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2008年9月

2008年9月28日 (日)

折りたたみ運転盤2

さて、篠原のナローフレキでも敷いて簡単なシーナリイでも・・・と思ったのですが、ここのところそういう豊かな景色を楽しめる快活かつ情緒的な感動を味わえない精神生活を送らざるを得ない環境にあるもので(苦笑)、適当かつ無味乾燥、もとい、シンプルかつ機能的なデザインに徹した運転盤として仕上げる事に決定。

ようするに、シーナリイなし。コルク道床の上に貼付けたヒノキの枕木にニッケルシルバーのレールをハンドスパイクして、それなりに統一したテイストでしあげることにしました。

ただ、普通にHOn30用の線路を敷くだけは、沽券に関わりますゆえ、どうせハンドスパイクするのならと、16.5mm、9mm、6.5mmのトリプルゲージの軌道を敷設するつもりで、作業開始。

まずは3mm角ヒノキ棒で枕木をつくり、ごらんのようなジグをつかって、コルク道床に貼付けます。

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次に、ワインボトルに巻き付けて癖をつけた70番引き抜きレールを、セオリー通りの手順でハンドスパイク。

結果はご覧のとおり。一見中央のレールが偏って敷かれた3線式レールのように見えますが、レールの頭の幅が約1ミリなので、16.5mmの間に敷かれたレールの左右がそれぞれ約9mmと約6.5mmのトリプルゲージとなります。

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折りたたみ式になるため継ぎ目の調整には少々手こずりましたが、ボギー用台車でスムーズに通過する事を確かめて、レール敷設は終了です。

給電は、真鍮線をレールの下面にハンダ付けして道床の裏に通し、リード線で左右のブロックを結線。どのゲージを走らせるかで、コントローラーからのフィーダー線を鰐口クリップで付け替える原始的方法をとりました。

仕上げのイメージは、ちょっと変わった「ミニ植木鉢台」または「コースター台」です。 

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ゆったりとワイングラスを傾けながら、観葉植物やカップを置いた周りに車両を走らせて、ながめて楽しむちょっとした午後のひととき、というとってもスノッブなコンセプト(笑)の演出に好適なアイテムになったかどうか。

折り畳んでどこにでも持ち運び出来る、植木鉢台またはカップ置き台付きのトリプルゲージ運転盤と割り切れば、まあ、成功といえないでもないなという出来に収まりました(苦笑)。

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2008年9月27日 (土)

折りたたみ運転盤1

100円ショップで折りたたみ式の植木鉢台をみつけました。

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こう言うものをみると、すぐに線路を敷きたくなります。

しかし、テーブルトップは約12センチ四方。あまりにもせますぎて、Nの線路でも半径5センチが精一杯。本当に特殊な車両しかはしらせられません。

というわけで、Bトレイン用動力の最小通過半径8センチにあわせ、シナベニヤから路盤を切り抜いて、テーブルトップに接着。上にコルク板を敷きました。

本日は、線路を敷くところまではいきませなんだ。

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2008年9月23日 (火)

移植ごての修理

嫁さん愛用の移植ごての柄が腐って折れてしまいました。それも2本とも・・・

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こての部分はしっかりした金属製ですから、錆だらけとはいえ、全く使用には支障ありません。捨てるのはあまりにももったいないです。

で、金槌みたいに柄の部分だけ売られていないものだろうかと、ホームセンターに行ってみましたが、団塊世代とおぼしきおっさん臭い店員が、じろっとにらんで「そんなものは置いてないね」の一言。新しいのを買えよと言わんばかりの応対でした。移植ごてなんて、使い捨ての扱いなんですね。

余談ですが、これまでの経験から考えて、客への応対は、若い臨時店員?の方がよほど知識も豊富だし丁寧親切だというのが実際のところです。エラそうな文句とまちがったプライドだけは旺盛な団塊正社員というのはほんとにカス、害毒ですね。

それで、まあ、しかたがなく、新しいのを買う、なんてことはもちろん意地でもしたくなくなったので、嫁さんがふと漏らした「すりこぎなんて柄のかわりに使えないかな」という言葉をたよりに100円ショップへ。
そこで見つけたこれ⇩を使って、

