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2009年2月

2009年2月26日 (木)

曲がった架線が気にならない理由

模型の架線が架線柱の間で線路に沿って曲がっていても気にならないのはなぜか、ちょっと考えてみました。

乗り換え駅から急カーブで分枝していく支線のカテナリーや市電のトロリー線などの風景をよーく思い出すと、急カーブでは架線柱の間隔を詰めて林立させたり、架線支持ワイヤ?をたくさん張っているのではなくて、線路からかなり離してたてた架線柱や架線支持ワイヤの間に支保線?を張り渡し、そこからカテナリーやトロリー線を何カ所もの点で小刻みに外方向に引っ張って線路の曲線に追従させていたように記憶していますが、どうだったでしょうか?

前に、曲がった架線は、模型を架線集電で走らせるための苦肉の策の構造だから気にならないと書きましたが、じつは、私のなかに、上に述べたようなイメージがあったから、架線が架線柱の間で線路に沿って曲がっていても違和感がないのでは、と気づきました。

それに、この記憶がただしければ、模型でも実物と同じようにするためには、急カーブで架線柱を林立させなければいけないと考える方がおかしいという事にもなりますね。

橋の場合は逆に、森林鉄道の軌道が等高線に沿って沢を渡るときのカーブした木橋(トレッスル)やガーダー橋など、急カーブであればあるほど、それに応じてスパンが短くなり、橋脚を介していくつもの短い直線桁が折れ曲がって連なる光景が眼に焼き付いています。だから、桁自体が曲がっているいないにかかわらず、急カーブで長スパンということ自体に違和感を感じるのでしょう。

ということで、やっぱりひとそれぞれ、これまでの経験や記憶から自分の内部に形成した感覚が、何に違和感を感じ、何に違和感を感じないかを決めているのだろうと思います。

2009年2月21日 (土)

虎ノ門病院のカルテ搬送システム

十数年ぶりに虎ノ門病院を訪れたのですが、天井を走るカルテ搬送システムが健在でした。これも広い意味では鉄道(笑)の部類にはいりますかね?

Sa3a0005

コンピューターによる医療事務システムが普及するずっと以前から稼働していた機械式のアナログなシステムですが、その実用性、有用性はいささかも損なわれることがなかったようです。

安全確保のためでしょうか、線路の下に飛来落下防止のためのアクリル板が取り付けられていたほかは、昔とちっともかわらず、天井のレールから逆さまにぶら下がったいくつもの自走式コンテナが、大きめの機械音とともに動き回り、トラバーサーに乗って次々と走路を変更しながら目的の部署へとカルテを運んでいく姿は、模型好き、機械好きにとっては、ほんとに見飽きることのない光景です。

それにしても、このシステム、かれこれ30年近くは稼働しているはずです。なんという安定性、信頼性でしょうか。実用システムというのはこうでなければいけないのだな、と感心も納得もした、久方ぶりの病院待合い室でのひとときでありました(^^;;;

2009.5.2

こちらに、カルテ自動搬送システムを作っているメーカーのページがあったので、リンクしておきます。

「病院内搬送システムの歴史」というページもあって興味深いです。

2013.1.25 追記

こちらに2013年1月現在の稼働状況の動画をUPしました。

2009年2月14日 (土)

ブレッドボード&電源タイマー回路

IC LM555をつかって、ボタンを押したら電源が入ってしばらくしたら自動的に切れるタイマーを自作しようとしたのですが、予想以上に工作に手こずってしまいました。

ネットでそのものズバリの回路作例が見つかってラッキー、と部品を買い集め、久しぶりのはんだづけ工作をはじめたのはいいのですが、配線し終わって電源を入れても動かない。簡単な回路なのに、何度配線を確かめてもわかりません。しかたがなくて、もう一度部品を買い直して組み立て直してみたのですが、それでも動きがおかしく、さすがに頭を抱えました。

でも、そのまま降参してしまうのはなんだかとっても悲しいので、こうなったら、と回路を仮組して確かめるブレッドボードという差し込み式の実験用基板を手に入れて、動きを検証することに。

