慕情」もそろそろ処分しないと精神衛生に悪影響を及ぼしそう、なんて思いも浮かんできました。

いったいこれは、なんなのだ、とちょっと真剣に考えてみたところ、以前にこのブログで、自分が「昭和アレルギー」であることをカミングアウトしたことがありましたが、どうも私は「昭和」が嫌いなんじゃなくて、ノスタルジックな風景とか故郷とか慕情とか郷愁とかという概念や感覚に、虫酸や悪寒(笑)が走る性格であるらしい、ということが判ってきました。

ここで、少々解説を。

ノスタルジーという言葉を広辞苑でひいてみると、「ノスタルジー [nostalgie フランス] 故郷を懐かしみ恋しがること。また、懐旧の念。」とありました。

もともと私は、実物の鉄道には興味も関心もありません(もちろん知識も貧弱そのものです、ハイ)が、それは鉄道だけでなく、沿線風景にもおよびます。それどころか、大自然の雄大な風景、郷愁を誘う街並みの風景などというものにも興味がないというか、無関心。どちらかというと、故郷とか原風景?とかいう概念にアレルギー反応を示してしまう、ということらしいのです。

ついでに、演歌もプロ野球も、酒と涙と女と義理人情という黄金の組み合わせも虫酸が走るくらい嫌いです。あ、それから煙草もです。え?女に虫酸が走るって、おまえは同性愛かって?いーえ、私は異性にしか興味はございません。酒と涙と義理人情に結びつきやすいところがダメなのです。

さてさて、ここまで白状してしまうと、口さがない方々は、幼年期のトラウマに関わる精神的な逃避行動であるとか、潜在的社会不適応者としての傾向が伺える症例だとか、いろいろと精神分析などしてくださりそうな気がして、なんだかとっても楽しくなってきますが、なぜノスタルジー嫌いが発症したのかなどという、自分でもよく判らないことはおいといて、ほんとうの問題は、そういう性向の人間がなんで鉄道模型やジオラマなんぞ好きこのんで、飽きもせず、つくり楽しんでいるのかというところです。

機械やおもちゃが好きだ、というだけでは説明がつきません。あえていうなら、ドライなサイエンスフィクションを楽しんだり、自分にとって新しいものや仕組みをつくるのを楽しむように鉄道模型の世界を楽しんでいる、または、どこかにこれまで見てきた風景を下敷きにしていることはもちろんですが、ただ単純に自分にとって心地よい風景を目に見えるものとしてつくることを楽しんでいる、といった方がいいかもしれません。

つまり、これといったお手本はないし、利用できそうなパーツは利用しますが、それをフルに活用して、実物プロトタイプ、または、どこかで見たような作例とそっくりな形態や風景に仕上げるなんてことは、ぜったいに、気に入らない。何が何でも面白くない。まったくもって、やっかいな性格だと思います。

だから私の鉄道模型工作は、生真面目な「素晴らしき鉄道模型人」から見たら、想定外の楽しみ方だし、つくるものも評価対象外、ようするに箸にも棒にもかからないしろもの、となってしまうのは仕方のないことなのだろうなあ、としみじみ感じています。

まあ、模型工作趣味って、基本的に自己完結する性格のものですし、アートとか工芸とかのようにそれで何かを主張したり他人に評価を求めたりするものでもなし、自分としてはべつにこれで不都合はないのだけれど、だったら、なぜ、こんなブログやウェブページを継続しているのだろう、やっぱり、自分の記録をどこかに残したい、どこかで他人=社会とつながっていたいという感覚があるからなのだろうか、などと自問自答しています。

なんだか、最後は心理分析的な展開になってきて我ながら苦笑です(^^;;;


3/9 追記

三人の方からコメントをいただいて、考えされられました。

たしかに、みなさんの言われるとおり、阿部氏の記事が初めてTMSに出た頃は、純粋に、目の前にある細々したものを表現するテクニックに、ひたすら目を見張っていたものでした。

レイアウト全体の工作や情景表現のテクニックとしては、坂本氏の摂津鉄道、荒崎氏の雲竜寺鉄道祖山線などが当時の鉄道模型工作表現の最先端を行く記事としてあげられると思いますが、これらには、「郷愁を誘う風景」とか、昭和の真っ最中なんだから当り前ですが「懐かしの昭和レトロ」とか言う概念は、それこそこれっぽっちもありませんでしたし、今読み返しても、そのような味付けはどこを探しても見られません。