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一生懸命ナイフで差し込みの部分を削る事約一時間。ごらんのように、(柄の部分だけは)新品同様?に生まれ変わりました。

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嫁さんも、大喜び。これでしばらくまた不自由無く小さな庭で土いじりが出来そうです。

やる気の無い休日の唯一の工作活動でした(^^;;;

2008年9月21日 (日)

今月のTMS記事「軽便電鉄へのご招待」フリーランス雑感について

私は、基本的にはいわゆるフリーランス(フリースタイル?)にしか興味の無い模型鉄道ファンでありまして、いわゆる正当派鉄道模型趣味の世界から見たら、おそらくは規格外の楽しみ方ばかりやっているのではとおもっています。

だからというわけでもありませんが、「軽便電鉄ご招待」という記事のフリーランス雑感という項目での、カワイイ派、カッコイイ派という分類と話の展開が少々気になりました。

ここで言うカワイイ派もカッコイイ派も、実物のプロトタイプ車両があるということが前提の話のように思えます。

というのも、記事ではわざわざ、カワイイ派を「プロトタイプを寸詰まりにし・・・ショーティータイプのトイやデフォルメミニカーに広く用いられる手法です」と定義し、「先ずはしっかりしたスケールモデル作りをおすすめします」という一方で、カッコイイ派を「要するにプロトタイプへの不満を自己の美意識をもって改良しようするもの」と定義し、「自らの理想を全くのオリジナルデザインをもって表現することもありましょう」としています。

やっぱり鉄道模型というのは、その名の通り、実物の鉄道、プロトタイプの呪縛から逃れられないものなのでしょうか? このあたりが、私にはどうしても理解できません。

極端な話、鉄道車両なんてものは、線路の上を走るモノなら、なんだってかまわないと言って差し支えありません。

じっさい、実物のナローの世界、産業軌道の世界では、それこそなんでもあり。「事実は小説より奇なり」を地でいくことも多々あるわけですが、それだって誰かがその場その時の要求と必然性に応じて企画設計し、つくり上げたもの。それとおなじことを模型でやってのけることこそが、模型鉄道工作趣味の醍醐味だと思うのですが。

だから、フリーランス論議になると、必ず出てくるプロトタイプとの関係やスケールモデルとの比較など、そういうことが問題になること自体が不思議で不思議で仕方ありません。

「フリーランス雑感」の記事の最後から3つ目の文は、「貴方が考えて、創り出したフリーランス車両は、貴方自身の美意識がすべてを支配する貴方の鉄道世界の中では、必然性に満ちたスケールモデルであるはずです」という文になっています。

で、ま、そのあとに続くたいへん教訓的哲学的な、ちょっと読むのがはずかしくなるようなまとめの言葉はおいといて、この最後から3つ目の文は、そんなおおげさなもんじゃないぞ、とは思いつつも、まあ同感できない事はありません。

しかし、結局のところ、ここでいう「必然性に満ちたスケールモデル」の範囲には、カワイイ派でもカッコイイ派でもない、もちろん出来の善し悪しは別にしての話ですが、一介のどこの馬の骨ともわからんモデラーがまったく独自に創造したフリースタイルデザインのモデルなんぞは、きっと含まれてはいないのだろうなあ、と私(わたし)的には、どうにも妙にフラストレーションのたまる、記事の読後感なのでありました。


9月23日追記:

コメントに書き込まれた、

>フリーランスってそんなに話題にする必要あるの?
>レイアウトは恐らく99%がフリーランスですけど。

という文を見て、感じた事ですが・・・

フリーランスという意味、定義がよく整理されていないので、ひとによって思うところ、感じるところが違うのだろうなと思いました。

私の場合、フリーランスといったとき、たとえば下記のようなものを想像します。

ショーティー&デフォルメ車両のイラストレーション

Gn15ホットロッド・クリッター???