Img_2235

このブレッドボード、使い心地はまるで、むかし遊んだ事のある電子ブロックというおもちゃのようです。ほとんどパズルを解いているような気分で組み立てを楽しむことができます。その事自体はとても楽しかったのですが、肝心の回路は何度やってもうまく動いてくれず、ああ自分ももう、ぼけ老人になってしまったのか、と情けなくなりました。

暗澹たる気持ちのまま、一旦休憩、とお茶を飲んでいるうちに、まさかひょっとして、と思いつき、ICを新しく買ってきたのに交換してみたら、なんと、あっさり動いてしまいました。

なんのことはない、昔むかしに買い置きしてあったICがダメになっていたんですね。何度も引っ越ししてますし、輸送の間に箱の中で揺れ動いて静電気でダメになったのかもしれません。

これまたひょっとして、と前に組んだ回路のICを差し替えてみたら、これも問題なく動きます。なんとまあ、とあきれはててしまいましたが、これで当初のもくろみどおりの回路ができたので、早速お菓子の空き缶をケースにしてまとめてみました。

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結果はごらんのとおり。ツナ缶のコントローラと組み合わせて、好きな時間だけ小さなエンドレスで小編成を走らせる事が出来るようになりました。

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結局、工作を始めてから土日祝日を挟んで約2週間、電子工作に悩まされたのか楽しんだのか、これこそ工作趣味の醍醐味というところかな、などとやせ我慢の見栄を張って、家族に苦笑されています。

それにしても、あまり古いものは、食べ物だけじゃなくて、電子部品もそのほかのものも、もったいないからと安易に引っ張り出してきて使うのは考えものだという事を、あらためて感じた出来事でした。

2/15 追記

せっかく買いなおした部品が余ってしまって悔しいので、ネットの作例通りに実験用基板をつくってみました。何度もやり直しただけあって、ずいぶんとハンダづけの要領が良くなりました(^^;;;

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2009年2月 8日 (日)

カーブしたデッキガーダー橋って……

いまごろになってですが、TMS2月号の表紙のレイアウト、ゆったりとゆれる水の雰囲気がなかなかいいですね。ただ、なんというか、写真を見た途端に違和感というか、すごく妙な感じが・・・

最初はどうしてかわからなかったのですが、記事を見て納得。ガーダー橋が大きくカーブを描いているのです。線路のカーブにあわせて曲がったガーダーを工作している写真も掲載されていました。

作者はおそらくは承知の上で、デフォルメのつもりで橋桁を線路にあわせてカーブさせたのだろうとはおもいますが・・・しかし、これはさすがにちょっと非現実的すぎるというか、見るほどに、見てはいけないものを見てしまったような、ものすごい違和感というか不安感を覚えてしまいました。

橋脚間が水平方向に大きくカーブした橋桁って、構造力学的にもあり得ないように思います。曲線区間であっても橋桁はほぼ直線か、よしんば曲線を描いていても重心を外すことのないごくわずかなもののはず。重心を外れるほどカーブしていたらそれだけで外側にころんでしまいますから。

ヨーロッパの鉄道によく見られる谷間にカーブを描く石積みのアーチ橋も上から見ると直線が折れ曲がった形です。でないと崩れてしまいますものね。

ただ、道なりにカーブした橋桁ってないことはないと思います。たとえば高速道路等の高架路とか。でも一般的な道路橋や鉄道橋では橋脚間に大きくカーブした橋桁を持つ橋というのは存在するんでしょうか?

2/12 追記

ネットで調べると青野さんのコメントのご指摘通り、昭和30年代から曲線橋がつくられているという事がわかりました。いろいろと発言するには、物事良く調べてからでないといけませんね(^^;;;

しかし、曲線桁の場合は、曲率が大きい場合、内側桁の支持点では上向きの力が働くので、やっぱりTMSの作例のようなガーダー橋は、時代設定からいってもちょっと苦しいのではと思います。

2/18 追記

トラス鉄橋やガーダー鉄橋でも、曲線橋が実際にあることがわかったし、私自身レールヨットその他、きまじめ?な鉄道ファンからしたらとんでもない模型を作っているのにもかかわらず、依然としてこのTMSの記事の急カーブしたデッキガーダーに強烈な違和感を感じるのはなぜなのか、われながら不思議におもって、ちょっと考えてみました。