坂本氏の摂津鉄道のレイアウト構想には、自らが乗車勤務している沿線の風景を模型として表現したい、という意味の記述がありますし、荒崎氏の祖山線にはレイアウトで表現する鉄道の詳細な背景とストーリーが設定されていますが、これは郷愁とか慕情とかとはまったく違う概念でしょう。

懐かしの風景とか昭和レトロとかいうものは、現在、鉄道模型の世界に新規参入してくるある一定の年齢以上の人々を誘因する要素として、ことさらに強調されている味付け、というか戦略のようなものなのではないかと思います。

「懐かしの昭和」は、たしかに確実にブームになって一世を風靡し、一般に受け入れられて定着していますし、マーケティング戦略としては大正解と言えるでしょう。しかし、だからこそ、私は、そこに必要以上のうさんくささを感じるのだろうと思います。これは、ゆうえんさんの言われる「N&Sガゼット購読していても、コロラドのレイアウト作る気はない」というのとはちょっと違うような気がします。

鉄道模型の世界を楽しむのに、模型工作や鉄道が好き、という入り口と、昭和レトロや懐かしの風景、郷愁などというムード、情感、感動、という入り口があることは確かです。ただ、後者は、なにも鉄道模型でなくてもかまわない、模型工作でなくてもかまわないわけで、そこに、模型工作好きとして、なにかわけのわからない忌避感を感じてしまうのだろうと思います。

最近になって、テレビなどマスメディアでも取り上げられて鉄道模型が以前に比べてうんとポピュラーになってきたことはうれしいことですが、アートだとか工芸だとかマイスター(笑)だとかいうようなわけのわからん要素がなんだか妙に強調されていることが気になります。私のスタンスは一貫して、鉄道模型=おもちゃ&模型工作、なものですから、ここにも違和感を感じる要因が潜んでいるのかもしれません。

考えてみれば、日本で、鉄道模型がごく普通の人々に趣味として認知された(笑)のは、ごく最近のことですから、木彫り、陶芸、トールペイント、トンボ玉、ステンドグラス、編み物、ビーズ細工、ドールハウス、人形づくりその他諸々の手芸、工芸のように、こなれた趣味やポピュラーアート(大衆芸術。民芸などのことを言います。ポップアートのことではありません。念のため)にくらべたら、まだまだその取り扱われかたが特殊というかぎこちないところがありますし、これはしかたのないことなのかもしれませんね。

なにはともあれ、「昭和の鉄道と暮らし」も「地鉄電車慕情」も作例&模型資料としては非常に参考になる本であることは再度強調しておきたいと思いますが、入り口が模型工作とは違うという意味でも、ノスタルジー嫌いの性格としても、私としては、「そばに置いておきたくない一冊」(苦笑)であることに変わりはなさそうです(^^;;;

2009年3月 5日 (木)

お墓のミニチュアコレクション???

鉄道模型のNスケールに合わせた建物コレクションシリーズにとうとうお墓が仲間入り・・・

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お墓・・・

こないだお寺の本堂とか五重塔が発売されていたので、まさかとは思っていましたが・・・

これを使ったジオラマを作ったら読経のサウンドや線香の煙や匂いでムードを出すなんてことが普通になったりして・・・

2009年3月 1日 (日)

蒸気機関車型空飛ぶ円盤の宇宙船

NHKの子供向け教育番組をみていたら、目にとまりました。

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上周りが蒸気機関車で下回りがアダムスキー型空飛ぶ円盤の宇宙船というデザインは、なかなかのものです。蒸気機関で宇宙空間を飛べるのかなどという野暮な意見はこの際、言ってはいけません(^^;;;

円盤の中には、ちゃんと石炭をくべる釜口などのディテールもありました。

このコンセプトを考えたひとはエライ! 理屈もへったくれもなく、あるがままの感性だけで何の疑問も持たずに蒸気機関車と空飛ぶ円盤をくっつけたその発想がすばらしい、とおもいます。

ここまで徹底するからこそ、この蒸気機関車型空飛ぶ円盤が、楽しく好ましく見えるんだろうな、と妙な感心のしかたをしました。

よく見るとトランペット型の煙突から出ている煙は、虹色にそまった音符の形をしているし、ドームのある位置にはピストン(蒸気機関と同じくピストンと呼ばれるところがまたいいです)がうごいています。なかなか芸のこまかい演出ですね。

さて、これを模型化して遊ぶかどうか・・・やっぱりレールがないと食指が伸びません(^^;;;

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