この人の作品、おもしろいです。

おもうに、こと、鉄道模型趣味の世界では、創造性、独創性、という概念は理解されがたいのかもしれません。

プロトタイプとか設計図とかそういうものがあって、そのとおりだったりそれをアレンジしたりすることよりも、何も無いところから何かを創り出したりデザインするほうが、実はうんと大変だと思うのですが。

このあたり、フリーランスの定義ともあいまって、鉄道模型(模型鉄道)工作(創作)趣味の根源にも触れる問題ではないかと感じる次第です。

というわけで、私の定義では、現在つくられているレイアウトの99%はフリーランスではないと言っていいと思っています。

2008年9月20日 (土)

レモン画翠

秋葉原へ行ったついでにレモン画翠に立ち寄ってきました。

ご存知の方も多いと思いますが、お茶の水駅前にある、設計製図・建築模型・デザイン・絵画材料の専門店です。

意外と小さなお店ですが、品揃えはほんとうにかゆいところに手が届く感じで、一般の模型店ではあまり見かけないような素材もたくさんあります。

これは、せっかく立ち寄ったのでと手に入れてきた洋風瓦のプラシートです。ほかにもトタン板やレンガやサイディング等いろいろありました。

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"特に建築模型材料の輸入、開発にいち早く着手し「建築にいちばん近い画材店」を自負しております" ということで、もちろん縮尺は建築模型の1/50、1/100、1/200というのが基準となりますが、ジオラマやレイアウト製作材料調達に、一度は訪れてみる価値があるとおもいます。

オンラインショップ建築模型材料トップ

ま、お役に立てればという事ご紹介してみました。

ところで、調光器のヒューズは使えそうなものがありませんでした。
さて、どうしよう。

2008年9月19日 (金)

手回し発電ユニット発売?

ナローゲージャーの間ではすでにおなじみの手回し発電ユニットが、タミヤから商品として発売されるみたいです。

その名も、手回し発電・クランク歩行メカ

Top
(注:画像はタミヤのページから引用)

いいところに目をつけた、というか、みんな考えつくことは同じですね。

売りは、エコ、なんだそうですが、自分の手でハンドルを回すとモノが動くという素朴な感動は、絶対受けることまちがいなしですよね。

商品化されるのが遅かったのではないかと感じるくらいです。

ただ、この発電ユニット、当然3Vモーター用ですから、鉄道模型様に使うには発電用モーターを取り替えるなどの工夫が必要でしょう。

2008年9月17日 (水)

調光器故障

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模型工作もぜんぜんしてないのに、半田ごての温度調節用に使っていた調光器が壊れてしまいました。

あけてみたら、ガラス管のヒューズが飛んでました。掃除機の電源プラグを机の下にあるウオールタップに差し込むのがめんどくさくて調光器に繋いだのがいけなかった様です。電流オーバーですね。

短絡すると使えますが、また過電流になったときは事故につながりかねません。修理しないと。

しかし、どこでこんなヒューズ、手に入るのでしょう? 困ったなあ...

2008年9月15日 (月)

ウッドランドシーニックスの修理工場?

どうにもやる気なしのまま、ぼちぼちと段ボールを整理していたら出てきました。

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かれこれ20年近く前につくったものでしょうか?

カメラ練習を兼ねてマクロ撮影してみました。ピンぼけ気味ですが、まあなんとか見られないことはないですね。

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ほかにも下塗りしただけで塩漬け状態のウッドランドシーニックスのメタルキットがいくつも出てきたのには、われながらうんざりしました(^^;;;

それにしても、模型工作はいうにおよばず、気力ゼロの日々がつづいております...

2008年9月14日 (日)

「1号機関車からC63まで」と「陸蒸気からひかりまで」

1号機関車からC63まで—細密イラストで綴る日本の蒸気機関車史

買いました。

眺めていてうれしいイラスト&資料集です。蒸気機関車が好きな模型ファンにとって、必携の書ですね。

でも、ほんとうのところをいうと、イラスト集としては、「陸蒸気からひかりまで」のほうが好みです。列車単位で描かれているという趣向と、なんといってもあのあたたかみのあるペン画の線が魅力だとおもいます。もうハードカバーの装丁がぼろぼろになってしまいましたが、あいかわらず飽きずに眺めています。

「1号機関車からC63まで」も、そういうたぐいの本になるでしょうか?

2008年9月 8日 (月)

「若年層のレイアウト離れ?問題を考える」

軽便鉄模アンテナ雑記帳で、「若年層のレイアウト離れ?問題を考える」という話題が展開されています。

ほんとにそうなんでしょうか?