模型では実物ではあり得ないような急カーブが当たり前ですし、人によって感じ方に差はあれ、その急カーブの線路を大型のテンダー機関車やF級電機があっち向いてホイ状態で通過したり、長大なボギー式客車の真ん中が完全にレールから外れてしまうような状態で走っていても、模型なんだからまあそんなものかな、とたいした違和感もなく納得してしまうような気がします。

それは、実物の風景ではあり得ない(通常は見られない)ことではあるけれど、物理的、構造力学的、自然科学的?な要件を満たし、安定を保っているからではないだろうかと思います。実物でも様々な機構で多軸の機関車の急カーブ通過を実現した例には枚挙に暇がありませんし、フランジが高かろうがタイヤが厚かろうがバックゲージが狭かろうが、それは実物でも可能なことで、条件さえ整えば、実物でも模型のような急カーブを走らせることになんら問題は無いはずです。つまり、なによりも、車両が急カーブの線路の上で、とにかく静的、動的に安定を保っている、ということが決定的な違和感を感じさせない最大の理由だといっていいのではないでしょうか。

ひるがえって、件の急カーブした長スパンのデッキガーダーの場合は、物理的、構造力学的には安定を保っていないことが明白なわけです。もし重心を損なわない範囲で曲がっているとか、短いスパンにして橋脚を入れ急カーブに対応しているとかなら、ここまで強烈な違和感は感じないだろうということもこれまた明白なように感じます。

模型の場合、スペースの制限や、パースペクティブの技法、視覚的トリックを利用することなども影響して、山や樹木を実物とはまったく比較にならないくらい小振りに作ったり、築堤の傾斜を実際より急にしたり、とんでもなく高くて垂直な崖を作ったりすることも普通にありますが、あまり不自然とは感じません。それは、物理法則、自然界の法則の範疇にあるデフォルメだからと言えると思います。

しかし、垂直な崖から針葉樹がまっすぐ水平方向ににょきにょきと突き出していたり、池の水面が大きく傾斜していたり、滝が空中を斜め一直線に落ちていたりしたら、さすがにこれはあり得ない風景だ、として違和感を感じるでしょう。急カーブした長スパンのデッキガーダーの例は、そういう感覚に近いのではないかと思います。

などといいながら、ヨーロッパ型の架線集電式鉄道模型の架線が曲線区間で線路に沿ってカーブを描いていても、「模型だから(急カーブで模型を走らせるための苦肉の策としての構造だから)」という理由で許せてしまったりするのは、いったいどうしてなのか、なんだか自分でもよくわかりません(苦笑)。

結局、模型のどの部分に違和感を感じ、どの部分に違和感を感じないか、というのは、個人の考え方の問題としてもいいのかもしれない、というのが結論のようです。

が、それでも地球は回る(笑)、もとい、急カーブした長スパンのデッキガーダーに生理的な違和感と不安感を感じる、と言いたくなるのは、これはもう、私の性格の問題と考えて勘弁していただくより仕方がありませんね。

2/24 追記

曲がったデッキガーダーについて、私とおなじように気になって、ブログで触れている方がおられました。記事の日付を見ると、私よりずっと前ですね。

この方のブログは初めて拝見しましたが、学究的、紳士的に楽しまれている正当派?鉄道&鉄道模型趣味の世界を覗き見させてもらっているようで興味深いです。

私なんかとはおおちがいですね(^^;;;

2009年2月 7日 (土)

0系新幹線

トミックスから出た0系を買ってしまいました。なんでこんなものを・・・

最初はBトレをとおもってたのですが、動力化したら結構なお値段になるし、どうせならNスケールで、ととりあえず基本セットと増結セットAの6両という半端な編成を購入。実物編成へのこだわりなどありませんので、私としてはこれで十分です。

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しかし、まあ、なんでまたこんなものを買い求めたのか、自分でも不思議でなりません。

本来、実物知識はほとんどないし、日本型本線もの、電車ものにはほとんど興味なし、のはずなんですが、現役を知っている小田急ロマンスカーと通勤電車、それから0系新幹線、乗った事のあるユーロスターだけは、どうも別格扱いになってしまったようです。