雑誌やウェブページに発表される若年層のレイアウトがめだたないというだけの話かもしれませんし、よくわからないというのが正直なところです。

Bトレインショーティーの世界では、割と気軽に小さなレイアウトをひょいひょい作って楽しんでいるように見えますし、トミーテックのジオラマコレクション、建物コレクションなどの商品展開やメディアでのジオラマレイアウト作成番組、雑誌、ムックの興隆を見るにつけ、他人に公表?できるほどの独創性や完成度はさておき、既製品をうまく組み合わせながらそれなりにレイアウトを作って楽しんでいる若年層は、実はけっこういるのではないかとも思えます。

自分の経験から言って、場所がないなんてのは理由にはなりません。使える場所に応じてそれなりのモノを強引に作ってしまうのが、モデラーという生き物ですから(苦笑)。

ただ、レイアウト製作の場合は、どんなに既製品のストラクチャーや良くできた素材がそろっていても、その製作に関しては、一定の到達点というか、模範というか、正解というものがないという特徴があります。

一方、特に実物ファンから模型の世界に入った人たちは、実物の代替物として模型を所有するという傾向がありますから、コレクターではなくモデラーであったとしても、実物どおりいかに正確にディテールが再現されているか、が究極の目的、模型工作の到達点になります。つまり正解が存在するわけで、これはわかりやすい。他人の作品との比較や競争もしやすいし、評価も下しやすいですから、当然取っつきやすいし記事にもなりやすい。そういうことも影響しているのではないでしょうか。

また、観察していると、雑誌やウェブでレイアウトを発表している方々は、多かれ少なかれフリーランスモデルやナローを作ったり楽しんだりしている層が多い様にも思えます。

フリーランスモデルやナローはそれ自体正解のない模型工作でもあるわけで、そういう点からレイアウト製作に対して、心理的にも技術的にもより近い距離にあるのかもしれません。

でも、ナローの世界でも、木曾や沼尻などばりばりのファインスケールモデルを目指した世界もあるので、そこは何とも言えないところですけれど、気軽にレイアウトの世界に足を踏み込むには、実物ファンの性向よりも模型工作、おもちゃファンの性向が大事なように感じます。

なんにしろ、こうもレイアウトやジオラマ作成の環境がととのってくると、レイアウト製作における工夫、試行錯誤の模型工作の楽しさという世界がほとんど無くなって来つつありますし、誰が作っても一定のレベルというか同じ様なものができてしまうという現状が、自分の作ったレイアウトを公表するという機会をスポイルし、表面上、ビギナー層、若年層のレイアウト離れとも見られるような状況を生み出しているのではないかと思うわけです。


2008年9月 7日 (日)

これもダックス?

蕗狩軽便鉄道15号機、舞安野鉱山線、2-4-4-0 サドルタンクロコです。

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思わぬところにしまい込んであったので、すっかりその存在をわすれておりました。

スケールはSn2。製作記はこちらです。

これもまあ、ダックスのイメージで仕上げたものですので、枯れ木もやまのにぎわい、ダックス祭りに遅ればせながら、持ち込ませていただこうかどうか思案中です。

ティーサーバー取っ手修理

はて、DIYに入れていいのかどうか?

ティーサーバーの取っ手が壊れてしまいました。ボトル部分をささえるループ状のプラスチックをハンドルに止める部分が折れてしまったのです。力のかかる部分ですので、当然交換部品が供給されているだろうと販売店に問い合わせたら、別売はしていないとの事。

メーカーに直接問い合わせたら、モノを送ってくれればこちらで交換して送り返します・・・って、千数百円の製品ですから、送料を考えると新しいものを買った方がずっと良いように思えます。なんだか資源の無駄遣いを奨励しているように感じて、首をかしげたくなる状況です。

というわけで、自分で修理を試みる事に。

ひさびさの工作です。ここんとこ体力気力、頭の働き、手の動きとも最低の状況でしたので、出来るかどうかと心配でしたが、まあ、何とかなりました。

方法は、真鍮板で添え木?をつくってねじ止めしただけ。ちょっとぐらつきますが、まあこんなものでしょう。

折れたところ
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添え木?をねじ止めして

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完成!

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