ということで、Nスケールは、中学高校時代に乏しい小遣いで買ったN車両群とこれらの編成セットがほとんど走らせる機会も無く、本棚に眠っています・・・

Bトレはときどき机の上で走らせて眺めたりする機会もあるのですが、Nスケールは走らせるのにも根性と手間がいりますし、ほんとにどういう神経で手を出したのか、我ながら不可解極まりありません・・・

歴代東海道新幹線車両のイメージ

実物鉄道への興味も知識もほとんどゼロという不埒な鉄道模型工作ファンの馬鹿話です(^^;;;

Nゲージの0系新幹線を買ってしまったせいかどうか、歴代東海道新幹線がどんなカタチをしていたのか興味が湧き、wikipediaとニュース記事から画像を拾って比較してみました。

Photo

いまは各地にそれぞれ特徴的な新幹線車両が走っているようですが、開業当初から東海道新幹線を走った車両に限って眺めてみると、なんとなくその変遷にある種の傾向があるように思えます。

最初の0系は、この時代の最先端の斬新なデザインといわれているそうですが、唯一の国産旅客機YS11とも通じるやさしい丸みが好ましい形状です。

「団子っ鼻」などという品のない言い方をするひともいるようですが、機関車、車両は女性形で呼ぶことからも考えて、どちらかといえば大和撫子の胸の丸みをイメージしたほうが適当なんではないかと思います(えらく巨乳ではありますが。苦笑)。

それが、後継車種の100系になると、そのやさしい丸みが角張り、とんがってさらに巨大にそびえ立つように突き出してきて、なんとなく欧米化した女性の胸のカタチを連想するようになります。

で、そのままどんどんとんがり続けるのかと思っていたら、300系では圧倒的なボリュームでどーんと前下方になだれ込むカタチに変化。たとえて言えば妊婦や授乳中のずっしりと張ったおっぱいというところでしょうか。

しかし、つづく500系はどうしたことか、これまでの女性の胸を連想させる形態とは相容れないとんがったジェット機のようなスタイルになって、色もブルー&グレーと若い男性のイメージに変化し、居住性に問題があるという評判もなんのその、子供には絶大な人気を誇るデザインとなります。

でも、ご安心のほどを。700系になって女性的イメージが復活。カモノハシのような、とも形容されますが、これまた女性の胸にたとえれば、授乳をおわって上部の肉が落ち、劇的に垂れ下がったおっぱいそのもの(根拠はこちらを参照)といえるような形状で、授乳を終えた母乳派のお母さん達にはとっても親近感をおぼえるデザインではないかと思えます。

ところが、N700系になると、いきなりその垂れ乳を支える両肩がいかり肩になり、下方のエラもぐっと張り出してきてなんとなくいかつい雰囲気があらわれ、男性的なイメージが加わってきます。

こうなってくると、つぎはどんな風な形状になるのか予想がつかなくなってきていましたが、今回発表されたE5系のデザインはなんと男性の象徴的イメージそのもの。
 
なんといいますか、長く伸びた円柱状の先端がやや上向きに反りあがるという、天狗の鼻を思い浮かべるような先頭車両の形態が、ちょっと気恥ずかしくなるくらい男性的なイメージを醸し出しています。

公表されたイラストはさすがにカラーリングを工夫してソフトでさわやかなイメージに見せていますが、その雄々しい形状は隠しようがありません。

このE5系、女性の鉄道ファンに意外と人気がでるのではないかなあ、なんて馬鹿なことを考えてしまいました(^^;;;

2009年2月 1日 (日)

ヴォワ リブる

ガゼットもずいぶん長い間購読していてマンネリ気味になってきたので、ことしから、定期購読誌を変えてみることにしました。

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どちらかといえば、ヨーロッパ型のカラフルでかわいいモデルが好きなので、結構楽しめるかなと思っていますが、今回はちょっと期待はずれでした。

しかし、これ、フランス語なんですね・・・いよいよ写真をながめるだけになりそうです。

voie libre って意味を辞書調べてみたんですが、どうもよくわかりません。「自由軌道」とでも訳せばいいのでしょうか?

ちなみにこの雑誌の名前、ボイエ リブレで通ってますが、フランス語読みでは、どうやら「ヴォワ リブる」となるようです。


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